8月4日の視聴
・『NHK高校講座 日本史「揺れ動く日本の社会と経済」』
→大正〜昭和初期(20世紀前半)。普通選挙法と治安維持法。国際政治との流れでこないだもやったな⇩。
【『6月30日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220702/1656721063】
→1918年、大学令公布。大学増える。
→平塚らいてう。青踏社(1911)結成からの、新婦人協会(1920)。
→治安維持法…そもそも、共産思想がやたらと取り締まられたの、なんでなん?過激派の扱いだったのか?実際1960年代には危険思想に成り下がった気はするが…。
→“1920→1928”で有権者4倍!
→当時の文化で、カレーライス(ライスカレー)が。歴史総合の初回がカレーライス絡みだったな⇩。
【『4月22日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220428/1651104354】
→戦後恐慌、からの関東大震災。泣きっ面に蜂。第25代首相、若槻礼次郎による緊縮財政。
→1927年の金融恐慌。第26代首相、田中義一が抑え、1929年の第27代浜口雄幸(おさち)首相が国際競争力を高める、輸出メインの政策へ。そして大赤字覚悟の「金解禁」。
→なのに、1929年の世界恐慌が「輸出減少」を招き、「金解禁」が裏目に。その二重打撃で昭和恐慌に!
⇒阪急電鉄開業、小林一三。宝塚歌劇団も彼の手腕。
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・『NHK高校講座 日本史「モンゴル襲来と社会の変貌」』
→13世紀後半の、モンゴル帝国の領域、えげつない広さ。「元」「キプチャク・ハン国」「チャガタイ・ハン国」「イル・ハン国」。…インド、サウジアラビア、東南アジア以外のアジア総ナメじゃないすか!この直前の「古代・中世の朝鮮半島」と比較して見るか⇩。
【『7月8日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220710/1657383841】
…そういや、最初の元寇(1274年、文永の役)って(当然だけど)、朝鮮半島伝いに来てんのよね…。朝貢の要求を無視すると攻めてくるの、メンドクサイ奴らだな。
→再度の“元”の使者を、斬り捨てちゃったの!?
→で、2度目の元寇(1281年、弘安の役)。このせいで、御家人の困窮が決定的なのは分かった。でも、“元”はなんで3回目来なかったん?
→へー。この頃、御家人が所領に力を入れたおかげで、農業技術UPしたんだ。…とはいえ徳政令。
⇒「おた話」、次なる元寇への日本側の抱えていた恐怖について。そうでしょ?3回目あると思うよね?なんで無いの?
→お、答え合わせ!なるほど、ベトナム(大越)が“元”に抵抗してくれてたおかげで(間接的に)3回目の元寇が出来なかったのか。
→そして高麗側の視点。1259年、モンゴルに降伏。ところが(朝鮮)国内で“三別抄”現る!…と、今回の「おた話」、密度高めで最高!
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・『NHK高校講座 日本史「室町幕府の創設」』
→鎌倉時代後期〜室町時代前期(14世紀)。
→後嵯峨天皇の長男・後深草天皇(持明院統)と、その弟(“○男”かは知らん)・亀山天皇(大覚寺統)。どっちつかずで死ぬなよ、後嵯峨天皇。
→ほー…「交互に2系統から天皇を出す」提案は、鎌倉幕府からなのか。
→後醍醐天皇、2度の倒幕計画は失敗。
→いろいろあって1333年、北条軍ご敗北したことで、鎌倉幕府滅亡。尊治の「尊」をもらって「高氏→尊氏」に。
※もしや、元の「高」も、高時の「高」だったのでは?
