渇かぬように

 

11月3日の視聴

 

・『SONGS「原由子」』

サザンオールスターズの精神的支柱、なの?

→2009年のSONGSで母校の青山学院大学(渋谷)に来てたのね。

→アルバム『TINY BUBBLES』に入れた、「私はピアノ」(1980)で、初リードボーカル。初っ端でこれは天才すぎるだろう。たまたま大学でバンド見に行って、そしたらピアノ弾けるんだって?(桑田)からのサザンオールスターズ結成って、端折りすぎて(いや、してないのかもだが)スピード感増し増しですわ。

→ソロ活動、メンバーで一番早いの?!

→「あじさいのうた」(1987)、「じんじん」(1991)、聴いたなー。

→アルバム『MOTHER』(1991)のカバー撮影は、桑田佳祐

→「花咲く旅路」で紅白歌合戦。いいねー。と、いうわけで今日の1曲目はその「花咲く旅路」(1991)。

→ギター弾き語りでなぜ「与作」を…。モノマネは要らん!「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」、大泉洋マジで歌上手いな。

ミス・ブランニュー・デイ1984)で、シンセサイザーでテクノ入れる原由子。「マチルダBABY」(1983)、「Bye Bye My Love(U are the one)」(1985)。

原由子の、カウンターメロディ(対旋律)の見事さ。

→ピアニスト原由子の、和音の作りが響く。「白い恋人達」(2001)いいなあ。

→なんだこれ。「時代遅れRock'n'Roll Band/桑田佳祐feat.佐野元春,世良公則,Char,野口五郎」(2022)。こんなんやってたの?!豪華か!そしてこれもピアノ弾いちゃう原由子

→2曲目は桑田佳祐が愛するエリック・クラプトン(ニックネームは“スローハンド”)に敬意をこめた「スローハンドに抱かれて(Oh Love!!)」(2022)。ん…歌詞からして、クラプトンはビートルズと演ってたのかな?

→そういや2008年にサザンオールスターズ休止してたな。みんなソロやってたな。

→2013年、サザンオールスターズ活動再開。そうすよね、みんな元気なのがスゴイよね。

→今年、新曲だらけの31年ぶりのアルバム。3曲目は、アルバムから「鎌倉 On The Beach」(2022)!で、ついでに原由子から「そういえば〜鎌倉殿じゃないですか〜〜」とツッコまれる大泉洋

 

 

・『NHK高校講座 日本史「豊臣秀吉の全国統一」』

安土桃山時代。16世紀末ごろ。前回⇩が鉄砲の伝来から織田信長の台頭と本能寺の変くらいまでだったか。

 

【『9月27日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20221008/1665156354

 

→のっけで、高松城の水攻めや、鳥取城の兵糧攻めとか入れてくる、小日向えり

→な。「山本博文東京大学史料編纂所教授)さんは、2020年3月に逝去されました。謹んで〜…」だと!そんな年に見えんが…。

※63歳での逝去。若いだろ…。腎盂癌って。

本能寺の変(1582年)、水攻め中の出来事だったか…。

中国大返し。水攻めにしても大返しにしても、カネのチカラで人を動かしたみたいだけど、さ。財源はどこなんだ?

山崎の戦い(1582年)が、明智光秀を追いつめた戦いか。

→へー、上手いな。関白(1585年)どころか太政大臣(1586年)になったことで、天皇の威光をカサに停戦命令を出せるのか。逆らうと攻撃。ん?そうすると、小田原攻めは、太政大臣になった後、てこと?

→財源は、

佐渡金山、石見銀山生野銀山

②重要都市(大阪、京都、伏見、堺、長崎市など)の収益

③全国の蔵入地(くらいりち、直轄地)からの、約200万石

→関白をやめたのが“太閤”。

→所有者が複数いる“荘園”から、統一するために「検地」したのか。石高で表すのもこの頃か!検地尺と京升。これらが江戸時代にも受け継がれる。

刀狩令(1588年)。「京都の大仏殿に使うよ」って言い訳(実際建てたけど)ごときで、自衛の手段である刀を、農民が簡単に手放すとも思えないんだが…。なんか腑に落ちん。

→身分統制令(1591年)。なんかこれ、人文系の教授格の面々(主に女性)が、下から上がってくる女性たちを追い落とす、現代のアカデミアを見るようで、ぞっとしないな。そんな「兵農分離」。ちょっとした“分業”にも見えるけど、適材適所とは言い難いのでは…。

朝鮮出兵文禄の役(1592)では平壌を越え、明朝との国境付近まで攻め込んだけども。慶長の役(1597)では、釜山から漢城(かんじょう、ハンソン。現ソウル)くらいまでしか行けてない。

李舜臣(イ・スンシン)の水軍&明。秀吉の死去(1598)で有耶無耶に。退却。

→秀吉は、寧波(ねいは、ニンポー)が欲しかった、のか?

