2月24日の視聴
・『映像の世紀・バタフライエフェクト 第59回「石油 世界を動かした“血”の百年」』
→1956年の映画『ジャイアンツ』。ジェームズ・ディーンの遺作?エリザベス・テイラー!モデルとなった人物。それは伝説の石油王、グレン・マッカーシー(1907-1988)!皮肉を込めて呼ばれた、「テキサスの“巨人(ジャイアント)”」。
→石油採掘はまさにギャンブル。ビジネスに変えたのはもちろん…ジョン・D・ロックフェラー⇩。
【2021年『12月23日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220108/1641575317】
…採掘には手を出さず、精製販売に集中。
→大戦中も、大戦後も。争いの火種になる石油。その一滴は、“血の一滴”。
→チャーチル…飛行機を戦争に導入すべく(なのか?)自ら操縦を。海軍軍艦の「総石油化」を狙う。
→第1次世界大戦に持ち込まれる、戦車や戦闘機。そこで大量に必要とされる、燃料としての石油。
→大戦後、アメリカで退屈していた、のちの大統領、ドワイト・D・アイゼンハワー陸軍大尉。ある日参加した「大陸横断キャラバン」。そこで気づいた、舗装されたハイウェーの必要性。
→増える石油の需要。心配される供給。しかし、それを杞憂に終わらせるような、アメリカ各地での油田の発見。輸出先の1つは、日本。
→アメリカ駐在もしていた、山本五十六。真珠湾攻撃したくなかったろうな。国としての規模が違いすぎる。
→スマトラやボルネオの油田を接収した日本。
→アメリカ海軍作戦部長、アーネスト・キングは容赦などしない。日本のタンカーを狙い撃ち。
→終戦前に、戦後を見据えて「サウジアラビアの油田」の争奪戦を繰り広げる、ルーズベルト大統領とチャーチル首相。…イブン・サウード国王が選んだのは、ルーズベルト大統領のアメリカ。
→欧米の石油メジャーに対抗して、OPECを結成する産油国。既に溜まっていた不満が、アメリカがイスラエル建国を支持したことでさらに激化。イブン・サウードの息子、ファイサルの怒りが爆発する。そりゃそーだろ。
→シェル石油、事故があっても、結局石油採掘増産に踏み切ったのね。だって、エネルギーがこんだけ使われる時代にさ。燃料供給減らす道理が無いだろうに。温暖化を減らす気も、あんま無いしね、アメリカ…中国に負けるわけにもいかないし、大変ね。他人事ではない、けどね。
◆
・『病院ラジオ「広島赤十字・原爆病院」』
→白血病などの、がん治療に力を入れてる当病院。
→59歳で。病気のデパート(富澤・談)。「鉄板焼屋を20年」、すなわち39歳くらいからなんで、離婚してそうだな、と思ったらやはりシングルマザーやった。
→次男のフォルムがやんちゃそうだな、と思ったらやはり。リクエストは、いきものがかり「風が吹いている」。
→2人目は高校1年の女子。白血病。え?!OriHimeで学校の授業受けてるのん?すげー!吉藤オリィさん⇩も嬉しいやろ、この活躍ぶり。こんな使い方も…。
【2020年『11月27日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20201206/1607180977】
…しかし流暢に話すよなー、高1とは思えん。アニメ好きそうだな、とは思ったよ。もしかするとリクエストも…?
→リクエストしないんかい!
→投稿80歳のヒデさん(広島で被爆)のリクエストが、ABBA「ダンシング・クイーン」。
→63歳のヨウコさん。夫が「生きてくれ」って言ってたんで、千羽鶴折りながらなんとか生きてます。「東北は行ったこと無いんで旅行行きたい」って、他の地域は結構行ったことある雰囲気。裕福だの。リクエストは、さだまさし「いのちの理由」。
→28歳女性。幼少時より小児がんなどで手術の連続。なんか小説とかよく読むらしいけど。頭でっかちな思考に陥ってる腐女子感が。フェミりそうでメンドクさそう。
→亡くなったシンタロウ君の母。病院ラジオに出たかった、と。サンフレッチェ広島の新スタジアムに行って、ゲーム見たかったらしい。これ、絶対この番組(2月23日朝)のあとのJリーグ開幕(サンフレッチェ広島×浦和レッズ)に合わせただろ!
※広島が2-0で勝ちました。届いたのかな?
→リクエストはUru「それを愛と呼ぶなら」。いい歌詞。
→33歳男性。27歳時に発症し、5年目検査の結果待ち。奥さんとの馴れ初めやら、精子凍結保存前のアレコレの言い回しとか、面白い人だな。リクエストはthe pillows「Funny Bunny」。
◆
《「今日の理科」のコーナー》
・『NHK高校講座 生物基礎「免疫のしくみ(1)」』
→旧・生物基礎だとこのへん⇩かな。
【2023年『8月15日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230908/1694102708】
→【物理的・化学的防御】病原体を追い出す仕組み。くしゃみや咳、気道の繊毛運動、皮膚の角質層(バリア)、血液がかさぶたに、など。涙や鼻水や唾液には、殺菌効果のある酵素“リゾチーム”が含まれる!消化管にまで入り込んだ病原体は、腸の細胞が殺菌物質で撃退。…二重三重の防壁があるわけね。
→【免疫の主役・白血球】白血球は、赤血球のような「1種類の細胞」ではない!登場する5つのキャラクター。なるほど、好中球・マクロファージ・樹状細胞・B細胞・T細胞、といった「免疫細胞の総称が、“白血球”」なのか。初めて認識出来た。概ね、“血液から組織へ移動して活動”するっぽいんだけどここでいう“組織”って具体的に、何?組織液のこと?
→分類すると、
①好中球:白血球の6割がコレ。食作用をもつ「食細胞」の一種でもある。
②マクロファージ:病原体や、死んだ細胞などを、取り込んで分解。大型掃除機?!
③樹状細胞:これも「食細胞」。さらに、「抗原提示」(=その病原体の特徴を、ほかの免疫細胞に伝えること)の役割も持つ。
④リンパ球:血液と組織液を行き来している、B細胞やT細胞。(食細胞とは違い)特定の異物だけを認識して排除する。かつ、病原体の特徴を記憶。同種の病原体の侵入に素早く対応!
…①〜④の全てが、骨髄の「造血幹細胞」で作られる。
→小芝居が始まったぞー!!!「自然免疫」だ!炎症反応(蕁麻疹とかも)も「自然免疫」。マクロファージの活動、SOSの信号みたいもんかな。
→膿の中に含まれる、戦った好中球も。
→血液凝固によって出来る“血餅(けっぺい)”。なぜこうなる?…「血小板による“一次止血”」、繊維状のタンパク質“フィブリン”が「血球を集めて傷口を強固にする“二次止血”」。
→なるほど、この血液凝固(一次止血と二次止血)によって、血液の流出を防ぎ、細菌の侵入も防御しているのか。
→T細胞以降の劇は次回…なのか?
→基本的には、外界との遮断での血液凝固は良くても「エコノミークラス症候群」などで“血液中”で固まってしまうと、“血栓”となって危険。なるほど。
つながりつながり。