2月20日の視聴
・『ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪「大阪大学総合学術博物館」』
→大阪府豊中市の、大阪大学豊中キャンパス。リポーターはココリコ・田中直樹。
→1931年、日本で6番目の帝国大学として創設された、大阪大学。江戸時代の懐徳堂と適塾が源流?その90年の歴史で使われた資料や研究を一手に公開。へー。
→伊藤さん、田中直樹と以前から知り合いなのねん。
→国産第1号の電子顕微鏡(1939年)!世界初、ウイルスが見られるように!
→世界で初めて、エイズウイルスを立体撮影した医学博士・田中敬一(1926-2019)。
→マチカネワニの化石!45万年前?豊中キャンパス内で発見された(1964年)の?!恐竜研究が進められたキッカケでもある、と。そりゃありがてえや。そして、ホロタイプでもある。そんな一点もの、展示してええのん?
→伊藤さんがざっくばらんなので、サクサク話が進みますな。
→月の石の研究!なにこのデカいエグい装置。…え、この石、サハラ砂漠で見つかったの??「月隕石」。
→「月の砂」。コレはどっから手に入れたんです?…おお!アポロ15号が持ってきたヤツ!!!
【2023年『11月7日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20231208/1702021690】
…空気に触れさせるのは酸化するので、バツ。サビちゃう。ウランと鉛の数を数えて、リュウグウの年表を作る!
→ここへきて、伊藤さんの研究室へ。博物学…いや「本草学者」なのか!分類学の父、カール・フォン・リンネ(1707〜1778)。
→『自然誌』ハウトイン著。すげー貴重で興奮するさな。
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・『ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪「造幣局」』
→明治4年(1871)創設の造幣局。紙幣は国立印刷局、貨幣は造幣局で。リポーターは卓球の水谷隼。
→あ、大阪府大阪市なんだ。前回が大阪大学だったから、えれえ近場で取材してんな。
→併設の造幣博物館。たしかに、なんで造幣局、大阪にあるのん?(確定ではないものの「東京の治安が悪かった」「大阪への首都移転計画があった」「財界人が関西に多かった」など)
→豊臣秀吉が作らせた大判!デカい!キレイ!「天正菱大判」(1591年)。タテ17cm。
→卓球の記念貨幣!2019年発行。オリンピック金メダリストに響く一品!
→“種印”の仕上げは人の手で。10円表の平等院鳳凰堂の陰影が美しく。
→3つある、500円玉偽造防止技術。側面の「異形斜めギザ」。世界初の技術!表面のJAPANと500YENが読める、「潜像」。裏面の「微細文字」。
→大量に回収された500円玉が、溶かされるシーンがいいわね。もったいなさそうな目で見る水谷隼に「造幣局に帰ってきたら、もうお金ではないのです」「模様のついた製品、でしかない」と語る、広報の木村さん。確かに!
→理事長室に何をしに?てか造幣局なんだから、局長じゃなくて?理事長・後藤健二!
→あー!大相撲春場所の造幣局理事長杯か!…春場所だけなんすかね?にしても…36kgもあんの?!国民栄誉賞の盾、甲子園の優勝盾、名古屋城の金のシャチホコ…なんでもありだな!
→「150年受け継がれる技術」…?装金課、てのがあるのね。カメラ禁止。職人およそ80人による装金課。
→瑞宝単光章。春と秋の勲章か。うわー、キレイ。ガラス状の釉薬“七宝”。あー、七宝焼き、て釉薬の名前だったのか。
→大勲位菊花章頸飾。菊花賞…?競馬の「菊花賞」って、コレと関係ある…?
→糸鋸での、細かい作業。頸飾を任せられるまで、10年はかかる。
→東京オリ・パラのメダル作製者の1人、小野林翔平!若くね?水谷の持つ金メダルを触る小野林さん、「二度と触ることはないと思っていた」。そーだよね!
◆
・『こころの時代ライブラリー「積極的感受 作家・ドリアン助川」』
→2019年2月3日放送回。実は以前のアンコール放送も一度観てたりする⇩。
【2019年『10月14日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20191022/1571737046】
→映画『あん』⇩は良かった。
【映画『あん』のエントリ→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20211230/1640796965】
→当たり前だけど、私自身の人生のステージが変わったからか、かつての彼の歌に、当時ほど共感出来なくなってるのに気付く。
→ハタ坊のおでんの歌(「ハタ坊のおでん」)、好き。三角や、丸や、四角はあっても「バツは無い」。
→「あん」の声を聞く。
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→グラッドストン研究所で出会った師、ロバート・マーレー。成功者の秘訣、合言葉は“VW”。「Vision&Work hard」。目的と手段を取り違えるな。
→山中さんが留学中に発見した、ES細胞における「NAT1」(ナットワン)。ES細胞についてはこちらの生物基礎⇩で。
【2023年『12月26日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240119/1705652363】
…NAT1を働かなくすると、増殖は出来ても、「様々な細胞には、なれない」!