→「おた話」は城郭建築と桃山文化!戦国時代の“山城”、イメージは『ヒストリエ』のあの村かな。

 

狩野永徳「唐獅子図屏風」「洛中洛外図屏風」。

 

 

・『NHK高校講座 日本史「国際社会への復帰と高度経済成長」』

→昭和中期。1950年代〜1970年代ごろ。

→冷戦の折、資本主義陣営の一角として日本を成立させるためには、アメリカとしても「日本の主権の回復」は望むべくものだったのか。

→サンフランシスコ講和会議(1951)に、吉田茂首相。48か国とサンフランシスコ平和条約に調印。まあ当然条件として、

①朝鮮の独立を承認

②台湾・千島列島・南樺太の領有権を放棄

奄美・沖縄・小笠原は、引き続き“アメリカの施政権下”

…③はおかしくない?

→あ、この③が、同年の日米安全保障条約に繋がってんのか。

→7万5,000人の“警察予備隊⇒保安隊”(1952)。さらに、相互防衛援助協定(MSA協定)調印(1954)で、防衛力増強の義務発生。“保安隊⇒自衛隊”16万人に!

※同時に防衛庁発足

吉田茂の退陣、自由党内の反発もあったのか。で、そいつら(ごめんなさい)が日本民主党結成、そのまま鳩山一郎内閣が。

→え、鳩山一郎、対米自立のために、再軍備?そのための憲法改正か!反対する護憲派日本社会党改憲派自由党日本民主党)は自由民主党(1955年11月〜)に。

→「過半数議席」の自由民主党と、「約1/3議席」の日本社会党のせめぎ合いが、“55年体制”か!(38年つづく)

自民党のこの「改憲したいけど安保は維持」って、辻褄合ってる…?

岸信介内閣(1957年〜)。不平等な部分の是正目的で、新安保条約(正式名称:日米相互協力及び安全保障条約)調印。1960年1月19日。ここで出てくるのが安保闘争か!

→あーそっか。調印しても、国会での成立が必要、と。なので自民党としては日本社会党を(物理的に)追い出し、強行採決を。…て、いやいやいや、そんなんOKなの?国会って何よ??

→なんか色々邪魔してきた奴ら(すんません)を蹴散らし、「1960年6月19日午前0時」、新安保条約成立。えーと、

アメリカによる日本防衛の義務(…まあ、それはありがとうございます)

在日アメリカ軍の軍事行動についての事前協議(…協議して軍事行動やめることとか、あんのか?)

③発効後10年で廃棄を通告できる(え、どっちが?てか、廃棄したらどーなるの?)

④日本の防衛力の増強(これは①と対になる部分なので、仕方ない、か…)

安保闘争が激化するかと思いきや、池田勇人内閣の所得倍増計画で、みんな経済へ気持ちが向く。庶民の気持ちなんてそんなもんよ。東京オリンピック(1964)も、大阪万博(1970)も、その流れか。

⇒「おた話」は公害。四大公害病は、中学の定期テストだと鉄板。公害対策基本法(1967)や環境庁(1971)は分かるんだけども。「持続可能な社会」を標榜すらなら、(人工子宮)「出産と子育て」からは逃れられないわけで、婚姻の自由とは相反すると思うんだよな…。女性の権利は制限しないと、ムリじゃない?

 

 

・『NHK高校講座 日本史「江戸幕府と大名・朝廷」』

安土桃山時代末~江戸時代初期(16世紀〜17世紀)。

→秀吉が死に(1598年)、跡を継ぐ6歳の秀頼。代わって政治を行う、五大老五奉行源頼家の元に集う『鎌倉殿の13人』⇩みたいな…?

