彼我の差

11月21日の視聴

 

・『日本の話芸 桂吉弥 落語「たちきり」』

→9月1日の収録。NHK大阪ホール。大阪でも収録あるのねん。

→「たちきり」は落語研究会⇩でも観たな。その違いを楽しむ、と。

 

【『2月23日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220304/1646322598

 

→え、古今亭菊之丞さんのと全然違うやん。

→あ、100日間、蔵に入るのはおんなじなんや。やっと繋がってきた。

→ちょこちょこカットされて“跳ぶ”のはなんでだろう。

→これ…手紙の内容、隠してるんじゃ…とりあえず、お参りは嘘やろ。

→悲しすぎるのよ…。

→三味線はやっぱ、絶対入るのね。一人では出来ない噺、でもある。

→お見事!「たちきり」ました。

 

 

・『NHK高校講座 日本史「幕府政治の進展と元禄文化」』

→江戸時代前半。17世紀半ば〜18世紀初め。武断政治から文治政治への移行か。そんな言い方すんねんな。4代・家綱から7代・家継までの政治と文化。

→3代家光までに敷いた幕藩体制。治安、悪かったの?なんで?

→家康・秀忠・家光までに改易(とりつぶし!)された大名、131件?!多すぎだろ!そのせいであぶれた武士が、牢人(“浪人”ではないのよ)やら傾奇者やら、人斬りに堕ちたり…。

→家綱の即位時11歳。ここぞとばかりに幕府転覆を謀る、軍学者由比正雪。…老中・松平信綱により鎮圧され、慶安の変(1651年、江戸城焼き討ち計画)は成立せず。由比正雪自害。…これで文治政治に向かうのね。

→家綱「殉死(家臣が、主君の後追い自殺する)を禁止」。ええやん。

→1680年、家綱死去により、弟・綱吉が5代将軍に。湯島聖堂儒教を政治基盤に。不正を糾弾!

→「命を大切にする」法令では、「御当家令条」のように「捨て子が見つかったなら、地域の者で養うこと」など、当時の下々の経済状況を憂い、優しさから始まったの、だが…。

→1685年の「犬猫が大名行列に飛び出しても、繋がなくてよい」まではまだ良かったが、これ以降、優先順位が「動物(特に犬)≫人間」となってしまったのは、乱心でしかない。…これらの総称“生類憐みの令”、1685年以降、24年間で130以上。それは異常。

→綱吉死去で、6代将軍は家宣に。悪影響が将軍に就いて10日で“生類憐みの令”撤廃(1709年)。

→6代・家宣、7代・家継は“正徳の治”の時代。生類憐みの令の廃止も含め。正徳金銀で、綱吉時代の貨幣の悪鋳をストップしたり、「海舶互市新例(かいはくごししんれい)」で金銀流出を防いだり。…儒学者新井白石の手腕。

元禄文化。上方の町人から始まる!井原西鶴「紅色一大男」「日本永代蔵」。松尾芭蕉の蕉風俳諧の確立。「奥の細道」。近松門左衛門人形浄瑠璃曽根崎心中」。

→「おた話」は赤穂浪士。綱吉は、浪士達の忠義は評価すれど、「秩序を乱した」ことを重く見たので、切腹を浪士に命じたのね。

 

 

・『NHK高校講座 日本史「江戸時代の経済と産業の発達」』

→江戸時代、17世紀〜19世紀前半。黒船来航前まで、かな?

→三都(江戸・大坂・京都)の繁栄。100万人都市江戸!パリやロンドンより多い人口!

→札差、て商人のいち形態なのか。江戸の需要、関東ではまかない切れないので、天下の台所・大坂からも調達。

→大坂に蔵屋敷。東北の年貢米もここに集まるの?なんで??直接江戸に送っちゃアカンの?

