放たれる2億の瞳

7月28日の視聴

・『映像の世紀バタフライエフェクト 第14回「難民 命を救う闘い」』
→前回視聴はこちら⇩。

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→2022年5月、難民・避難民が一億人を超える。難民はなんとなく分かるけど、避難民の定義は?
※“避難民”の定義は漠然としてる⇩。

【『https://shiruto.jp/global/4115/#:~:text=%E3%80%8C%E9%9B%A3%E6%B0%91%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%811951%E5%B9%B4,%E3%81%97%E3%81%9F%E4%BA%BA%E3%80%85%E3%80%8D%E3%82%92%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82』】

→フリチョフ・ナンセン。最初の難民高等弁務官。元々冒険家(探検家・海洋学者)だった彼が、なぜ?
→海流のみで北極点を目指す。結構すげぇ人だったんだな、ナンセン(北極点には届いてないけど)。レイフさんみたいもんかな。

→ナンセンを揺るがす、第一次世界大戦からのアルメニア、ベルギーの難民。そして100万人のロシア難民。150万もの飢餓難民。なんで彼に、国際連盟は白羽の矢を立てたのだ?
弁務官を引き受けるか迷う、ナンセンの背中を押した友人って、誰よ?
国際連盟から、ソ連への資金提供を拒否られたナンセン。写真を撮って、全世界で寄付を募るナンセン。クラウドファンディングじゃねーか?!
→身分証となる“ナンセン・パスポート”。ノーベル平和賞もらってたんだ。賞金はもちろん寄付しちゃうナンセン。受賞の8年後、ナンセン死去(1930)。
ユダヤ難民発生(ヒトラーの台頭)。弁務官ジェームズ・マクドナルドの苦悩。実態を伝えるための、覚悟の辞職。40ページもの辞職願。ユダヤ人迫害の現状。彼の推測通り、ユダヤ人は大量に虐殺された…。
→パリに逃れてきたユダヤ難民、エンドレ・フリードマン(のちのロバート・キャパ)。
→キャパと恋人のゲルダ・タローが撮る、スペイン内戦(1936-39)。ゲルダ、26歳で死す。戦車に潰されて…。
マルセル・マルソー。スイス国境まで秘密裏にユダヤ人の子を運ぶ。
モンサンミッシェルと、ロバート・キャパ
→第二のキャパを目指す、沢田教一
インドシナ難民。犬養毅の曾孫、緒方貞子⇩!

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→UNHCRの8代目トップとなる、緒方貞子クルド人難民を、どう救う?阻むのは“難民条約(1951)”。他国に逃れてないと難民ではない、という壁。内政干渉のそしりを免れない、「国内避難民をも“難民”とみなす」決断。
ボスニア・ヘルツェゴビナ。難民を救うため、自ら乗り込む緒方貞子。死ぬ覚悟無いと行けないぞ…?
ルワンダに残る、彼女の足跡。キャンプで産まれた子らに、サダコオガタという名が、何人もいる。
→緒方さん生きてたら、ミャンマーにもロシアにも香港にも激おこだよ。
ウクライナの戦地ブチャにいるのだ、今のUNHCRトップ、フィリッポ・グランディも。

・『NHK高校講座 地理「世界の農業を見てみよう」』
アメリカ合衆国北西部にこんな場所あるのか(パルース丘陵)。砂漠かと思ったわ。小麦畑か!刈取り、脱穀、選別を収穫しながら行うコンバイン。「企業的穀物・畑作農業」。
→オーストラリア中北部。東京ドーム53470個分の広さを、1つの家族が管理?!放牧している牛は、車で追いかける。敷地全体の様子は、自家用飛行機で。ロードトレイン(というトラック)。「企業的牧畜」。
→ダウエント・ホイットルセイ(地理学者)が、“企業的”ってつけたのか。条件は4つ。すべて満たさないとそう呼ばないのかな?
※広い土地、大きな資本、大型の機械、大規模生産、4つを満たすのが「企業的農業」。
→農業区分の大きなくくりは3つ。
→『伝統的農業』である、焼畑農業、集約的稲作農業、放牧。自給が主。
→18世紀の産業革命が『商業的農業』か。園芸農業や、地中海式農業。
→この2つ目(商業的)を広げたのが『企業的農業』。プランテーション農業もこのくくり。企業的牧畜、企業的穀物・畑作農業も。
→日本は、戦うのが難しい「安く大量に」な『企業的農業』より、付加価値と日本ブランドで勝負したほうがいいと思うがね。
→あ、オランダの例が。農地面積は日本の40%でも、輸出額は約26倍!これ以前も「世界のさまざまな地域を見てみよう〜ヨーロッパ①〜」⇩でやったな。同じシーンが。経営者のフランク・フォン・クレーフェさん。

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横浜市農地面積も農家の数も、神奈川県で一番なの???そんなイメージゼロだったわ。
→ブレーン(菊池俊夫教授)が言うように、海外輸出も悪くないんだけどさ。生命保険ばりに高齢者騙して(は語弊があるが)、ブランド化高めて国内需要を刺激してもいんじゃない?