 

【『7月23日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220726/1658768608

 

錚々たるメンバーの五大老徳川家康前田利家宇喜多秀家上杉景勝毛利輝元)と五奉行浅野長政石田三成増田長盛長束正家前田玄以)。

関ヶ原の戦い(美濃、今の岐阜県)、元はと言えば「会津上杉景勝の謀反」を口実に、家康が軍を差し向けたところから始まってんのか。まあそこへ、討伐の石田三成が諸将を集めたのは分かる。が、踵を返した家康軍と、“なぜ関ヶ原で戦闘することになった?”のかが分からんのよ。他の場所じゃアカンの?

→早朝開始した戦闘。小早川秀秋の寝返りなどで、東軍(家康)が勝利。三成は京都で処刑、毛利輝元は領地削減(120万石→37万石)。

※西軍大名は改易(領地没収)、減封(領地削減)、転封(領地移動)などの処遇

→ところでここで、寝返った小早川秀秋の存命期間が“1582〜1602” ってワイプで出てきたんすけど…20年しか生きてねえの?しかも、関ヶ原の戦い(1600年)の後、家康が征夷大将軍に任じられる(1603年)までの間に死んでるし。小早川に何があった!??

→1605年に征夷大将軍徳川秀忠が得たのは、世襲を見せつけるためか!…それにしても家康(1542〜1616)が74年も生きてるのに、秀忠(1579〜1632)が53年、てのもなんか残念というかなんというか。

→義直(尾張)、頼宣(紀伊)、頼房(水戸)の御三家に割り振ったのも、鎌倉幕府のように途絶えないようにリスク分散したとも考えられるな。

→大御所となる家康。実権も…て、ほぼ院政やん。

大坂冬の陣(1614年)、夏の陣(1615年)。しかしこの「年取ってきて、焦って政敵を陥れる」みたいの…さ。現代でも、ほぼ9ヶ月前に始まってまだ終わらない“アレ”があるんすけど、もう…マジで人間は愚かだな。

→各種役職(老中とか若年寄とか、奉行の類)は大名が。そーか、御奉行も大名なのか。大名を“御手伝普請”で疲弊させ、裏切る余裕も与えない。恐るべし、家康…秀忠か?

※奉行は旗本(将軍の直臣)らしいぞ?

幕藩体制と、夏の陣のあとの「一国一城令」(1615)。城の数を制限、てことは元々あった城は?

→破壊させたの?!えげつねえ!

武家諸法度もすげえな。大名間の婚姻すら許可制。そこへ改訂と称して参勤交代を加える家光(1635年)!とことんいじめぬく。生かさず殺さず。

禁中並公家諸法度(1615年)。朝廷や公家への牽制、天皇の権限を制限。京都所司代を置いて監視。二条城の隣におるんかーい!

→「寺院法度」で寺を、「諸社禰宜神主法度」て神社を牽制。

⇒「おた話」は大奥。“世継ぎを産み出す役所”としての機能。江戸城本丸の半分の面積が。

→どうしても将軍に男の子が産まれなければ、御三家からもらう(!)。

 

 

・『ドキュランドへようこそ 選「弓職人−究極の音を探し求めて−」(アメリカ、2020年)』

→原題:The Bowmakers。おお。まんまやな。「バイオリン…それは弓のことだ!」(ジョヴァンニ・ヴィオッティ)みたいな格言もあんの?こりゃ面白そうだな。

→弓職人、チャールズ・エスペイ。

→空洞があったり、楔があったり。

ワシントン州・ポートタウンゼンド。エスペイの工房が、ここに。

→“ブルックリン・ライダー”は、この弦楽器集団の名前かな?ビオラのニコラス・コーズ、エスペイ作の弓、めちゃくちゃ持ってるやん。

→ブルックリン・ライダーが絶賛するケヴィン・バーク(フィドル奏者)とノエル・バーク(弓職人)の兄弟。彼らもまた、エスペイをリスペクトする者たち。

→“ドーバー・カルテット”。そのメンバーの一人、ミレーナ・パジャロ・ファン・デ・シュタット。彼女が借りた、ニコラス・コーズのビオラの弓。エスペイ作のそれは、彼女が依頼する前から、“彼女のためにとっておいた”とエスペイが豪語する、最後の625番の一本につながる。…いやいやいや、それは話を盛りすぎでしょ?!

