3月4日の視聴
・『映像の世紀・バタフライエフェクト 第63回「イスラエル 孤高と執念の国家」』
→アカデミア美術館(イタリア・フィレンツェ)。…ああ、ダビデ像って、そういう…。それであんなもん持ってんのね。古代イスラエルの、ユダヤ人の王、ダビデ。“ダビデの星”か。
→ダビデから名をもらった、ダビッド・ベングリオン、ポーランドで生まれる(1886)。シオニズム運動を牽引したベングリオン。イスラエル(1948〜)初代首相!
→ネタニヤフ首相が、自らイスラエルを「我々はダビデなのだ」って言うなら、もう話し合いもなんもねーじゃんよ…。
→帝政ロシアのポグロム(集団虐殺)も、ナチス・ドイツのユダヤ人狩りもさあ…。
→シオニズム運動(=ユダヤ人が安全に暮らせる場所を作ろう)。
→ベングリオン(32歳)、第一次大戦のユダヤ人部隊の伍長とかしてたのね。
→マイム・マイムって、ユダヤ人が入植して井戸の周りで(農業生産の過程で)踊ってたヤツなのね。
→第二次大戦時の、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害。600万人死んだとか、マジかよ…。
→イギリスが委任統治を放棄し、国際連合で採択された分割案。結構カネが動いてたんだな。
→そらアラブ諸国も反発するっつの。決定、建国(1948年)後に第一次中東戦争(1948-1949)も起こるっつの。
→水の獲り合いもあったのか…一触即発。イスラエル軍参謀総長、イツハク・ラビン⇩!
【2024年『2月1日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240211/1707584260】
…まさかの、戦闘機200機をエジプトに向ける奇襲。第三次中東戦争(1967年6月)。守りを捨てるとは…。ヨルダンやガザも制圧?!6日で?!そりゃラビンも首相に推されるわな。…そして、とうとう手に入れた、“嘆きの壁”。
→武装ゲリラを組織する、ヤセル・アラファト。過激化する抗議行動。ハイジャックして旅客機爆破したり、ミュンヘンオリンピックのイスラエル選手11人殺したり。…それは酷い。
→ネタニヤフ、18歳のとき軍のエリート特殊部隊に?!怖えわ。
→1976年6月。ハイジャックされる、イスラエル人の多く乗る、テルアビブ発の航空機。ウガンダで立てこもる。ベンヤミン・ネタニヤフの兄、ヨナタン・ネタニヤフの特殊部隊に白羽の矢が。4,000km離れたウガンダへ、100名の特殊部隊で、武力で人質解放をする作戦!命令したラビン首相もラビン首相だよ…。
→106名中、102名を救出。しかし、ヨナタン・ネタニヤフ死す。
→アラブ側のインティファーダで、国際世論がアラブに傾く。そしてラビンとアラファトの握手が。…でさ。なんで和平に反対するユダヤ人かま、ラビンを殺すのよ。
→うーん…ジェノサイドと批難されるイスラエルを放置して、ロシアを責めることができるか?アメリカよ。
◆
・『NHK MUSIC SPECIAL「浜崎あゆみ〜ayu25年の軌跡〜完全版」』
→こちら⇩の完全版ですな。紅白15回分の秘蔵映像は楽しみです。
【2023年『10月10日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20231109/1699507401】
→ホントの出始め、マジで単なるアイドル扱いで、水着グラビアとかやらされてたもんな…。
→3年でベスト・アルバムが出たものの、本人は出すつもり無かったと。抗議のジャケット写真。「ごめんねマサ」てアンタ。…この辺の発言は、確かに削られてたかもな、前回。
→会場が大きすぎると、お客の顔が見えなくて淋しい…?NHKのスタジオとかは大丈夫だった、てこと?
→古市憲寿さんや、浅田真央さんのインタビューって、前回あったっけ?
→お。キタ。完全版のみの「紅白15回の軌跡」。コレはいいわね。
→「Nonfiction」(2022)の歌詞がSNS排人たちにスマッシュヒットするわな。
『その成功って何ですか?』
…あと、歌ってる場所、スタジオまでの廊下かな?完全にピンクに彩るの最高すぎだろ。
◆
・『100分de名著 ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” 第1回 「近代哲学を葬り去った男」』
→リチャード・ローティ。『哲学と自然の鑑』読みたくなってきたぞ。
→いやこれ…人文学者でコレを嫌うのも分かるわ。ローティが解き明かしてるモノは、権力者の“うまみ”をぶっこぬく行為なんだもん。
→あえてコトバを作り出して、誰かを批難したり、「オマエが間違っている」って決めつける方向に進めながら、己の権力を維持したいだけなんだよね。
→いや待て、“ワンオペ育児”は怒っていい話じゃねーだろ。無能の言い訳を誰かや何かのせいにする所業だぞ?元々、「コンビニや牛丼チェーンにおける、ブラックな業態」のことであって、定義の簒奪は、逆に権力の“うまみ”を掠め取った行為なのでは?それは、ローティが「なんか違くね?」って思ってる最たるものでは?
