やるなら“半分返し”でよろしく

1月27日の視聴

 

・『ETV特集「ガザ〜私たちは何を目撃しているのか〜」』

ホロコースト研究のオメル・バルトフ。

→1993年のオスロ合意が、灰燼に帰すカタチに。

土井敏邦さんの過去映像とともにたどる、ハマスの30年。オスロ合意の直後から、現地で撮影を始めたのね。不定期に封鎖される検問。ロクに商売は出来ない。貧しさに苦しみ始めるガザの民の心に、慈善事業でスッと入ってくるハマスイスラム教を是とするがためか、アラブ諸国から支援が集まる…か。なるほど。

→ほどなくイスラエル人を襲うハマス

ハマスは2006年に選挙で勝利し、ガザを統治するように。そうか…このあたりがターニングポイントなのだな。

→「やられたらやり返す」のオンパレードだな。命より尊厳、と言いながら、ミサイルや爆弾で家族を失ってりゃ、世話はない。

→長兄も自殺考えるよ…。弟妹たちを養うのもままならない。

→「帰還のための大行進」。銃弾を打ち込むイスラエル軍

→そして2023年10月。あの攻撃を、ハマスは始めてしまった。

→ネタニヤフ首相(イスラエル)も、全く引く気配無いしな…。

→うーん…オメル・バルトフが批難するイスラエルの姿。NHKハマスのやり口ばかりを糾弾してるように見えるが、これこそバルトフ氏の言う“見て見ぬふり”なのでは?日本人も似たようなものだよ、イスラエルを心なしか支持してしまうのだから。…間接的に、バルトフ氏は日本のことも責めているのでは?

 

 

《「今日の理科」のコーナー》

 

・『NHK高校講座 化学基礎「原子量・分子量・式量」』

→「1.99×10⁻²³(g㌘)」の原子?うーん、1molが6.02×10²³個だから、

 

(1.99×10⁻²³)✕(6.02×10²³)

≒12

 

…なのでえーと確か原子量12は、炭素Cだったかな?

→おっしゃ!正解!!

→なるほど、ゴマ・米・小豆盧それぞれ100粒分の質量を、100で割れば1粒分が分かる。…で、なぜこんなことを?

→あ、相対質量の考え方の習得か。「質量数の基準は、“炭素原子を12”とする」ところから始まってんだもんね。…それにしても、なぜ炭素原子を基準にしたのかは気になるところ。「何かを1とする」方がラクなようにも思えるけど…。ねえ?

→炭素Cを基準にしたことで、水素Hがほぼ「1」で置き換えられるのとか、なんか魔法みたいだよな。

→「原子の“質量数”と、その原子の“原子量”は、ごく近い数値になっている」…そうか、そうだよな。“質量数”は「自然数」で表されてるけど、“原子量”は近似してるにしても、有効数字内までのマジの値で書いてあるもんね。

→周期律表の原子ごとの数値は…同位体のせい?

→あ、やっぱね。それぞれの同位体が、自然界に存在する割合が概ね決まっている…ので、同位体の相対質量と存在比から、平均値を割り出すと、周期律表の個々の原子量になる、と。

→ほえー!ナトリウムNaの“固体”に、塩酸HClを直接ぶっかけると、あんな激しく反応すんのね。そら危険だわ。

→実験と計算の結果、塩素Clの原子量は、およそ35。

→CO₂は分子量44、H₂Oは分子量18。塩化ナトリウムNaClはイオン結晶なので(23+35.5)、“式量58.5”。

※イオン結晶や金属など、分子が存在しない物質は「式量」と呼ばれる

→Na⁺やCl⁻のようなイオンも、「電子の質量≒0」として計算して、それぞれNa,Clの原子量と等しいとして考える。

→次回は「物質量」らしいぞ!

 

 

 

 

つながりつながり。