→ああ、弓に“反り”を入れるのは、そういうことか…。

→“灼熱の赤い木”、パウ・ブラジルをめぐる歴史、クレイアニメなの可愛いな。…え、でもこれポルトガル人が発見してしまったことで、搾取の歴史が始まっちゃうのか…。

→ミレーナの弓を作るエスペイ。めっちゃ嬉しそうに作るな…。そこに性的な意味を見出してしまう、私はイケナイ人間だろうか?

→ノエル・バークはエスペイの最初の弟子なのか。そうだとは思ったが。

→200年前の、フランソワ・トゥルテの弓とほとんど同じ様式。

ストラディバリウスを弾く、ヴィオッティ。…彼の「ストラディバリウスの能力を活かしきれてない不満」を、見事に解消するトゥルテの弓!そして発する、番組冒頭のあの言葉…!

→フランス・キュキュロン。えーと、誰?エスペイの話の流れから、エスペイのキャリアのすたーの場所かと思ったのだが…。

→ステファン・トマショ、弓職人。

第二次世界大戦の影響で、ごっそり減った弓職人。憂いたフランス政府の後押し。招かれるベルナール・ウシャール。広がる彼の弟子たち。

エスペイとトマショから学ぶ、ノエル・バーク。

→この女性たちは、だれ?

→「ジョセフィーヌ・トマショ(弓職人)」!絶対娘だろそれ。

→コーディ・コワルスキ。12歳でエスペイの弓に魅入られて、見習い修行を始める。…今や既に、エスペイにべた褒めされてるわ…。

→完成した、ミレーナのための、弓。

→「弓職人に引退はない」と語るエスペイ。でも身体が動かなくなったときは引退、でしょ?彼にとっては「死と同義」だろうけれど。します

 

 

・『ドキュランドへようこそ「KARAOKEが私を変えた−フィンランドカラオケ物語−」(フィンランド、2022年)』

→原題:KARAOKE PARADISE。なるほど、楽しいわな。アーユーレディー?イエーイ!

→これはデュエット曲なのかな?

→“エヴィ”はおいくつか知らんけど、美しいわね。白人は白髪も似合うからいーよなー。

→“ラウラ”…は、ベビーカーも赤ちゃんの絵もあるのに、赤ちゃん自身がいないっぽいんだが…。あれ、夫(ミロ)も出てきた。カラオケ大会に出るのかな?もしや2人で?…勝ったら東京の世界大会があるの?!うおお。

→“トニ”はシャイなんかな。

→“カリ”は…自動車修理工かな?「カリのカラオケ・ガレージ」て。修理してる横で歌えるんかーい!

→“エリナ”。パーキンソン病。手術の話が重い。

→エヴィはこれ、スナックみたいなのをやってるのかと思ったら、“カラオケ会”として色んな場所を巡る仕事なのね。

→カリが服装を娘にツッコまれてんのウケるな。

→娘の“ミンニ”を思い出すラウラ。やはり亡くなっているのか…なぜ?病室…だから難病かなにかだったのかな。9月に飛ぶ蝶。ラジオから流れた歌は…。

 

…カラオケ大会は…最後の12人には、残れなかった。

→進むエリナの病状。彼女の後ろの“ジョーカー”(バットマンの)が不思議と映える。

→エヴィの母はアルコール依存症、父は…おそらく心を病んで…エヴィとエヴィの妹を残し、車ごと列車に撥ねられた。無理心中しないだけマシ、なのだろうけれど…。

→とうとう歌うのか、カリ!!!

→変わりゆく面々。

 

 

・『第70回 全日本剣道選手権大会』

→準決勝からのLIVE。

→村上哲彦(愛媛)vs安藤翔(東京)。キャリアも含めて安藤選手に分があるか。

→村上、あまり踏み込まないな…あの遠めからの少ないモーションでの面、タイミングが掴めん。

→村上選手が2本取って優勝!

→優勝インタビューのインタビュアーが噛み噛みです。村上選手も中学生みたいなインタビューでたどたどしい。30歳の初々しさ。おめでとうございます!

→普通は間合いを少し詰める(右足が前に出る)から、左足もそれにつれて引き寄せるために前に出るんだけど。村上選手の面を見ると、右足が前に出る“のか?”という、「出るまでを一拍とするなら、半拍」のタイミングで、身体倒しながら一気に跳んでくる。左足の位置をほとんど動かさずに。これは掴めん。

 

 

 

 

つながりつながり。