◇
・『100分de名著 ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” 第2回 「“公私混同”はなぜ悪い?」』
→…もう既に、第2回タイトル自体が<b>“公私混同”する人物は悪い人</b>ってなってるけど、いいのか?そこが確定だと言うなら、その根拠が無いと卑怯だぞ?
→その人の信念を支える“ファイナル・ボキャブラリー”。江戸っ子の例は分かりやすかったな。
→クラブ(私)とバザール(公)。
→あのさあ…指南役が、アッサリ「公共の場では、性的なイラストは良くない」を認めてしまっていて、いつも通り、
『おいおい、その線引きは誰がすんだよ』
…って気持ちになったわ。どっちつかずの事をローティは話してるのか?ホントか?
→少年期に「社会正義に目覚めたローティ」の時点で、もうなんかヒュッと引き気味になるわ…。いや待て、ここからローティの気持ちが変わっていく、てことかな?
→リベラル・アイロニスト。矛盾を個人の中に同居させていい…て、うまいこと逃げてるけど「Aとも言えるし、Bとも言える」っていう、『何も言ってないのに等しい』謎論理のカタマリじゃないの?
◇
・『100分de名著 ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” 第3回 「言語は虐殺さえ引き起こす」』
→“他人が勝手に他者を語り直す”という危険性。「文化政治」?それこそ、人文学者が大好きなヤツじゃねーの?
→架空の投書例。うわー、めんどくせぇ。フェミの言葉狩りやん。指南役(ヒチョルさん)はさー、「モヤモヤをコトバにすることが、哲学に残された唯一の使命」って言うけどさ。言語化した結果が、女権拡大にしかなってないこと、多くない?
→伊集院光さんが「“言葉狩り”とは別ですよね?」って言ってくれたけどさ。同じだよ、同じ。言語化することで、この屈辱的だという女性(仮)に配慮を求めてしまうなら、それは言葉狩りでしかなかろうよ。
→言わんとする内容を、前向きに捉えることは可能なのよ。可能なんだけど…いちいち、例がどうもなあ…。
→ルワンダの虐殺⇩の例。
【2022年『11月17日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20221207/1670350974】
→「人権」の危うさについての、ローティの見解。「人権は、役に立っていない」と。確かにな…。民族自決の時点で、まさに民族それぞれを「区別」することが、紛争の火種になってしまったものなあ…。
◇
・『100分de名著 ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” 第4回 「共感によって“われわれ”を拡張せよ!」』
→タイトルで嫌な予感はしてたが…「感情教育」とかいい始めたぞ?極まった結果、東アジアで女権が拡大してしまい。司法が「子殺しの母」の量刑が軽くなるように動いてしまっているのだが…。もう死んでしまった学者だから聞けないけどさ。今の世をどう思うか、リチャード・ローティに聞いてみたいわ…。
→いやおい、哲学的な分析を否定すんの?分析はええやろがい。なんか最初に『哲学と自然の鑑』とは、ローティの印象違うな…。
→ローティは『ロリータ』(ウラジーミル・ナボコフ、1955年)をどう扱う?
→うーん。弱者(ここでいう、移民に取って代わられた、アメリカの白人層)をも「われわれ」に含めよ、という意味はわかるけどさ。誰も彼も仲間だ、とか言い出すと無理が出るだろ。ローティはあくまで、ドナルド・トランプ大統領の出現を予言しただけであって。未来が全部分かる訳じゃないじゃん?「対話を続ける」ことに異論はないけど、やっぱり私は『対話を続けるとは、どういうことか』がハッキリしないのであれば、これを『ロクに決めようとしない』だけの詭弁と捉えるけどね…。
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・『ミニアニメ チキップダンサーズ「まどべでドキドキ」』
→筋肉はオレの命(byなんこつ)。
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・『ミニアニメ チキップダンサーズ「ぐらぐらボンボン」』
→骨が生えてたまるかー!!!!!!
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《「今日の理科」のコーナー》
・『アクティブ10 理科「地震」』
→ゲストナレーターは、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)。
→2016年4月14日、熊本地震の揺れのデータから、見つける不思議。…ってことは、このシリーズが作られたのはそれ以降、てことではあるな。
→震源地熊本、そして大分(震源から100km)、広島(同240km)。高校入試に出そうだな。P波とS波の速度の違いやね。
→この、錘(おもり)の実験も、P波(縦波)とS波(横波)の違い⇩。
【2024年『2月8日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240215/1707988944】
【2023年『8月11日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230904/1693757900】
…全国1,600箇所の「①地震観測網」。そして錘の実験での「②ゆれの伝わり方」。で、立体的に、震源から同心円上に伝わる「③ゆれの広がり方」。まさに自然科学の総動員。
つながりつながり。