1月21日の視聴
・『福井ザクザク!掘らナイト「密着200日!恐竜博物館リニューアルの舞台裏」』
→ああ、『ザ・バックヤード』でやってたあそこ⇩か!福井恐竜博物館。2023年7月リニューアルオープン。
【2023年『4月5日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230429/1682700526】
→2022年12月から始まったリニューアル工事。現場のトラブルとかもうこれ、半年単位の100カメやがな。
→福井県地方での、2023年8月25日の本放送。NHKも、地元密着で露骨に宣伝活動するようになったよね。利益は大事。
→本館恐竜展示を、44体から50体に増やす!
→なんだこの、外の真っ白な肉食恐竜のオブジェは?そっちのが気になるぞ。
→標本に“触らないでほしい”のはもちろんとして。“お客様から触れない距離に置く”のもリスク管理としては当然よね。
→湯川弘一研究員オススメの、獣脚類「モノニクス」(後期白亜紀)。全長1mでカワイイけど、肉食恐竜なんだよな。油断したらあかんえ。
→タルボサウルスの骨格、北海道むかわ町にまで持ち込んで、姿勢変更の手術を。場所がそこにしか無い、てこと?日本各地の恐竜展示の専門家、高橋功!
→名前付いてる化石?世界的に有名な?その名も“レオナルド”。その、ブラキロフォサウルスのミイラ化石、アメリカのモンタナ州の恐竜博物館から、10年間の期限付きで借りてる。
→クイズがつまらんな、この番組。
→リニューアル中にしか出来ない、頭骨のCTスキャンなどの研究。リニューアルって、図書整理日とか棚卸し的な目的もあるんだな。
→研究成果が、骨格の向きを変える。
→え、この修復は中原さん1人でやるん?新たな向きで置かれる、ファルカリウスの両手。
→世界に1つだけの、カンプトサウルスの脳の模型を、スタジオに…?緊張するわ。
→ティラノサウルスの頭骨復元体験!こーれーはー子ども喜ぶだろー!
→6月下旬。ティラノサウルスロボットの作業が。動いても他とぶつからない?ロボット制作会社のお二人の手腕。
→へー!恐竜の目には“瞬膜”があるため、そんなに瞬きはしなかったのか!
→そして。2023年7月14日、無事リニューアルオープン!
◆
・『100カメ「余命と向き合う人」』
→みんなステージ4なのよね。それなりに年齢はバラバラだけど、やっぱ30〜50代。
→カジカワさんの娘(10歳)が、今はもちろん、全く悲壮感など無いわけだけど。10年後あたりにまた何かで話聞きたいよね。不謹慎かもだけど、おそらく“遺族”になってるわけで。家族が「いつ死ぬのか」というプレッシャーと、どう向き合ってきたのか、感受性の強い年齢の頃の本音、とかさ。
→…そういうの考えると。一時的な動画もそれなりに価値はあるんだけどさ。経過やその感情の変化を表すなら、ブログだの日記だの書いて欲しいとは思うな。もちろん闘病中のお父さんにも。
→この若い奥さん(ととあさん。自衛官の妻)、出演者の中で一番具合悪そうなんだよな…。3回目の結婚記念日、4回目があるかも分かんないのがキツイよな。
→え。
「ととあさんは、この2週間後に亡くなりました」
…マジか…。でも、そうだよな。どの人も、明日急変して亡くなってもオカシクないんだよな。
◆
・『ドキュメント72時間「兵庫 さよなら 思い出のリフト」』
→人形抱えたちょっと発達障害の兄ちゃんとか、小児がんだった娘さん(現在30歳、8歳から)と一緒に来たお母さん(60代)とか、みんな色々あるのよね。
→旅行会社の22歳男性が、中学生くらいにしかな見えん。
→45歳で初就職の女性(今は70代)!?しかも教員?!
→小6の双子女子を育てるお母さん。今日は1人で。もうその年齢になると、お母さんについてきたりせんのですな…。
◆
・『NHK映像ファイル#701 あの人に会いたい「柳ジョージ(ミュージシャン)」』
→2011年10月、63歳で没。随分前だが、アンコール放送でないのはなんでだ?
→昭和23年生まれ。横浜に入ってきたアメリカ文化。ハンドメイドでエレキギター作ったの?こういうタイプの本気出す人って、イイ音出すよね。
→ザ・ゴールデン・カップスに加入(1970年)。ブームが去って、就職するも3日で退社。昔のミュージシャン、マジでその道しかやれないっつーか、(当時の)社会不適合者なんだよね。なのに昨今、品行方正が芸能人の矜持、みたいなアホな風潮に…。
→柳ジョージ&レイニーウッド結成(1975年)。許可得てなかった歌詞を、司馬遼太郎にアッサリ認められる(笑)
→「雨に泣いてる…」。
→柳ジョージ&レイニーウッド、1981年で解散。働き方が
→レイ・チャールズと共演?!
