太平満ちる

8月3日の視聴

・『100分de名著 “太平記” 第1回「あわいの時代を生きる」』
→なるほど、いつもみたいに「誰々の書いた何々」、ではなくて原書の太平記、てことか。それを元にした書籍も紐解きながら…てカンジかな?
→指南役は能楽師の安田登。「平家物語」もこの方が指南役だった(らしい)。そうか、能が生まれたのと同次代、なのか。

平家物語が13巻。太平記はなんと全40巻!誰が書いてんねん。吉川英治版、2巻で断念したんだよな…。
→朗読も安田登さんが演るのね。“間(あいだ)”は重なりのないものだが、“間(あわい)”は少し重なった部分を指す。
→朗読、玉川奈々福さんも。朗読は古文なんだけど、現代語訳が画面に出ているのがわかりやすい。
→悪党(=強い人)としての、楠木正成
→強い(変化のない)北条高時と、弱い者たち(変化のできる)後醍醐天皇足利尊氏の闘い。

・『100分de名著 “太平記” 第2回「時代を読み切れないリーダーたち」』
→“アラブの春”みたいだな…。倒した跡を考えられてない。
後醍醐天皇の息子・大塔宮護良親王比叡山の坊さんだったのか。それで武芸が好き、て昔からあのへんの坊主はすぐ武力つけるよな。
→え、大塔宮護良親王征夷大将軍になったん?どゆこと?
→その気がないのに“朝敵”になっちゃう尊氏。弟(足利直義)も、勝手に大塔宮殺すなよ。
→九州に逃げたの?尊氏。いや直義、500騎で数万に勝てるか?直義…。
→勝っちゃうんだ…。すげーな直義。
新田義貞勾当内侍とデレデレで…追討し損なう…。傾城傾国。
→尊氏、九州平定?!そんなストーリーあったのか!再び京へ上る!「時」を「持」つ。
→へー。後嵯峨天皇以降、“持明院統”と“大覚寺統”で天皇を(ほぼ交互に)即位し合ってたのかー。後醍醐天皇大覚寺統
持明院統光厳上皇北朝の初代になる)から、新田義貞討伐の命を受け、“朝敵だけど朝敵じゃない”尊氏。
→面白くなってきたなー!

・『100分de名著 “太平記” 第3回「異界が映す時代のエネルギー」』
楠木正成後醍醐天皇とその側近が戦を知らなすぎて、湊川の戦い(1336年)であえなく自刃…。弟・楠木正季と共に。
平家物語の頃は壇ノ浦まで追い詰められるまで自決しなかった。それなのに、この時代やたらと自決する。ヴァルハラを目指す、死後の世界へのリアリティー

大森彦七が出会う、怪異の数々。え、こっからファンタジー世界のストーリーが続くの?
仁和寺大塔宮護良親王?夢なのに現?世阿弥の「夢幻能」につながる。
→芸能による鎮魂。

・『100分de名著 “太平記” 第4回「太平の世は訪れるのか」』
→尊氏が武家の統括、直義が法務と政務を。が、尊氏側の高師直高師泰兄弟の、暴挙が、直義を動かす。暗殺計画。
→「婆娑羅大名」の出現。高師直も。ホントに悪い奴なのかは分からんよな…。
→尊氏・義詮(よしあきら)親子vs直義・直冬(ただふゆ)に?!これが北朝vs南朝に。
高師直高師泰出家で収まったと思ったら、また?
→で直義死す。1352年。弱る北朝
南朝勢力が。足利直冬もそっちだし。後村上天皇後醍醐天皇の息子)が京都に!でも撃破する尊氏。強え。弱気なくせに。
→能でいう「シテ」でなく「ワキ」な尊氏。
→弱る南朝後村上天皇を訪ねる、光厳法皇
→将軍職は義詮から、幼い3代義満へ。細川頼之、登場!なんかすげー認められてる人なんだな。将軍職の簒奪とか考えなかったのかね?
→へー。太平の世を安田登さんは“金閣寺”に例える。寝殿造(1階)・書院造(2階)・禅宗の様式(3階)。文化が、1つに。
→どちらを正解とするでもない、“中庸”こそが平和の定義としてはバランスいいんじゃないかな?

・『ダンス・ダンス・ダンスール 第7幕「ひぃ〜、もうっ、恥っ」』
→前回まではこちら⇩。

【『7月17日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220720/1658284835

→ブラボー!って言っていいの?!
→勝負!って誰が決めんだよ。
→仲良くなった。まさかの。一人だけなんかアヤシイが…。
→マリインスキーか、ボリショイ。

・『ダンス・ダンス・ダンスール 第8幕「あーもっかいやりてぇーっ!!」』
→夏姫と仲良くなってきた。中2男子と小6女子の恋、あるんじゃね?
→これは…あのヤリチン先輩、潤平と都をくっつけて、流鶯をがっかりさせようとしてねーか?
→ほらキタ。

・『ダンス・ダンス・ダンスール 第9幕「俺だって、もっと上手くなりてぇんだよっ!」』
→“ニ、プーハ、ニ、ペラー”…。
→え、スカラシップとれんの?
→男の嫉妬だらけだな、潤平の周り。

・『ダンス・ダンス・ダンスール 第10幕「都は、あいつの側に……いてやんなきゃ」』
→都の過去回想。ばーさん怖えな。
→マジの虐待じゃん。
→その話を聞いたからって、潤平は都を流鶯に譲るとでも?都の気持ちはどうなる?!
→ババァ(小鶴)、どーせ流鶯のこと真鶴だとしか思ってねえんだろ?
→嫉妬をたぎらせれば、流鶯は“ロットバルト”になる。

・『ダンス・ダンス・ダンスール 第11幕「あ、俺、クラシックバレエ、好きかも」』
→『白鳥の湖』より「終曲」。
→ばーさん、流鶯をみてやれよ!
→断るなよ流鶯!
→間に合った!
→間に合って無かった!!
→でも演れるんかよ!
→才能に、蹂躙される!
→海咲に、辞めるなと言えるのは、たしかにアンタだけだよな。
→「生川」で、生きていく。

・『【土曜ドラマ】空白を満たしなさい(最終話)(終)』
→最終、第5話。自殺対策のNPOを訪問したシーンで、「相手にする人間の数だけ自分がいる」という話があって、コレを思い出した⇩。

…作者同じだけのことはあるよな。
→復生者は、再び死ぬのだろうか。
→藤森慎吾!…部屋の奥に行った時点で、不自然に画面から消えたから『これはヤバい空気』だとは思ったが。
国広富之木野花さんが、悪い雰囲気をモリモリ出し、かつ宗教じみている演技で魅了してくる。終盤でこの配役はエグい。
→すげーな、この場面での、柄本佑の顔の演技。妻の毒親を、ポジティブエネルギーでぶった切ったぞ。

・『ドキュメント20min.「聞き屋¥0 泣き笑い・愚痴は人生の交差点」』
→長野と岐阜の聞き屋さんに密着。言うほど傾聴できてはいないけど、0円のクオリティならこの程度なのかもしらんね。
→9股の彼氏は彼氏と呼んでいいかしらんけど、この女性がいいんだからいいんだよ。質問されても「わかりません」でえんちゃう?

・『日本の話芸 三遊亭圓輔 落語「厩火事」』
→「厩火事」…論語のアレね⇩。

【2022年『1月1日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220115/1642182335

→髪結いのお崎さん。働かない亭主の愚痴。でも亭主のこと好きなんよね。
→圓輔さん、ハゲた80代のじーさんなんだけど、女の役がバッチリ見えるんだよな。すげえな。



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