・『NHK高校講座 地理「世界のさまざまな地域を見てみよう〜ヨーロッパ②〜」』
→イギリス南部からイタリア北部までの範囲、高い経済水準のこの地域を“青いバナナ”と呼ぶ!初耳でした。
→フランスのトゥールーズ。なんかサッカーチームのイメージある(私見)けど、航空機産業の拠点らしい。AIRBUS社、イギリスフランスドイツスペインの4カ国で1970年設立!アメリカのボーイング社への対抗馬として作ったのか。この4国で分業。いやこれ、ブレグジット後にどうなったかすげー気になるんですけど?!
→東西ヨーロッパの、経済格差の象徴。ルーマニアからドイツへの出稼ぎ。
→へー、ポーランドには旧ソ連と仲間だった頃の技術があるんだ。西欧や日本としては、ここは賃金もまだ安いから利用価値がある、と。これもだんだん是正されるわけで、次の蹂躙地域はアフリカかな…。
→ブレーン(加賀美雅弘教授)が「賃金が安いからよい」みたいな説に乗っかるの怖いな。これが差別だという認識ないもんな。
→ロマの受けてきた迫害。ナチスドイツに、ユダヤ人同様に収容所に送られたり。「ジプシー」って蔑称だったのか。ドラクエⅣも厳しいな。
→2015年の難民危機。シリア、イラクアフガニスタンから。豊かな生活を求めた北アフリカ住民まで。ドイツはこのとき受け入れたけど、ハンガリースロバキアは反発。そりゃ排除…というか、入国拒否に動くよな。ドイツほど豊かじゃねんだもん。

・『NHK高校講座 地理「世界の林業水産業を見てみよう」』
→木材輸出、世界第2位のカナダ。アルバータ州では、毎年一定の面積を定めて伐採を。なるほど管理されてるが、土地の広さあってこそ、だよな。日本でやたらと輸出しようものなら、次世代の樹木が育たないからな。
→ウルトラ重機がカッコいい。フェラーバンチャーで切り倒し、スキッダーで森林の外へ運び、プロセッサーで整える。そしてパルプ工場へ。
→あー、日本は樹木の大半が斜面にあるので、このウルトラ重機が使えないのか。
→1964年に、木材輸入完全自由化してたんだ。
遠洋漁業への打撃、石油危機(1973年)⇩か!

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排他的経済水域、1994年の国連海洋法条約に発効。これは衰退するわな。で、それを補うべく沖合漁業で乱獲して、そっちも衰退。これは養殖へ向かう契機か?
→仲田莉果教諭は以前も来てた(「世界の気候を見てみよう②〜いろいろな気候の違い〜」)⇩よな。

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→ほーらね。養殖よね。近畿大学でのクロマグロの“完全養殖”の成功!
→精原細胞のしくみ、おもしれーな!精子にも卵にもなるのか!
→紙の原料、いまや古紙が60%を占めるのか!
→植林には地域住民との関係が大切になってくるのね。日本国内の地域再生にも言える。

・『NHK高校講座 地理「世界のさまざまな地域を見てみよう〜ロシア〜」』
→これはウクライナ侵攻のあたりで特集してた記憶あり⇩。

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・『NHK高校講座 地理総合「気候変われば暮らしも変わる?〜各気候の生活〜」』
→へー。米と小麦の生産量(2019年)は、どちらも「1位中国、2位インド」か。人口のナンバーワン・ツーだからそりゃそうだろう。米は3位〜7位が「インドネシアバングラデシュベトナム、タイ、ミャンマー」に対し、小麦は「ロシア、アメリカ、フランス、カナダ、ウクライナ」。小麦は広い土地が必要なのかな?
→温暖で雨が降るならコメ、寒冷な雨が少ない地域は小麦、てとこかな。
→いうても小麦、「寒冷な時期がある」程度で、年中寒かったらダメそうだな。
ケッペンの気候区分⇩。

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→こないだの大気大循環や亜熱帯高圧帯⇩の知識も利用しながら。

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→スコールって、「午後に激しい雨を伴って吹く“強風”」のことなのか。風でなく雨の方だと思ってたわ。
イフガオ族の“水田稲作”、て言ってたけど、水田以外の稲作もあるのか?
→ロシアの高床式住居、永久凍土のせいか。





つながりつながり。