→京都の西陣織、友禅染、清水焼!京都御所の周囲の伝統工芸品。

→1801年の時点での各都市の人口比較、「ロンドン86万人、パリ55万人、江戸100万人」、で江戸のすごさアピールされてるが。例えば当時、それぞれの都市の周囲に、「20〜30万人都市」がひとつふたつあると、全く話は変わってくるのよ。都市名なんて“くくり”の問題でしかないんだから、面積広げたら逆転!…みたいな例はいくらでもある。

→この、「都市の発展」すなわち流通を後押しする“交通の整備”。江戸〜大坂間は海路。菱垣廻船(木綿や油を運ぶ)、樽廻船(主に酒)。

→河村瑞賢。“東北〜江戸”の東廻り航路、日本海側からの“東北〜大坂”の西廻り航路。

→陸上交通は五街道脇街道五街道の支線)。宿場に“旅籠”が。大名や役人の“本陣”。人足や馬を置く“問屋場”。関所は…インターチェンジみたいね。馬を使う定飛脚(じょうびきゃく)。

→農具の発達!『農業全書』。備中鍬、千歯扱(こき)、踏車(ふみぐるま)、唐箕(とうみ)。肥料は下肥で。金肥(きんぴ)も!

→その他の産業も軒並み発達して、各地の特産品がめっちゃ増えとる。西陣から桐生や足利に伝わる、絹織物。

→そっか。問屋商人が資金出して、農家から生産物買うのが問屋性家内工業、か。でもこれ、農家が目算を誤ると、借りた原料・資金がただの借金になるのでは…?

→金融業も。家康の頃の“金座・銀座”。家光のころの“銭座”…銅銭の寛永通宝もこの頃か。両替商って金・銀・銅銭の換算率の変動に対応するために生まれたのね。

⇒“おた話”、家事と喧嘩は江戸の華。明暦の大火(1657年)。江戸城天守閣、こんとき燃えてから再建してないの?!いやまあ今は皇居だから無いにしても、そんとき直さなかったん?あと、あんな周りを屋敷で囲まれてるのに、なんで天守閣が燃えるのだ?

 

 

・『FIFAワールドカップ2022 開会式』

モーガン・フリーマンじゃん。生まれつき下半身のない、ムフタファさん(起業家)とのやりとり。なんか、オリンピックよりオリンピック的だな…パラリンピックも含めたような。現実には、試合にパラリンピアンみたいな選手は出てないわけたけど。

→開会式後、スタジオの西野朗さんが「ロシアでの1点目も、ハリルホジッチ監督からの財産なんだ」的なことを言っていて。JFAの有名どころで、TVでこれ言ってくれた人、初めてじゃない?

 

 

・『FIFAワールドカップ2022・開幕戦「カタール×エクアドル」』

→開始前のデカイモニュメント(ワールドカップカップ型)をどうやって片付けるか気になる。

→映らない。

→あ、映った。ピッチ外の隅で片付けてる。

→【前半】試合開始。3分でエクアドル先制!レジェンド、エネル・バレンシア。お見事!

→は?オフサイド??どこが???ゴール前カタールの選手だらけだったじゃん!?

→ははあ…「セミオート・オフサイド・テクノロジー」のせいか。

→16分、GKが手を引っ掛けてしまった。さすがにこれはPKだな。またバレンシアか。そしてバレンシアがこれを入れて、エクアドル今度こそ先制。0-1。

→あぶねー!2点目かと思った。押されてるな、カタール…。

→ゴール前でのパスミスも発生。やばい、浮足立ってるぞ。落ち着けカタール

エクアドルが、再三“右サイドから左サイドへのアーリークロス”からの折り返しに飛び込む、を繰り返してるんだが、カタールが手を打ててない。エクアドル陣内にほとんど入れない。

→31分、左サイドでのスローインカタール)を奪ったエクアドル、23番がドリブルでボックス前まで進みパス。跳ね返されたので右コーナーまで持ち込んで後ろへ。そして先程同様にアーリークロスファーサイドに。ヘディングで2点目!またバレンシアか!0-2。

→うーん…エクアドル、さすがに2点差でボールを回し始めた。選手間を広げてプレス回避。GKまで戻してロングボール。面倒くさいのは、そのロングボールの回収率も、エクアドルの方が高い印象。カタールのパスサッカーが通用してない。エクアドルが、ちょっと前の日本との親善試合で得たの、パスサッカーをぶち壊すための作戦なんじゃねーか?

