全力で創る者たち

10月7日の視聴

・『NHKスペシャル中国共産党 一党支配の宿命」』
毛沢東の元秘書だった李鋭(りえい)氏(2019年、101歳で没)が、なぜスタンフォード大学・フーバー研究所に、膨大な日記(1946-2018)を寄贈したのか。15年かけて書き起こしを手伝った娘さんもスゲーよ。
→ああ、1949.10.1が中華人民共和国の建国日なのか。
毛沢東の語る“階級闘争”って、暴力もいとわない常なる革命なのか。
→「大躍進運動」の行く末を決める、廬山会議。進言した、彭徳懐(ほうとくかい)の更迭。整風運動が求める自己批判、まんま日本の赤軍派がマネしてるな。
毛沢東、やってることヒトラーですけど。文化大革命(1966-)で劉少奇彭徳懐も殺されてる。シャレにならん。よく周恩来は生き残ったな…。
毛沢東は1976.9.9に死去。鄧小平が改革開放路線、経済特区などをもたらさなければ、今の豊かな中国はないよな。
胡耀邦の急死、支持する民衆がデモ。そしてあの、天安門事件が。鄧小平はなにがしたいねん。
→個人独裁を防ごうとしていた鄧小平が、変質していく。江沢民に次を委ねる鄧小平。めっちゃ独裁。
習近平国家主席の任期、撤廃してたの?!圧倒的賛成で可決してんじゃん。どんどん民主主義から遠ざかるな。
→李鋭さん、お疲れ様です…中国を愛してたんですね…。

・『フランケンシュタインの誘惑「愛と絶望の心理学実験」』
→“愛”を科学実験で測ろうとした、心理学者ハリー・ハーロウ。情熱を傾けたのは、「母親に対する子どもの愛」。
→カルビン・ストーン(動物行動学心理学者)との出会い。
→当時主流のジョン・ワトソン行動主義心理学に対抗する、ハーロウ。なぜ?
→霊長類研究所を手に入れた。この段階では、そんな残酷な実験をしてる節はないがなあ。むしろサルの好奇心と知能を証明するとか、優秀極まりない。でも、家族に入れ込みすぎじゃない?
→離婚。すぐ次の妻出現。母上の美人さを受け継いでハンサムだしなあ。
→ワトソンの子育て論、ハグもキスもアカンのか。感染症がそれをあと押ししちゃったのね。でもなー…当時に生きてたら信じちゃうな…。だってその方が子どもが死なないんだもん。で、ハーロウはそこにどう切れ込む?
→スキンシップこそが子育てに必要、という革命的な実験を示すハーロウ。すげー。「接触による安らぎが“愛情”を育むのに重要で、授乳は重要ではない」。母子には授乳関係しかない、というワトソンの主張を真っ向から退ける。どうする、ワトソン?
→その後のワトソンには、特に言及しないのか?正直、授乳関係が愛、というワトソンの主張も一理あるのよ。でないと、父親との愛が子どもとの間に存在しなくなっちゃうから。粉ミルクでもいいから授乳をすれば、父親とも愛を育めるわけで。現在の“父親も育児参加するのが当然”という風潮からすれば、こっちの説も無駄じゃないのよね。
→狂ってきたハーロウ。「よーし、次は母子の愛を物理的に引き裂いてみよっかな」じゃねーから!実験、その名も「モンスターマザー」ってオイ!!子ザルかわいそうすぎる。証明したのは「危害を加える母親にさえ、子どもは愛情を持ち続ける」こと。虐待の促進だよ…泣いちゃうよ…マジでやめろ。
→次の実験装置、その名も「絶望の淵」。抑うつ状態に陥る子ザル。もうやめてあげて…。
→ただ。我々はこれが“サルという哺乳類”だから不快な感情を得るのであって。ラットや鳥類、爬虫類の類だとなんとも思わないよな?それはどうなの、私たち?
→2番目の妻とマーガレットの死。最初の妻クララと復縁??
→シルバースプリング事件は、さすがに…。実験施す人間側の精神がもたない。


・『NHK地域局発 紀の国スペシャル「“豪雨から”を生きる」』
→2011年9月4日の、紀伊半島豪雨。同年に東日本大震災があったことも、もしかしたら注目を浴びてない原因なのでは?
→家族6人で住んでいた中平さん(33)。彼だけは、東京で就職していたので難を逃れた。今は工事現場の資材置場である、かつての自宅玄関の位置。自分以外の5人が流されて死亡するとか、絶望しかない。死にたくなるのも無理はない。父、母、妹2人と弟。両親と比べるべきじゃないけど、特に、兄弟がみんな死ぬのは未来を潰されるようで悲しすぎる。
→関係ないけど、中平さんハンサムすぎる。
→番組自体は、災害を風化させない、という意図もあろうが、総じて遺された人々の心の再生がメイン。
→水害で亡くなったから、お墓に水かけたくない、という中平さん。触ってパワーもらう彼に、心の再生などそう簡単ではないのだな、と感じた。 


・『きのう何食べた? #5』
→こんな具だくさんでうまそげな“サッポロ一番みそラーメン”、見たことねーよ…。前回⇩観たときと気分は違うな。作りたくなったもん。

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