2月26日の視聴
・『映像の世紀・バタフライエフェクト 第62回「CIA 世界を変えた秘密工作」』
→ジョージ・ワシントン大学内、「国家安全保障アーカイブ」。情報公開法によって入手した、CIAの文書を39年間分析。
→第二次大戦中の、CIAの前身「戦略情報局」(OSS)の映像。水中ロッカー!?文書の偽造も。ホントに出来るんだ…。
→戦後のイタリア総選挙に介入する、CIAとアメリカ本国。共産主義への嫌悪感を植え付ける。…この間さ、ソ連側は何しとったん?アメリカの差し金なのは明白だろーに。…明白ではなかったのか?
→CIAの地位を押し上げる、アレン・ダレス長官(第5代)。スパイ活動を誇りに持つ、筋金入り。OSSでも指導役。
→イランへの介入。イギリス利権だった石油を国有化したのは、モハンマド・モサッデク首相。利権を奪い返したいイギリス。アメリカに支援を打診。ダレスが始めた「エイジャックス作戦」。モサデクの自宅が襲撃を…それは良いのか?
→次の狙いは、東側のメインであるソ連。しかし、周囲から真綿で首を絞めるように。アメリカのラジオ・フリー・ヨーロッパが流す放送でプロパガンダ。ハンガリーのデモも。
→さすがのやり過ぎに、日和るアイゼンハワー大統領。煽るけど、助けないんか!
→次の狙いはチリ。ニクソンとキッシンジャーは、チリのアジェンデ政権打倒を目指す。経済政策で苦しめようとするも、支持者は減らない。低所得者が、一部の富裕層に偏る、富の再分配を求めるから。
→えっ!軍事クーデター!?チリ軍の猛攻撃にも屈せず、国民にラジオで呼びかけるアジェンデ大統領。自殺!?
→その後の軍事独裁者ピノチェトを支持するアメリカ。ミルトン・フリードマンの元に留学していた、“シカゴ・ボーイズ”⇩と呼ばれる留学生たち。チリに戻って次々と軍事政権の要職に。
【2023年『6月26日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230720/1689780227】
…そりゃ、フリードマンも恨まれるっちゅうに。
→親米国家だったイランは、1979年のイスラム革命以降、強硬な反米国家に。
→チリは、2022年にボリッチ大統領に。サルバドール・アジェンデを慕う彼が、痛烈にアメリカを批判。
→CIAの標的は今。ロシアに…。
◆
・『ドキュメント72時間「冬の北海道 村のコンビニで」』
→2023年3月10日本放送。うーん、日記エントリにしてないから、観てない…のかな?
→北海道のコンビニといえばセイコーマート、よね!村に1軒?どこだろ。
→札幌から車で北へ3時間、初山別村(しょさんべつむら)。2023年1月30日㈪から撮影開始。
→二重ドアは必須。
→保育士33歳。思いの外キャピキャピしてるな。結婚してる?…買ってるモノからして、して無さそう。早く婿をもらえ。
→みんな店長と知り合いだな。
→へー、娘の店舗出来たの、(撮影の)9年前。…22時に閉店します。
→なんか顔に合わないマスクする男性多いな。なんでだ。
→リボンナポリン!もしかして、北海道にしか無いのか?!
→削蹄師の男性。ヤンチャしてたらしい。ぽい。
→あ…やっぱ、役場が誘致したんだ、このコンビニ。平成26年に個人商店が廃業したため、村長自ら。
→村長は出張中。
→保育士また来たな。キャピキャピしてるな。
→学童で働く、26歳男性。大学出て、地域おこし協力隊でここに4年。保育士資格得るかも?もしかしてあの彼女と、お近づきになったりするかな?
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・『ドキュメント72時間「別府 “貸間”の人生物語」』
→双葉荘。
→客からナチュラルに発せられる“地獄釜”。
→70年前の、小学校(福岡・柳川)の同級生!
→51歳夫婦やら、64歳前後の3人組(男性)やら。大体みんな病気してるなあ。
→99歳男性、3年もおるんかいな。あと1ヶ月で100歳。ホントか?
→出産前に来た37歳。3人目?ええね!
→3人男性に、1人誘われた!ありそう!電気工事士54歳。結婚したこと無いねんな。だよな…そうじゃないと、なかなか長期休暇とって、こんな旅とか出来ひんもんな。
→歩いて5分から!夫はイラストレーター。プロポーズも貸間で?!お子さん2人いて楽しそうやね。イラストレーターなら、移住の決断も比較的しやすかったのかもね。
→こういう場が、「場所を選ばない仕事をする若い人」の集まる先になるんかもしれんね。石見銀山物語⇩みたいになったりして。
【2024年『1月14日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240129/1706511980】
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《「今日の理科」のコーナー》
・『NHK高校講座 生物基礎「免疫の応用」』
→なるほど、予防接種とワクチンの話ですか。ワクチンに必要な「適応免疫のしくみ」⇩から復習してくれるのもありがたい。
【2024年『2月25日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240311/1710159657】
…体液性免疫と細胞性免疫の、連携。過去に抗原の刺激によって活性化した免疫細胞は、同じ病原体の侵入時に、再び活躍する!
→一度作られた免疫細胞の一部が、そのまま体内に残る…という「免疫記憶」⇩。
【2023年『9月15日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20231012/1697094275】
→免疫記憶の仕組み。自然感染で初めての感染をした場合、(T細胞やB細胞の活性化に時間がかかるため)体液性免疫がはたらき出すのに時間がかかる。1週間以上?!
※この免疫反応が【一次応答】
→一次応答により出来た「記憶細胞(一部のT細胞やB細胞)」により、再度の病原体の自然感染には、即座に記憶細胞が増殖、抗体が増産される。
※この免疫反応が【二次応答】
→これらの、【一次応答】&【二次応答】のしくみが、『免疫記憶』。
→人工的に【一次応答】の状態を作るのが「予防接種」、そのために人工的に記憶細胞を作る物質のが「ワクチン」。
→生きた病原体を弱毒化した「生ワクチン」。一回の接種で十分な“免疫”がつくれる。
※副反応強い
→免疫をつくるのに必要な成分だけを製剤にした、無毒な「不活化ワクチン」。一回では十分な免疫が出来ないので、複数回接種が必要。
→エドワード・ジェンナー(1749〜1823)が広めた、天然痘ワクチン。
→“抗体は、特定の抗原とだけ結合する”「抗原抗体反応」。免疫グロブリン(というタンパク質)で出来ている、抗体。インフルエンザウイルスの型が多すぎるため、流行りそうな型を、毎年打つのか。
→抗原抗体反応を利用する、「血清療法」。北里柴三郎(1853〜1931)!破傷風研究の第一人者。…これはもう、『ドラマ10 大奥』⇩の世界。
【2023年『10月25日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20231124/1700755686】
→新型コロナウイルス、メッセンジャーRNAワクチンなのか。一次応答により、スパイクタンパク質(突起状の部分)に対する、中和抗体が。
→考案したのは、カタリン・カリコ(ハンガリー、1955〜)。2023年のノーベル生理学・医学賞。
つながりつながり。