その死を飲み込むまでに

12月25日の視聴

 

・『日本の話芸 林家正蔵 落語「鹿政談」』

→収録は2023年10月22日。かつて柳家小三治⇩さんに稽古をつけてもらったという…。

 

【2021年『10月24日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20211103/1635911209

 

…「鹿政談」、神田伯山の講談ver.⇩も大爆笑でしたけどね。

 

【2022年『5月16日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220522/1653146415

 

→最後はダジャレで。

 

 

・『フランケンシュタインの誘惑 29min.「水爆 欲望と裏切りの核融合」』

→1954年3月1日。水爆実験が、第五福竜丸事件を。

→水爆を開発した、理論物理学者のエドワード・テラー。1908年ハンガリーブダペスト生まれのユダヤ人。

ナチス台頭を恐れ、1935年にアメリカへ亡命。核分裂の発見(1938年)を超え、核融合の実現に傾倒していくテラー。

マンハッタン計画を進めるロバート・オッペンハイマー。そこに、協力者として、水爆の可能性を熱弁するテラー。互いにその実力を求め合う二人…しかし。

→広島・長崎への原爆投下で原爆開発から去る科学者たち。そこへ降ってくるソ連の原爆開発の成功。焦るテラー。開発を促す。

→ジェノサイドを避けるため、水爆開発までは必要としない、とするオッペンハイマーアメリカ自身は、ソ連の脅威から水爆開発に傾く。責任者になるテラー。科学のために魂を売っていく。

→仲間の数学者スタニスワフ・ウラムの発想を元に、閃くテラー。外からの原爆の爆発による圧縮と、内側からの核分裂で高温状態を維持する“テラー・ウラム設計”の発明。オッペンハイマーまでも、褒める設計。

→テラー、上司としてのモチベーター能力の無さから、責任者の座を追われる。…そうか、水爆実験自体は見てないのか…。

→増していく、オッペンハイマーへの反発。逆恨みに近い。愛嬌無かったんだろうなあ。最終的にオッペンハイマーを追い落とす行為で、他の科学者からも疎まれるテラー。

→出会った頃の2人には、ついぞ戻れず…。でも、死んだの2003年9月9日なんでしょ?95歳での死去は、大往生じゃない?

 

 

・『フランケンシュタインの誘惑 29min.「宇宙に魂を売った男」』

→タイトルからして、フォン・ブラウンだろ、コレ。

→1912年ドイツ生まれ。110年ほど前やね。両親とも貴族、そして父は農業大臣にも。映画『月世界の女』に魅入られるヴェルナー・フォン・ブラウン

→ベルリン工科大学入学し、ドイツ宇宙旅行協会に入会。莫大な費用を捻出するため、ドイツ軍にすり寄る。

→…なるほど。第一次大戦後の、ベルサイユ条約で軍備を禁じられていたものの、その抜け穴である「弾道ミサイル」をアピールしたのか。

→20歳でドイツ陸軍兵器局に入るフォン・ブラウン。いよいよか。

→モチベーターでもあったのか…それは良かったのか悪かったのか。

→敗色濃厚の1944年、ロンドンにV2ロケットをぶち込む。悪魔か。

→兵器局に入ってたヤツが「兵器に使われるなんて思ってませんでした」じゃないわいな。

→危なくなって、アメリカに逃げるフォン・ブラウン。能力と技術を売り込みやがった。

弾道ミサイルレッドストーン」。

ソ連の「スプートニク1号」が、アメリカの対抗心に火をつける。フォン・ブラウンが息巻く。

人工衛星で巻き返すも、ガガーリンの有人宇宙飛行でまた抜き返すソ連。ならば…月に降り立つしかない!

→サターンⅤで打ち上げられるアポロ11号。夢を叶えたフォン・ブラウン

→1977年6月16日、すい臓ガンで死去(65歳)。好き勝手やって満足して死んだな、コレ。

 

 

・『フランケンシュタインの誘惑 29min.「強制終了 人工知能を予言した男」(終)』

人工知能を70年も前に予見していた男、数学者アラン・チューリングエニグマ解読⇩の人か!

 

【2023年『8月28日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230924/1695533167

 

→数字に異常なる興味を持つ人、イジメられがち。親友モーコムにより満たされ始めたチューリングの心。しかし、ケンブリッジ大学への入学が決まった直後、結核で死ぬモーコム。

→第二次大戦により、高度な計算機の研究から、イギリスの暗号解析機関にヘッドハントされるアラン・チューリング

→暗号解読機ボンブ。36個のエニグマをつなげたスグレモノ。人手で1週間かかった解読が1時間で!しかし…解読したとドイツにバレないように、数々の裏工作をするイギリス。

→それなら、戦後に功績をたたえてやっても良かっただろ!チャーチルよう!ドイツからかっぱらったエニグマ、植民地に売りつけるしよォ!なんでいつも汚えんだ、イギリス。

→もったいないな…とは思いつつ。チューリングが落とし所で満足出来る人間では“なかった”ことは、この記事⇩を彷彿とさせるなあ。

 

【『白饅頭日誌』→https://note.com/terrakei07/n/n9ec0b66a85e8?magazine_key=mf9008e78083b

 

→なんで逮捕された?!同性愛?!刑として女性ホルモン撃たれたりしてんの?理不尽。でも当時に私が生きてたら、おんなじように同性愛蔑んでたんだろうな。

→自殺。享年41。

→「機械が実権を持つことになる」。

 

《「今日の理科」のコーナー》

 

・『NHK高校講座 物理基礎「なぜ交流を使うのか〜直流と交流〜」』

→(あー!あんなに書いたのーにー!!消えたー!!!ジャーもー思い出しながら書くしか!書くしかー!!!)

→DC(直流:DirectCurrent)とAC(交流:AlternatingCurrent)。

→家の照明も、点滅してるだけだけど、気づかれない程度なので交流で機能している、と。

→V₁:V₂=N₁:N₂。電圧とコイルの巻数の関係。そんな変圧器(トランス)。

→高電圧にすることで(P=VIより)電流Iを小さく出来るので、送電中のエネルギーのロスを減らせる。なにか釈然としないが、その「変圧するためのエネルギーロス」よりも、「送電中の熱エネルギーのロス」の方が損失がデカい、という判断なのだろう。

明治20年の皇居周りのエジソン型直流発電機は、あまり遠くまでは使えず。そしてテスラ型交流発電機に敗北する…。

⇒それにしても消えた文章が物理だから思い出せたものの、専門じゃなかった「生物」「地学」系だったらお手上げだったな…次回の記事から記事の書き溜めは気をつけなければ…。

 

 

 

 

 

つながりつながり。