とりあえずメシを食え

6月29日の視聴

・『NHK高校講座 世界史「第一次世界大戦」』
→このあたり⇩の復習しないと、帝国主義からの流れがわからん。

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→ベルリン条約などで、ロシアの地中海への進出(南下政策)をことごとく阻止したいイギリス。イギリス、ぶっちゃけ交渉力が2020年代でも世界帝国のままなんだよな…。アメリカや中国に覇権を奪われていても、常に侮れん。
ドイツ帝国ビスマルク外交(独墺伊の三国同盟、ロシアとの協力)で保っていたギリギリのバランスを、ビスマルク辞任後にヴィルヘルム2世がロシアとの関係断ち切る、と。なんで?
→イギリスの植民地政策・3C政策(カイロ、ケープタウンカルカッタ)はわかる。ドイツの3B政策(ベルリン、ビザンティウムイスタンブル)、バグダード)はなんのため?植民地政策とも思えんが…。
→ドイツ海軍への脅威から、イギリスはフランスと英仏協商を!それまで仲悪かった…んだっけ?そんなイメージ無いが。勉強不足だな。
→あーなるほど。日英同盟の牽制はあれど、日露戦争終結したことでロシアがバルカン半島に向いてきた(ドイツやオーストリアと敵対)ので、英露協商に行き着くのか。で、既に存在していた露仏同盟、英仏協商と合わさって「三国協商」が成立。
→ロシアの汎スラブ主義(vsオーストリア)が、ドイツとの敵対につながる。
オスマントルコの衰退が、民族の自立に。
ボスニア・ヘルツェゴビナオーストリアに併合されていたがための、セルビア人青年の暴挙。譲歩するセルビア。許さないオーストリアが、宣戦布告してしまったがための、セルビア支持のロシアの宣戦。あーあーあー。
→で、ドイツが出張り、フランスが出張り、ドイツのベルギー侵攻がイギリス参戦の口実にもなり…もー!
→同盟や協商が、逆に連鎖的に大戦参加国を増やすという、愚。
→割と序盤に参加したロシアが、戦争長期化で民衆の支持を失い、革命(1917)で大戦から戦線離脱。
アメリカまで…。ドイツも革命(1918)でヴィルヘルム2世退位、ドイツ共和国に。三国同盟の側は敗戦。
→ロシアは…離脱したから戦勝国ではないのか?
→イギリスの三枚舌外交。アラビアのロレンス、ですな⇩。

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…(①アラブに対して)フサイン・マクマホン協定(1915)で「アラブ人の独立を約束」。(②フランス・ロシアに対して)サイクス・ピコ協定(1916)で「オスマン帝国の領土を3か国で分割統治する約束」。(③ユダヤ人に対して)バルフォア宣言(1917)で「ユダヤ人の民族的郷土を建設する約束」。
→世界経済の覇権は、イギリスからアメリカへ。
→総力戦、が世界の転換期なんだよな。幼女戦記⇩がこのあたりを舞台にするのも分かるな。

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→家畜のための鉄条網が、機関銃で敵を殺す道具になり、その鉄条網を壊すために、戦車が出てきたり…。人間の探究心と科学の発展は、人間を生かしながら殺す。

・『NHK高校講座 歴史総合「近代社会と国民国家」』
→シェフの帝王、アントナン・カレーム(1784-1833)。50年くらいしか生きてないな。そんなもんか。
→よく考えると、革命で共和制に移行したフランスが、ナポレオンの台頭で彼を皇帝に押し上げちゃうの、面白いな。
→ナポレオンにより、傭兵から国民軍へ兵力が変化。国民国家へ。
ウィーン会議で、敗戦国フランスを守るため動き出すタレーラン(アントナン・カレームを徴用した人)。繰り返す夕食会。駆り出すカレーム。なぜかそんなんで上手くいく会議。守られたフランスの領土と主権。マジ?
→ナポレオンいなくなったら各国でまた王侯貴族が調子に乗り始める(ウィーン体制)の、ホントどんな世界でも一緒じゃのう。とはいえナショナリズム自由主義が広まる。対立するウィーン体制
→フランス、七月革命(1830)から二月革命(1848)。
オーストリアのウイーン、プロイセンのベルリンでも三月革命(1848)。ドイツ統一国家への機運。
→おもむろに登場する山根徹也教授。ドイツ国歌!今は3番しか歌われない(1番の歌詞はナチスドイツに利用されたのでね)。





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