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・『NHK映像ファイル#702 あの人に会いたい「坂本龍一(音楽家)」』
→2023年3月、71歳で没。まあ、具合悪くなってから、本人も死期を察してか、度々特集組まれてた⇩しね…。
【2023年『1月10日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230201/1675214760】
→『ラストエンペラー』、最近全く地上波でやらないけど、坂本龍一の追悼がてら放送すればいいのになあ。
→坂本龍一が中2で出逢った、『ドビュッシー&ラヴェル:弦楽四重奏曲集』(ブダペスト弦楽四重奏団)。
→『戦場のメリークリスマス』(大島渚監督)、からの『ラストエンペラー』(1987年、ベルナルド・ベルトルッチ監督)。2週間でよく音楽仕上げたな…。
→いつもなら、この『あの人に会いたい』のテーマ曲で締めるところを、今回は坂本龍一のピアノで。
◇
・『NHK映像ファイル#703 あの人に会いたい「二代目中村吉右衛門(歌舞伎俳優)」』
→『鬼平犯科帳』で映像スタートするかと思いきや、『勧進帳』で。そりゃ人間国宝だもんな。2021年11月、77歳で没。私の父が彼より年上なのを考えると、若くして亡くなったように感じてしまう。
→八代目・松本幸四郎(初代・松本白鸚)の次男。わずか4歳で母方の祖父(初代・中村吉右衛門)の養子に?混乱してきた。どういう感情なのだろう。昨日までの“おじいちゃん”が、父になる、というのは…。
→しかも、10歳で初代・中村吉右衛門が逝去。これは誰を頼れば…?
→仏文科からフランス留学を試みるも、己の背負う“播磨屋”を重んじて一念発起。正統派の立役(=男役)として着々と。
→『勧進帳』やる人が、大河ドラマ『武蔵坊弁慶』を。当然といえば当然です。
→新作って演れるんだ。…スーパー歌舞伎やってた人が、実質退場してしまったからなあ。
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・『NHK映像ファイル#704 あの人に会いたい「野見山暁治(画家)」』
→2023年6月、102歳で没。戦没画学生慰霊美術館「無言館」を創設。
→大学を繰り上げ卒業して、出征?!そんなん可能なのか。
→えー!パリ留学して3年、やっとこさ日本に残した妻を呼んだら、1年後に死んじゃうとかどないなん?
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・『NHK映像ファイル#705 あの人に会いたい「あき竹城(俳優)」』
→2022年12月、75歳で没。てかさ、他にもなんか亡くなってる方々いらっしゃるけど、“選ばれない”基準はなんざんしょ。
→あああれ、山形弁なんすね。6人兄弟の末っ子!3歳で父上が亡くなったのはキツイよね。もう既に、他の兄弟は家にいなくて、母上と2人きりで育つの、それもう1人っ子ちゃう?
→運命を変えた、中学の修学旅行。そこで観た、松竹歌劇団。帰って早速母に相談するとこまではいるんだろうけど、それで市内のダンス教室に通わせる母もすごいな。
→ダンサーをしていた姉?そっか、前例が既にいたのね。コントがウケて日劇が盛り上がる。
【2023年『11月5日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20231206/1701796471】
→『家なき子2』はなんで写真白黒なんすか。
→『天地人』とか出てましたか。
→振り込め詐欺防止の映像に!
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・『NHK映像ファイル#530 あの人に会いたい アンコール「早坂暁(脚本家)」』
→2017年(平成29年)12月、88歳で没。
→『夢千代日記』、胎内被爆した芸者が主人公なんだ…なんかアレ⇩っぽいな。
→庶民を描く『花へんろ』。原爆を、対岸から見るシーンも怖いけどな。なんかどの映像にも桃井かおりが。
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・『NHK映像ファイル#624 あの人に会いたい アンコール「なかにし礼(作詞家)」』
→再⇩。2020年12月、82歳で没。
【2021年『5月3日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20210516/1621161283】
→3人兄弟の末っ子。満州産まれの人、この年代で多いよね。昔はよく分かってなかったけど、当時の人にとっては、あそこで産まれても「日本生まれ」ではあるのよね。
→ソ連参戦で命からがら小樽(父の実家)に。戦争の中で父は死に、帰ってきた兄貴はニシン漁への投機に失敗して借金まみれで家もなく…ってメチャクチャキツイやん。
→シャンソン歌手に拾われたあとの、自信過剰ぶりはなんなん。
→石原裕次郎の勧めで作詞家に?黛ジュンを託される、なかにし礼。「天使の誘惑」でレコード大賞!