→建武の新政。からの反乱。
→尊氏、一時敗走(九州)からの、湊川の戦い(1336年5月)で勝って、光明天皇擁立(京都)。で、後醍醐天皇は吉野(奈良)へ。60年引きずる南北朝スタート。
※ちなみに、尊氏に朝廷の権威を与えた光厳上皇、光明天皇の兄。
→尊氏、建武式目を発表。北朝の光明天皇より、征夷大将軍に任命される!1338年室町幕府が。
→如意輪寺に通う、後醍醐天皇。1339年、病で亡くなる。
→三管領(細川、斯波、畠山)・四職(ししき。赤松、一色、山名、京極)。
→3代義満による南北朝合一。どうやって???そんな1392年。義満の死後は、基本的に有力守護の連合政権になった。
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・『NHK高校講座 日本史「室町時代の交易と文化」』
→昨日の『100分de名著「太平記」』⇩を観た後だと、わかり味が深いな。そんな室町時代前期〜半ば(14世紀後半〜15世紀)。
→500年以上国交が絶たれていた、日本と中国(当時は“明”)。
→倭寇の“禁圧”(鎮圧、ではないのだな)を、日本に求める明。それに応える義満。日本国内での商業の活発化に、明銭が欲しかったのね。
※関係ないが、「なんとかだミン」という語尾の、プ○キュアに出てくる小さいキャラを創造してしまった
→明、おめーらから言ってきたのに「将軍義満は天皇の家来であり、ウチは国王としかやりとりしねーから」って、義満の使者を追い返すの、その程度の情報力しかないのだな。
→一方、李成桂が統一した朝鮮。日本と交易開始か?
→義満は明に認められるために、位を手に入れようと躍起に。従三后(皇后に準ずる称号、将軍より上)を取得。んで、南北朝合一。でさらに、将軍は息子(義持?)に譲って出家して「道義」に。迎賓館としての金閣。
→準備万端で1401年に使者を派遣。明の使節がとうとう!永楽帝勅書に「国王源同義」の文字!やったー!国交回復。義満のすごい粘り。
→正式な貿易船という証明のための、「勘合」と「底簿」。港と北京でのダブルチェック。「朝貢貿易(勘合貿易)」!
→唐突に朝鮮とのやりとりに。中継していたのは琉球!対馬じゃねーの?
→ほほう。当時、北山・中山・南山が争っていた琉球。中山の尚氏がそれらを統一(1429年)。琉球王国に。
→ここの首里城正殿での収録、2019年6月なんだ。一度焼失したの、いつだっけ?
→明だけでなく、タイやベトナムと交易していた琉球。馬と硫黄を明に、陶磁器や絹織物を手に入れる、と。
→ピパーズという島胡椒。ジャワナガコショウという、東南アジアの痕跡。
→蝦夷ヶ島、て北海道のことなの?この地図、一部しか出てきてなくね?アイヌを圧迫する和人、この時代に既に。コシャマインの乱も、アイヌ敗北。
→義満のころ、「北山文化」。金閣の寝殿造・書院造・禅宗の寺院風の造りの、融合。観阿弥・世阿弥の、能。仮面文化なのか。マンガのほう⇩では、まだまだ猿楽のあたりで止まっているな。
→8代義政のころの「東山文化」。この慈照寺銀閣と、雪舟の水墨画に引っ張られて、書院造=東山文化、て思っちゃうけど。北山文化からあったのよね。
→枯山水、茶道や華道。
→ジャコウジカのオスの腹の中から出た分泌物なん?麝香。ムスクのこと。
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・『10min.ボックス 生活・公共「なぜダメなの?未成年の飲酒」』
→中高生の5人に1人が飲んだことあるんだ。正月の“お屠蘇”もあるし、そんなもんじゃない?
→「未成年で飲み始めると、成人してから飲み始めたヒトの3倍依存症になりやすい」のデータは、なんか別のパラメータ(そもそもの家庭環境)も加わってないか?アメリカのそのデータだけで、「未成年から飲むと良くない」とは言い切れないのでは?
→むしろ「未成年で飲み始めたけど依存症にもなってない人の家庭環境や生活習慣」と、依存症になった人のソレを比べないと、依存症になった本当の原因は見えてこないと思う。
つながりつながり。