⇧という人々が大量発生するこの季節。が、特にPTAを根こそぎぶっ潰したいわけではない。きっと日本には、健全なPTA運営をされてる地域もあるので。
ワタシ自身が「保育所の父母会」に、不快な思いをさせられ、独りで抵抗してはや4年、のちのち「小・中(・高?)PTAにも入会するつもりは全く無い、いや絶対入会しない」気持ちが、上記のタイトルに表れただけ。
で、このエントリを書く動機は、今後への懸念。それは、
ホントに自分は、入会拒否できるだろうか?
ということ。
ツイッターやブログ等等で見る数々の不満…。
PTAが任意加入だと知ってもなお
「体育館に軟禁(監禁)され、入会させられた」とか。
入会後、任意加入だと知ってもなお、(そもそも任意加入なんだから当然に)役員なんか引受ける必要もないのに
「役員、子どもひとりにつき一回のルールに、マジでむかついた」とか。
私からすると
それは無視しても大丈夫なヤツでは?
と思うくらい、完全にアドバンテージ握ってるはずなんですよ、こっちが。その有利な立場の人間(各保護者)が、たかが「PTAという専門性のない有象無象の集まり」に唯々諾々と従っている。それほどまでの心理的支配をする“PTA”という伏魔殿に
「ワタシ個人のチカラだけで、ホントに入会しない、という意思表示ができるか?」
と心配になった次第。
じゃあ、圧力のかかるその場面に、誰でも持ち込める武器はないものか?
◆
話は逸れるが、
先日、福岡で「ママ友・A氏が、ママ友・B氏の収入源等を掌握し、かつAがBに極度の“子への食事制限”を命令した結果、Bの三男が餓死」という事件があって。
客観的に、その程度の関係性(ママ友)の相手(A氏)に、自分(B氏)の生活費全額渡すか??と思うが。もしや、「相手の心を支配する」心理操作や働きかけは、この強制PTAの構造に近いのではないか?
B氏は、抵抗する武器を全く持っていなかった。もしくは捨てさせられていた、のではないか。
◆◆
各家庭にはきっと、PTAを拒否できない諸事情がある。状況も地域も違うので、どんなに“想像力”とやらを働かせたところで、それらを全て理解するのは無理だ。じゃあ万人が、PTAに抵抗できる武器なんて、ないのか?
自分がこのエントリを書き始めた動機の根源は「できる条件がそろっているのに、なぜできない?」という好奇心でもある。
だから、「退会できないのは自己責任」とか「監禁に抵抗しないのはオカシイ」とか言いたいのではない。
じゃあ何が知りたい?
とにかく、
「体育館の戸を閉められた瞬間」、「役員のくじ引きが始まった瞬間」、
どんな心理状態に陷(おちい)ったのか
を知りたい。とにかく知りたい。でも、ツイッターで吠えている「PTAの被害者」は、被害は訴えても、その「心理状態」は全く語ろうとしない。
もしや、その「心理状態」こそが、全国のPTAが健全化されるまでの過渡期である今、常日頃持ち歩ける最大の武器なのではないか?
みな、武器を武器だと気づかずに、抱え込んでしまっているのではないか?
◆◆◆
この武器を手に入れたとしても。
強制PTAに対し、毅然と入会拒否できないかもしれない。
明確な暴力だとわかっていても、監禁された体育館で「110番」を押せないかもしれない。
退会の交渉の煩わしさ、PTA会長や学校長の無知や不誠実さ、それらに憤りながらも、弁護士に相談することに踏み切れないかもしれない。
でも、
「そんなとき、我々はこんな心理状態に陥りました」
という「ふりかえり」の集積をすれば、少なくとも、丸腰じゃなくなる。
何より、自分を責めなくて済む。
だから、お願いです。
「PTAに支配されてる心理状態」
を言葉にできそうな方は、言葉にしてほしい。
どこでもいい。
どこでもいいから。
ツイッターでも、
インスタグラムでも、
ブログでも、
自分の紙の日記でも、
なんでもいい。
支配されてる「心理状態」を、
言葉にしてほしい。
私はそこにちょっぴり便乗して、
その武器を持って、
いずれ来たる入学説明会や入学式に向かうんで。
…ダメ?