モナミ(そっちじゃねえ)

名探偵ポワロ 全巻DVD-SET

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  • デビッド・スーシェ
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10月2日の視聴

 

・『100分de名著“シャーロック・ホームズ スペシャル” 第1回 名探偵の誕生「緋色の研究」』

→指南役は廣野由美子(京都大学教授)。

→そっか。「緋色の研究」、ホームズとワトソンの出会いなんだ。

→朗読は山寺宏一!めちゃくちゃチカラ入れてんな、今回のシリーズ!

→人間の暗部を探る、というホームズの基本姿勢。

→容疑者ジェファーソン・ホープの過去を探る!

コナン・ドイルが「わが懐かしの師 ジョウゼフ・ベル」と書いた、その人物とは?

コナン・ドイルエディンバラ産まれなのね。成績優秀なコナン・ドイル。母のススメで医学の道に向かうとか、いつの時代の貧困家庭も似たようなもんだな。

→大学の外科にいた、ベル博士がモデルだったのか!

コナン・ドイルの商才。雑誌に載せるという英断。当時、雑誌が列車の長距離移動に必須、というタイミングが無かったら、ドイルがいくら雑誌に載せてもここまで売れなかったかもしれんね。

 

 

 

・『100分de名著“シャーロック・ホームズ スペシャル” 第2回 事件の表層と真相「赤毛組合」「唇のねじれた男」』

→割り込むなよ、ウィルソン。

→解散?!2ヶ月で?!なんそれ?

コナン・ドイルが活躍した当初、イギリスが覇権を握っていた頃かー。スラム街イースト・エンドの闇、切り裂きジャック事件(1888)。警察の無能を揶揄するマスコミ。恐怖に包まれた大都市ロンドンに、“ホームズ”がハマったんだろな。

→ここで…伊集院光が、ここの時代背景に鑑みて

 

「こんな世の中で、はっきり区分けされたあとに、“自分が上に上がれない”、となったときの『じゃあ、俺は何を我慢してるの?』というカンジ」

「犯罪じゃまともな暮らしなんかできないよ?という抑止力が、どんどん無くなるカンジ」

 

と表現していた。私が命名した例の“高所得乞食”、もしやそれに近いことをしてるのでは…?

 

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犯罪までは出来ない、でも(自分のせいだけど)思ったより良い暮らしはしてない(本人観測)、隣のもっと良い暮らしをしてるらしい、より稼いでいる家庭を妬むのは憚られる…そこで別の標的を探す。…“低所得者だ!”なぜなら私立高校無償化(無料じゃないぞ…?)だと聞いた、タダで我々高所得者より選択肢を与えられる(勘違い)なんてズルい!でも待てよ、と。ここで低所得者を叩くと道徳的にヤバい、ならばこれを作り出した“制度”をネタにし、「わが子が国に差別されてる」ことにすれば、誰かが聞き届けてくれるのでは?…とまあ、そんな浅ましい感情の発露なのだな…。

 

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→阿片窟を舞台に。「唇のねじれた男」。セントクレア夫人からの依頼。

→いやしかし…これをさ、やたらと指南役が「妻は夫を愛している」「夫が妻を裏切った」ハナシとして捉えさせようとしてるの、なんか気持ちわるいな。…規範に厳しそうな妻だからこそ、夫がそういう真逆の世界に心の拠り所を見つけてしまったのかもしれんやん。一方的すきる。

 

 

・『100分de名著“シャーロック・ホームズ スペシャル” 第3回 ホームズと女性「ボヘミアの醜聞」「サセックスの吸血鬼」』

→「ボヘミアの醜聞」で現れるのは、もちろん、アイリーン・アドラー⇩!

 

【2021年『8月7日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20210817/1629209607

 

→ホームズ、ぶっちゃけボヘミア国王を(アイリーンより下、として)バカにしてるカンジになっちゃってるけど、ええのん?

→さて「サセックスの吸血鬼」。おお?やるな『100分de〜』。ペルー人の妻は、何を隠して、言えない真相を抱え込んだん?

→ああ!あのヨレヨレの犬にも意味があったのか!

→みんなしてこの妻を褒めるけどさ。一歩間違ったら、間に合わずに、自分の赤ん坊死んでた可能性もあるわけで。「継母なのに義息子も愛していた」なんて美談にするのは無理があるぞ?

→小説『ジェイン・エア』が紡いだ、新しい女性像。素晴らしいんだけど…NHK総合Eテレも、なんかマジで女性へのヨシヨシ感スゴいな。コナン・ドイルが女性を礼賛していた、と言いたいようだが…。

→指南役がジェンダーの観点、とか言い出した。でしょうね。

 

 

・『100分de名著“シャーロック・ホームズ スペシャル” 第4回 人間性の闇と光「ボール箱」「ボスコム谷の謎」』

→最終回は冤罪事件?!これは…。

→「どうして?」に含まれる『なぜ?』と『どうやって?』の2層構造。

→まずは「ボール箱」。箱に人の耳が!ドロドロの恋愛劇…。てか、なんでセアラでなくスーザンが受け取ってしまったん?

→“耳”に現れる情念。

→そして「ボスコム谷の謎」。警察、大地主の訴えに弱いんかーい。

→1930年、71歳でサセックスで死去。ホームズに殺されかかった、作者コナン・ドイルの苦悩。

→指南役のまとめ、なかなか良かった。

 

 

《『今日の理科』のコーナー》

 

・『NHK高校講座 科学と人間生活「視覚〜私たちが見ている世界〜」』

→…それこそ木村多江さんの『いまさらですが』と丸被り⇩のテーマ。御本人が企画してたりしたりして?

 

【2023年『7月24日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230816/1692144673

 

→同じ屈折率の2つ物質を利用して、透明な物質を見えなくする!

→やはり、錯視のハナシが出たな。

→盲斑?

→明るい画面を夜中に見すぎることで、体内時計が狂うのかー。言うても、夜型人間も多分に存在するわけで、単純に朝に弱い人を怠け者扱いする方向には行かないで欲しいけどね。

→遮光カーテンから、太陽の光が通るカーテンに変えるの?待て待て。熟睡出来ないのも問題では??

 

 

 

 

つながりつながり。