上手くはいかなくても

9月22日の視聴

・『東北ココから「“個”を伸ばす組織とは〜全国優勝　仙台育英の育成術〜」』

→とうとう『NHK地域局発』の枠じゃなくなったんだな、『東北ココから』。9月16日の本放送（宮城県のみ）。

→む、為末大さんがスタジオに。なぜ？

→投手、球速140kmはないと出られないのか。結構キツくね？まあ、プロ野球はそれだけで契約してないだろうし、プロサッカーだとスカウト側に明らかに選考基準（年齢含む）あるだろうし、これは健全な流れとも言える。須江監督、恐ろしいな。

→荒木大輔さんが言うように「スタンドにいる選手が出ても、活躍できる」という真の全員野球。ピッチャーが5人も6人もいて継投するとか、ベンチ入りメンバーの上限を考えると、<b>おそらく「ピッチャー志望の選手が他のポジジョンも出来る」状態じゃないと成立しない</b>という意味でも、極めてサッカーチームに近い。一見、ワンマンじゃなくなったことで、個性がないと勘違いされるだろうが、選りすぐられた精鋭かそろっている、「ワンマンチーム」の「ワンマン」役を揃えたチームなのでは？

→弊害としては、「基準を満たせない選手の居場所は（選手役としては）無い」ため、ふるいにかけられすらしなかった生徒は、仙台育英では野球部を辞めるだろうし、なんならスカウト段階で仙台育英には入学できない。だから、仙台育英の育成方法に誰もが食いつきはしないだろう。

→為末さんが呼ばれたの、「選考基準が不透明なアマチュアスポーツ」の弊害を伝えてもらう役だから、でもあるな。陸上も柔道も、昔は酷かったもんな。監督の顔色をうかがわなくて済むチーム。

→生島淳さん、生島ヒロシさんに似てるな…。

※生島ヒロシの実弟でした

→須江監督、高校時代補欠だった、らしいが。その須江さんを監督として抜擢しようとした人間もすげえわ。つい、実績ある人間を採用しがちだし（とはいえ、今のポジションに来るまでに、監督としての何らかの実績あるとは思うが）な。

→優勝時の甲子園での、須江さんのインタビュー。「青春は“密”」「たまたま最後にここに立ったのが我々なだけで、全国の高校生の努力の賜物」とか、人がついてくるわけだよ。

→須江さん、連覇とか目指さなそう。「甲子園優勝が人生のピークじゃつまらない」「すぐ次の目標を持とう」という、まさに教育者。こういうの、白饅頭さんの先日のnote⇩に近い。

【『それでも、生きていく』のエントリ→https://note.com/terrakei07/n/n2986ad49ecca】

◆

・『新・にっぽんの芸能「蔵出し！名舞台　没後10年・十八世　中村勘三郎」』

→2004年のニューヨーク公演、めちゃオモロイやん！「夏祭」。ニューヨーク公演だから、捕物シーンで八丁堀でなくニューヨーク市警が！提灯でなく、パトカーのサイレン！！

→十八世襲名披露の「身替座禅」、浮気されてる奥方役って坂東彌十郎（北条時政）じゃね？