エクアドルのSBのデュエルが強い。カタールの攻め手が無い。WBがサイドをぶち抜けないから、クロスすら上げられない。左サイドも右サイドも抜けない…。

→前半最後、カタール惜しかったな。…でもオフサイドじゃね?

→【後半】カタール、サイドからの質的優位で敗けてるので、真ん中から攻め始めたな。ガード硬いけど悪くない。

→55分あたり、立て続けにエクアドルのチャンス。カタールの“長いパス”が軒並みカットされてる。もうちょっと選手間詰めて対応しないと、カウンター喰らいまくりだぞ。

エクアドルも強引な攻めはしてないんだけど、集中力高いんだろうな、エクアドル陣内にカタール選手を入れさせない。90分も、あわやカタールのカウンターか!というところを、左サイドで3人かけて奪ってしまった。90+2分とて、カタール右サイド抜けそうだったのに、数的に3対2になっていて誰も助けに入らないし、なんなん、カタール?負けると分かるとやる気なくなる系?

→まー…確かに、圧倒的だったもんな…開始早々から1ミリも勝てる気配無い。アディショナルタイム前にエクアドルは4枚替えだし、ダメ押しの3点目与えてもおかしくねえ。

→お。CKとった。

→ダメか。0-2でエクアドル勝利。守備力と、空中戦強すぎる。ひょっとするな、これ。1位抜けするんじゃね?

 

 

・『FIFAワールドカップ2022 1次リーグ・B組「イングランド×イラン」』

→【前半】な。開始15分で、イランGKが負傷。

→え?やれるの?

→やっぱやれないな。中断。一応、「脳震盪による交代」なので、まだ5人交代出来る様子。

→概ねイングランドペースではあるものの、GK交代から、イランはハイプレス強めてきたな。

→おあ!トリッピアー!ゴールバーか!

→35分、中央からのビルドアップ、左へ展開するイングランド。マウント、スターリング、ルークショウのクロスにベリンガム!イングランド先制!1-0。

→ん?なんかクリスマスの曲が。

→43分、左からルークショウのCK、なぜ山なりに?と思ったら、ヘッドで落としたマグワイアのボールをブカヨ・サカ!イングランド2-0。

→45+1分、イランのハイプレスで、ゴール前ギリギリまで追われたかに見えたGKピックフォードが中央にフィード、待ち構えるケインが競り合いながら落とす。拾おうとしたサカはファール食らったが、アドバンテージで(ベリンガムが拾った)前へ!ベリンガムからケイン、ケインのクロスに飛び込むスターリング!3-0!

アディショナルタイム14分!長い!「前半30分」てことじゃん!

→前半終了。しかし…これはアジアとヨーロッパの差をめちゃくちゃ見せつけられてるな…。

→【後半】イランは慣れた4バックに戻してきたな。イングランド、気が抜けて妙なパスミスが増えるものの、ゲーゲンプレスですぐ回収。イングランドの方がなんだかんだチャンス多目。

→62分、イランGKからのキックを中央で戻し、拾ったスターリングが右サイドへドリブル。パスを受けたサカ、カットインから左足一閃!4-0。

→65分、イランのタニミがやり返す!4-1。

→あれ、マグワイアどうした?

→71分、イングランド…サカ、スターリング、マウント、マグワイアを下げてラッシュフォード、フォデン、グリーリッシュ、ダイアーの4枚替え。締めに来たか?

→72分、ロングフィードからケインがポストプレー、受けたラッシュフォードが右からカットインしてゴール!5-1。

→ケインもウイルソンと交替。

→しかしサウスゲートの采配、心理をついている。スタメンの集中力が下がる中、中盤から前線を総とっかえして、得点への欲求を途切れさせない。交替枠使い切ってでも。

→89分、イングランド陣内からの縦パス。イランもカットしかかったが、右サイドのウイルソンへ。ウイルソン激走、折り返してグリーリッシュ!6-1。もうヤル気なくなるわ。

アディショナルタイム10分。マグワイアの負傷のヤツか。

→90+12分、イランがPK獲得。ここ止めたらピックフォード鬼だぞ?

→決めた。6-2。で、試合終了。

 

 

 

 

つながりつながり。