→奈良先端科学技術大学院大学で、研究室を!しかし無名。予算少ない。はて、大学院生をどう獲得する???
→マインドセットを変えてくれた、別分野の専門家との発表会。
→京都大学iPS細胞研究所(CiRA、2010年〜)の、初代所長に。
→そしてそれを辞して、自らの研究に戻る、59歳。NAT1を突き詰める!再スタート、果たしてどうなる?
◆
・『アナザーストーリーズ「オシムの涙〜W杯サッカー 知られざる闘い〜」』
→ボスニア・ヘルツェゴビナの「イビチャ・オシム通り」。イビチャ・オシム(1941-2022)の人生の軌跡。
→視点1は、“ピクシー”、ドラガン・ストイコビッチ。太ったなー。セルビア代表監督なの?
→W杯イタリア大会(1990)、トーナメントでPK戦まで進んだのね。ストイコビッチですら外すっていう。ロベルト・バッジョも外してたもんな…。
→祖国ユーゴスラビアの分断。ボスニア・ヘルツェゴビナでの内戦⇩。
【2022年『12月14日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230105/1672847255】
→日本でジェフ千葉を率い、日本代表も率い、脳梗塞から一線を退いたオシムに、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表チームの救世主の役割が舞い込む。
→視点2は、ファルク・ハジベギッチ(旧ユーゴスラビア代表)。FIFAの勧告に従わず、すわ、代表チーム解体かといった矢先の、オシムの奔走。
→2014年、W杯初出場!
→子どもたちが楽しくしてるのは、やっぱいいわよね。
→ありがとう、イビチャ・オシム⇩。
【2022年『12月15日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230106/1672931514】
◆
《「今日の理科」のコーナー》
・『NHK高校講座 化学基礎「溶液の濃度」』
→砂糖が「溶質」、コーヒーが「溶媒」、その甘くなったコーヒーが「溶液」。で、この「液体に、ほかの物質が溶けて、均一に混じり合うこと」そのものを、『溶解』と呼ぶ、と。
→で、まずは小学校でもやる濃度である、
質量パーセント濃度〔%〕
=(「溶質」の質量〔g〕)÷(「溶液」の質量〔g〕)×100
…昔、%が単位でなく割合を表す表記(つまり、単なる数値のみ)であると、小5の段階で理解し過ぎていて、「“×100”とかせんでも分かるやろ、なにそれ?」と思ったもんだよ…。
→今回だと20/220=0.090909…≒0.091なので、およそ9.1%。
→NaClの問は、80〔g〕×0.05=4.0〔g〕ですな。
→さて。6.0×10²³個の粒子の集まり(1mol)…すなわち物質量を使った濃度、
モル濃度〔mol/L〕
=(「溶質」の物質量〔mol〕)÷(「溶液」の体積〔L〕)
→お。「質量パーセント濃度1%のNaCl溶液、1kg」と「モル濃度1mol/LのNaCl溶液、1L」の比較。これは面白い。蒸発させると、明らかに後者の方が多そう。…最低でも58.5gはあるわけで、前者が1000gの1%で10gなのを考えると、それも当然か。
→ここの実験の注意事項は、テストに出るな。
→練習問題。2.0gのNaClは2.0/58.5〔mol〕。200mLの水溶液は0.2〔L〕だから2.0÷58.5÷0.2=0.17〔mol/L〕、かな?
…
……
………
あ、違うわ。あぶねー!NaClじゃなくて、NaOHだ。てことは、式量(23+16+1=)40だから、2.0÷40÷0.2=0.25〔mol/L〕でどうだ?
→お、有効数字の話が出てきた。2.0と40が有効数字2桁。小さい方に合わせるけど、偶然どちらも2桁なので計算後の有効数字は「2桁」で表記。よって、2.0〔g〕÷40〔g/mol〕=0.050〔mol〕、なのか。“50”の2桁。
※0.050の最初の“0.0”は有効とみなさない
→演習2問目。1.00〔mol/L〕の水溶液が250mLだから、4.00mol。で、NaOHの式量が40だから、40〔g/mol〕×4.00〔mol〕=160g?なんか多くね?
…
……
………
あ、違うじゃん!1.00〔mol/L〕×0.25L=0.25molじゃん!40〔g/mol〕×0.25〔mol〕=10g、だ!
※正確には、1.00も250も有効数字3桁なので、0.250Lと、0.250molで表記せよ
→「モル体積」って何だっけ。
※前回⇩やった、標準状態の気体22.4〔L/mol〕のヤツですな
【2024年『2月15日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240226/1708944404】
つながりつながり。