6月19日の視聴
・『映像の世紀・バタフライエフェクト 第39回「独ソ戦 地獄の戦場」』
→#37,38はこちら⇩。
【2023年『5月30日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230627/1687794747】
→「双方合わせて3,000万」の死者といいながら、その後に『ソ連の同胞2,700万の犠牲』とか言うと、ソ連の方が死んでるやんけ、て気持ちにしかならんが。そんなに死者の数に差があるのに、なぜ“合わせて”表現したのか。番組サイドの意図、そっちの方が気になる。
→日本でも当時「独ソ戦線」って番組紹介してたのね。1941年6月22日、ドイツの奇襲で開戦。独ソ不可侵条約(1939年8月23日)⇩、破られたんだよね。なんで?
【2021年『12月23日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220108/1641575317】
→スターリンですら、寝耳に水だったのか…。しかし奇襲のショックから立ち直ったスターリンの“大祖国戦争”のコトバに突き動かされ、戦争に向かう男たち。…でもコレだけ見ると、今回のウクライナ侵攻においては、ソ連が「今のウクライナ」で、ヒトラーが「今のプー○ン」じゃないのん?
→ソ連軍の爆弾犬!ドイツの戦車300台を爆破。とはいえ、まあまあ失敗したやつね。
→冬が、ドイツ軍を阻む。それでも彼らの足は止まりはしない。クレムリンを覆う、阻塞気球による空爆防御。
→寒波がドイツ軍を襲う!極東軍・シベリア師団が逆襲。やはり天災は戦争の趨勢を決める。ドイツ軍の敗北。
→諦めないドイツ。1942年8月23日、スターリングラードへの未曾有の空爆。…しかし、ドイツが味方への誤爆を恐れて空爆しづらくするための、ワシーリー・チュイコフの、市街地の外への誘導。熾烈な白兵戦。
→ロシア軍に産まれる脱走兵。督戦部隊が、逃げようとする味方兵を撃ち殺す。家族も収容所へ送る。鬼かよ。1万3,000人も味方殺してどーすんの?!
→ヒトラーがパウルスに命じた「死守」…。そして訪れる投降、捕虜に。
→イタリアが先に降伏したのは知ってたけど、降伏後のイタリアが、ドイツに宣戦布告してるのは知らんかった。無知でスイマセン。
◇
・『映像の世紀・バタフライエフェクト 第40回「ベトナム戦争 マクナマラの誤謬」』
→国防長官、ロバート・マクナマラ。データでベトナム戦争に勝利しようとし、そしてアメリカを敗北に導いた者。
→太平洋戦争末期、B-29の大量投入で焼夷弾を落としまくる作戦を提案したのが、陸軍中佐ロバート・マクナマラ(当時28歳)!
→戦後すぐフォードに入社。分析チームが立て直しを図る。1960年、入社15年目に社長に抜擢!しかしその7週間後、ケネディ大統領に国防長官の打診を受けるマクナマラ!熱いな!
→南ベトナム、アメリカの傀儡、ゴ・ディン・ジェム政権。全く南ベトナム国民の信頼を得てないソレを、撤退する提案をするマクナマラ。ケネディ大統領がソレを了承した矢先、暗殺される⇩!
【2020年『5月2日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20200511/1589125912】
→撤退を白紙に戻すジョンソン大統領。…やむを得ず従うマクナマラ。地獄はここから。
→トンキン湾事件!北爆の口実、ここに成立。
→北ベトナムの軍事の天才、ボー・グエン・ザップの進めるゲリラ戦。
→ベトナム担当ながら、国防総省に所属していたダニエル・エルズバーグに問う、マクナマラ。「なぜ戦況は良くならないのか?」
→国民に嘘をつきながら、裏でジョンソン大統領に戦争からの撤退を進言する苦しさ。これはキツい。マクナマラ、頑張ってんじゃん…。
→そして、テト攻勢(1968年1月30日〜)⇩。
【『映像の世紀⑨』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20211210/1639072064】
→ジョンソン大統領との軋轢。退任するマクナマラ(1968年2月29日)。そして、盗みだされ、新聞社にリークされた“ペンタゴン・ペーパーズ”!リークしたのは………ダニエル・エルズバーグ。世界銀行総裁となっていたマクナマラは、沈黙。
→ボー・グエン・ザップと会う、後年のマクナマラ。2009年に死去。
つながりつながり。