→昭和45年、レコード売上上位100曲中、34曲がなかにし礼!
→兄貴の借金でまたも苦しみスランプに、しかしその兄からヒントを得た「石狩挽歌」(北原ミレイ、昭和50年)で復活!
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・『NHK映像ファイル#706 あの人に会いたい「森村誠一(作家)」』
→2023年7月、90歳で没。「森村誠一ミステリー」とか、J:COMでよくやってるんで、もう何年も前に亡くなってる人だと思いこんでた。
→埼玉県生まれ。
→就職したホテルの常連、梶山季之との出会い。フロントに預けられた原稿を、こっそり読む日々。
→『人間の証明』!松田優作じゃねーか。森村さん自身もホテルマンとして出演!映画のヒットで、小説も売る。KADOKAWA恐るべし。
→『野性の証明』!
→創作を生み出すアイテム、カメラやレコーダーの持ち歩き。演歌流しながら、書く。
【2020年『10月13日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20201023/1603388997】
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・『NHK映像ファイル#707 あの人に会いたい「平岩弓枝(作家)」』
→2023年6月、91歳で没。素顔初めて見るわ。
→文化勲章(2016年)とかもらってたのね。あ、安倍晋三さんが…。
→1954年、日本女子大学文学部国文学科卒業。家が宮司だったから、やたらカネに困ることも無かったんだろう。屋台の食い物を捨てたくだりも(親が腹壊すから食べるな、と言ってたとはいえ)、他の家ならゲンコツ食らうレベルだぞ。そのまま作家・戸川幸夫に師事してモノカキになろうとするのも、家が豊かだから「働きに出なさい」「お嫁にいきなさい」の圧力が強く無かったからにほかならない。
→長谷川伸の新鷹会に。池波正太郎もいるのか!ところで、平岩さんはアレよね、いとうあさこに似てるね。
→刀剣鑑定士だった父の影響を受けて書いた『鏨師』で直木賞。
→『御宿かわせみ』、40年も続いてたのか…。
◆
《「今日の理科」のコーナー》
→酸化還元反応を利用した一次電池・二次電池・燃料電池⇩のハナシから、さてどこに広がるか?
【2024年『1月11日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240128/1706423209】
→リチウムイオン電池!装置としては、「負極にリチウムイオンを含んだ炭素、正極にはリチウムイオンを含んだ金属酸化物」を入れ、電解液内では両極をセパレーターで分ける。放電・充電においてLi⁺が電解質内を移動する。
→へー、「炭素に含まれるLi⁺」のほうが、「金属酸化物に含まれるLi⁺」より、電子を手放し易いんだ。なぜ?
→そういや、私が昔、チャート式の「化学」で学んだ時、Liってイオン化傾向の並びに“無かった”気がするんだが。いつから含まれるようになったん?
→反応しやすさが災いして製品化しづらかったLiを、よくここまで…科学者はすげえなあ。
→化学カイロの原理を利用し、鉄Feから大きなエネルギーを取り出す。シュウ酸鉄(Ⅱ)二水和物(黄色い!)を試験管に入れて加熱。黒くなったのを散らばすと、空中でもすぐ燃える!危ねーな。
→クジャク石。銅が含まれてるの?
→製錬:鉱石から、金属を取り出す過程。
→“るつぼ”とか“マッフル”とか、あんま知らん実験器具が。活性炭とクジャク石を混ぜて加熱。おー、表面の赤いカタマリに。コークスによる銅の製錬だな。
→スクロース(砂糖)で銅を取り出す?!酸化銅(Ⅱ)と砂糖を混ぜて加熱。炭素Cが含まれてるからか!
→「電解精錬」。電気分解で、金属の純度を高める。茨城県日立市の、銅の電解精錬工場へ。すげーな、既に純度99%の粗銅から、さらに純度を…。「陽極の粗銅板と、陰極のステンレス板に、硫酸銅(II)水溶液中で、電圧をかける」。なるほど、ステンレス板に“純銅”が析出。純度99.99%!
→ボーキサイトからのアルミニウムの精錬も!
→吉野彰さん(2019年ノーベル化学賞)⇩の、リチウムイオン電池の開発。
【2021年『4月26日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20210508/1620472945】
…カーボンニュートラルってなんやったっけ。
つながりつながり。