38年が霞む、75年ぶりのアレ

2月15日の視聴

 

・『映像の世紀バタフライエフェクト 第55回「エベレスト 栄光と狂気」』

→?なんでジョン・F・ケネディが?…あ、「なぜ登る?」『山があるからだ』の人、ジョージ・マロリーって言うんだ。イギリスの登山家。

→マロリーが到達出来なかったまま消息を絶って29年後。1953年、エベレストに初登頂(ヒラリーとテンジン)。

ラインホルト・メスナーの挑戦する、無酸素登頂。そして山野井泰史⇩。

 

【2023年『1月11日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230203/1675357221

 

1924年、英国エベレスト遠征隊。へー、エベレスト南側のネパール、鎖国政策で入れなかったんだ。で、チベット側から。チベット語の、チョモランマ(世界の母なる女神)。

→イギリスがこの山を知ったのは、この70年ほど前。で、1852年に、ヒマラヤ山脈に世界一高い山を見つけ、エベレスト(インド測量局・前長官ジョージ・エベレストから)と命名。チョモランマ、の名は知らず。…この、「知らなかった」ことが、のちのちどう効いてくるんだ?

第一次大戦で疲弊した国民を鼓舞する目的で、エベレスト制覇目指したの?それで鼓舞される時代なんだな。国家事業なのはいいけど、無報酬はちょっと…。

→この1924年4月〜6月の、ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンの挑戦。…8,700mまでは、行ってたんだな…。2人は、帰って来なかった。

→第二次大戦後、中国のチベット侵攻(1950年10月)で、エベレスト北側に入れなくなる。でも、ネパールが開国?それはチベットがそうなったからなのか、たまたまなのか、どっち?

→1953年、ネパールのカトマンズから入る計画に。190cmの長身、エドモンド・ヒラリー33歳。シェルパをまとめるリーダー、テンジン・ノルゲイ。「極地法」のため、荷上げをポイントポイントで細かく行い、多くの隊員を上へ上へ。サウス・コルまで。

→1953年5月29日。頂上アタックしていた、ヒラリーとテンジン。クライマックスへ。のちにヒラリー・ステップと呼ばれる難所を乗り越え、頂上へ!

シェルパの生活改善に尽力する、ヒラリー。

アメリカ隊が撮影した、山頂からのパノラマ、怖すぎるわー。

→日本隊の松浦輝夫と、植村直己!1970年5月11日、日本人初登頂!

→メスナー、無酸素で、シェルパもつけず?でも1回目はパートナー付きで、2回目は単独で。

→商業公募隊が生まれる。アマチュアが増えれば、そりゃ死者も増えるよなあ。

三浦雄一郎だ!80歳になっても目指す。変態か。

→テンジン・ヒラリー空港。シェルパの街の、エベレスト街道。

→豪華になるベースキャンプ。危険さが薄れたエベレストの登頂…。

テンジン・ノルゲイの葬儀に、外国からただ一人参列する、エドモンド・ヒラリー。なぜ1人?

→1999年に発見された、8160mでのミイラ化した遺体。ジョージ・マロリー!マジかよ!

 

 

・『スポーツ×ヒューマン「遥かなる一打を追いかけて〜阪神タイガース・近本光司〜」』

→29歳かー。一番ノッてるところだよなあ。

→昨年度の、得点圏打率はリーグトップ。日本シリーズでも5割?!

→バットを割とキツめに前に倒すフォーム。

→リーグ優勝時、2位に13ゲームもつけてたの?圧倒的じゃん。

→もう2023年9月の段階から密着してたのね。バットの下、拳1個分短く持ってるけど、いつもなのかな?打席ごとに変えてはいなさそう。

→吉村貢司郎を攻略。リベンジと言ってもいい。

→東京で試合があったら、行きつけの店で、必ずロースカツ定食。全部ストイックやねん。

→淡路島出身。三兄弟の末っ子。大学で投手から野手に転向。

→しんどいけど苦しくない、練習。

→『(ボールの軌道である)ラインをとらえる、というより、橈骨で(バットによる)ラインをつくる』オンラインミーティングしながら、新しい言語化を試みる。

→語りが橋本愛なの、少し違和感があるな。

→近本が6月の交流戦で抑え込まれた、オリックスの山本由伸投手。日本シリーズの対戦前の作戦は…。「認知を超えろ」。

東京大学・中澤公孝教授の実験に参加。脳波が割り出す、近本選手の無意識の能力。要は、「反射」みたいことが起こってる、てこと?

日本シリーズ第1戦。もちろん、相手は山本由伸。打席ごとに修正…してるのか?そして来たるチャンス。2戦タイムリスリーベース

日本シリーズMVP!

→「わかってたら、おもしろくない」。トップアスリートはどいつもこいつも…。おんなじこと言いやんなあ。

 

 

《「今日の理科」のコーナー》

 

・『NHK高校講座 化学基礎「物質量と気体の体積」』

→6.0×10²³個の粒子の集まり。1mol⇩!

 

【2024年『2月7日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240215/1707985572

 

→“気体”1molの体積(標準状態)分の箱。モル質量〔g/mol〕とつなげる。

→箱の体積は22.4L!ほとんどの気体が「1molでは22.4L(標準状態で)」なのだ!

※標準状態:0℃かつ、1,013×10⁵Pa(hPaヘクトパスカルじゃねーぞ!)

→つまり、モル体積〔L/mol〕は、標準状態では22.4L/mol、てこと。よって、

 

気体の物質量〔mol〕

=(標準状態での気体の体積〔L〕)÷(22.4L/mol)

 

→あーなるほど。標準状態でないから、11gのCO₂(ドライアイス)から1mol(44g)分の体積を求めると、24.4Lになるんだな。

アボガドロの法則(=どんな種類でも、標準状態では、1molの気体は同じ体積になる)。1811年に導いた、A.アボガドロ(1776〜1856)の仮説が、長い時を経て、数々の科学者によって証明されるという、素晴らしさ。

→シャボン玉、「重い方が先に落ちる」はちと物理法則としては間違ってる気がするぞ。「比重が大きい」、の方が正確では?

→ほら、気体の“密度”のハナシになったでしょ?“空気と比べて”密度がどれくらい大きいか、が落ちるスピードと関係するわけで。

※気体の密度は、H₂が0.089g/L、O₂が1.4g/L、CO₂が2.0g/L

→容器内で、空気入れたシャボン玉が、CO₂の上に浮くなら。これを利用して飛行する物体とか作れんもんかね。

→空気の平均分子量。なるほど、N₂:O₂が4:1と考えて、それぞれ0.80mol:0.20molとして、

 

28g/mol×0.80mol

+32g/mol×0.20mol

=28.8g

 

…から、「空気の分子量は“28”」。ふむふむ。

→利用価値。都市ガスのメタンCH₄(分子量16)や、それが不完全燃焼した一酸化炭素CO(分子量28)が出るので、警報機は天井や壁の高い所。対して、LPガスやプロパンガスはプロパンC₃H₈(分子量44)より、警報機は低い位置に。なるほど!

→応用問題、0.25molなのはすぐ求まるけど。この「22.4L/mol」と、それぞれの物質の「モル質量〔g/mol〕」(今回はN₂の28.0g/mol)を覚えてないと使えないのよね。…そーゆーのが分からん人が、「難しい!」て思っちゃうんだろうな。

 

 

 

 

つながりつながり。