9月20日の視聴
・『NHKスペシャル「“染紅”変貌する香港−“自由と民主”が消えるとき−」』
→2019年の事件、2020年の国安法。そしてそこから2年で香港は、西欧世界で言う“自由”は無くなった。ジャッキー・チェンが歌ってるよ…そりゃまあ殺されたくねーもんな。
→天安門事件の記録を残した「六四記念館」(2020年当時)、今もあるのか…?もう、デモも集会も出来ないだろう…?
→2019年6月4日には開催出来た追悼集会も、2020年6月の国安法の成立以降は、もう…。
→リンゴ日報の廃刊。寄る辺のない記者たちの集う、「記者協会」すら、風前の灯だな。
→中華時報が開催する美術展への検閲も、だいぶ酷いな。
→香港の民を黙らせるため、経済面で優遇しようとする本土中国。“大湾区計画”。
→香港の25年間を否定すんなよ…。
→あーやっぱり。懸念してた通り、2021年9月に「六四記念館」の展示品は押収されてた!あっさり閉鎖。追悼集会の主催者である、市民団体の幹部は全員逮捕。
→報道に関わっていた人たち、六四を憂いていた人たち。皆の生気が失われていくのが見えるよ…。
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→昭和前期。20世紀前半!100年くらい前と捉えてよろしいか。
→昭和恐慌以降のあれこれ。こないだ⇩の続きか。
【『8月4日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220810/1660099563】
→レキデリ⇩でも気づかされたけど、ついついこの2020年代の国境で考えがちなところ、この頃の日本の領土を地図で確認するのはすごく面白い。
【『2月17日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220222/1645464286】
→人口増えると外に移民させがち、日本。
→関東軍参謀・石原莞爾(かんじ)。柳条湖(奉天郊外)で南満州鉄道爆破。ほー、満州って、ハルビンやウラジオストクも含んでるのか。
→若槻礼次郎(第28代首相)の不拡大路線を無視する関東軍。新聞社、もしかして部数増やすために、関東軍支持する記事書いてない?そうでなければ、なんも分からん民衆が、関東軍に喝采するか?!
→犬養毅首相(第29代)誕生。彼も協調路線。
→関東軍、満州国建国のために溥儀を利用。犬飼は満州国を認めず。そしてリットン調査団。
→五・一五事件。犬養毅暗殺。この人いなきゃ、緒方貞子さん⇩もおらんちゅうに。
【2021年『10月30日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20211110/1636481217】
→海軍の斎藤実(まこと)か第30代の首相に。殺して入れ替わる、とかよくもぬけぬけと。アンタか、挙国一致内閣。政党政治の終わり。
→松岡洋右は、国連で丁寧な捨てゼリフ。で、脱退する、と。なんで国民は支持しちゃうん?空気?
→大蔵大臣、高橋是清。金輸出を、再び禁止。
→軍部内の皇道派(青年将校、天皇中心)と統制派(幕僚将校、軍部統制)派閥争い。
→…からの、二・二六事件。皇道派1400人が、「皇道派中心の軍事政権」を樹立しようと、高橋是清も斎藤実も暗殺。…統制派と海軍に、4日で鎮圧される。何やってんの?コイツら。
→責任をとり岡田啓介(第31代)内閣、総辞職。広田弘毅(第32代)内閣成立。
→「軍部大臣現役武官制」復活?!軍部が大臣を出さない限り、内閣が成立させられないの?なんだそれ???
→それが日独防共協定、枢軸が形成につながる、と。
→日本の、華北分離工作、としての盧溝橋事件。内閣は近衛文麿(第34代)に。中国への派兵を認めたことで、日中戦争に発展。
→第2次国共合作!⇩結成された、抗日民族統一戦線の抵抗。南京を総攻撃する日本。そんな「南京事件」。
【『9月14日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220922/1663780167】
→1940年、汪兆銘を利用⇩して、南京に新政府を樹立。抗日民族統一戦線(英米露の支援あり)のさらなる抵抗。盛り上がってきた(おい)。
【2021年『9月7日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20210917/1631883492】
→国家総動員法の公布。国民徴用令(1939)、イヤすぎる。
→衆議院議員・斎藤隆夫の反軍演説。「戦争の目的や、終わらせ方を議論せよ」との彼の声は、彼を除名することでかき消された…。
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《『今日の数学』のコーナー》
・『笑わない数学「四色問題」』
→東京23区が四色で塗れた!
→日本地図も?!
→いや、どんな地図でも、は無理でしょ?1つの国に、4国接したらもうアカンやん。
→1852年ロンドン。そこで出てくるオーガスタス・ド・モルガン。ん?化学のド・モルガンの定理、の人?
※数学のベン図の計算だったわ、ド・モルガンの定理。化学じゃねえ。
→お次は1879年。アルフレッド・ケンプの論文が。…でもさ、そもそも「2万カ国ある地図」って何?
→「1〜nまでがOKなら、自動的に“n+1”もOK」と仮定するのか。数学的帰納法なのは分かるが、背理法にも見える。むしろ、四色問題が成り立たないことを証明しようとはしてまいか?
→二辺国(リヒテンシュタイン)、三辺国(パラグアイ)は当然四色以内で塗れる。が、四辺国(チェコ)や五辺国(ラオス)の時点で無理だろ?
→六辺国や七辺国の地図も、「二辺国〜五辺国の4種の地図に含まれる」ってどういうこと?
→強引な塗り替え作戦で、四辺国まで証明。五辺国も証明…したけど、誤りが発見される。
→その後の数学者が分割して挑むも、うまくいかず。1913年、アメリカの数学者ジョージ・バーコフが1つのパターンだけ五辺国も証明。…でも分割は無限。
→1970年代アメリカ。ウォルフガング・ハーケンたちが、コンピュータでこれに挑む!
※ハーケンさん存命だ!
→開始から4年後。1482個の分類を行い、塗ることが出来ることを証明!ホントか???今のコンピュータで確かめてみたい。
→泥臭い証明が、当時嫌われた、とのこと。「エレガントでない」と。別にいんだよ。証明できてりゃ。
つながりつながり。