9月15日の視聴
・『フランケンシュタインの誘惑「ノーベル賞 爆薬王の遺言」』
→なんか自分のイメージでは、「工事現場のために作ったダイナマイトを戦争に転用されたことを憂いてノーベル賞を創設」みたいな割と善人扱いだったノーベル。全然違うじゃねーか!小学生の読む「まんが偉人伝」みたいなの、いかに欺瞞に満ちているか、と。親父さんもクリミア戦争の特需で財を成した(すぐ堕ちたが)し、爆発物製造の過程で弟は死んでるし、狂人に近くないか?まあだからこそ科学者っぽいワケだが。
→珪藻土って、ケイソウが化石化したものなの?へー。
→珪藻土とニトログリセリンの親和性。しかしホントに、発明の機序は、偶然の発見から。
→ギリシャ語“ディナミス(力)”より、Dynamiteと命名。
→普仏戦争。ドイツ公国の一部、プロイセンとフランスの戦い。ダイナマイトの殺傷力。以降、兵器としてめっちゃ売り込むノーベル。兵器商人やん。
→無煙火薬の開発に取り組むノーベル。普仏戦争で敗北した、フランス軍の全面協力で研究スタート。ニトロセルロース。“バリスタイト”開発。完全に兵器用の爆薬。
→平和活動家のベルタ・フォン・ズットナーと10年来の仲、とな。ズットナーとズッ友…。
→惚れていたズットナーの「武器を捨てよ!」に影響され始めるノーベル。でもズットナーの主張する“捨てる”方じゃなく、“抑止力”として兵器製造に邁進するんだ。ふーむ。
→「平和賞」だけズットナーの思想だよな。
→生涯独身。
→ズットナーも「平和賞」受賞してるやん(第5回)。
・『NHK高校講座 あらためまして ベーシック国語「文学史〜川端康成〜」』
→ノーベル文学賞作家。「伊豆の踊り子」が19歳の時の作品なのが驚き。34頁しかないんだ。意外。
→相変わらずの滝沢カレンさんの衒いのない暴言(?)の数々。段取り決まってると結構やらかしがちだな。いい歳であんなこと(「質問されるのすごい嫌いなんで」)言って大丈夫なのはアナタだけだよ…スゲエよ…。
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・『きのう何食べた? #2』
→映画化記念の再放送。相変わらず⇩、そうめん美味そうだなー。
→ジャム作るためにイチゴ煮詰めるの、「ホーロー鍋」である必要はどこにあるのだろう?
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・『フランケンシュタインの誘惑「ナチスとアスペルガーのこどもたち」』
→アスペルガー医師の偉人伝とは裏腹に、ナチスの安楽死作戦(表向きは「肺炎」)に加担。師であるハンブルガー医師の影響、はあるにしても。
→彼にシュピーゲルグルントへ送られると、100%死ぬ。絶対、殺されてる。死因は「肺炎」。もう誰も「良心の医師」とは呼ばない。
→1974年のラジオでのインタビュー…空虚な嘘を突き通した。そのまま1980年に死んだのか。
→彼の論文を発見したローナ・ウィングが、敬意を表して「アスペルガー症候群」と名付けたのに、ね…。
→789人の子どもたちが、医師によって殺された。長い間良い医師だと信じ、妹がシュピーゲルグルントで殺されたことを知り、彼が本当は卑劣な犯罪者でもあったことを知った、ヴァルトラウト・ホイプルさんの胸中…。
→番組最後の長いテロップが、ひっくり返された歴史を物語る。
「アスペルガー症候群」は1992年
正式な診断名としてWHO(世界保健機関)に採用されたが
2018年には「自閉症スペクトラム障害」という診断名に統合された
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・『HUNTER×HUNTER 第132話「センコウ×ト×ハツドウ」』
→「勝負」というコトバに反応する、メルエム。護衛の二人との駆け引きや、如何に。
・『ドラゴンボール改〈Tナイト〉「美戦士ザーボンの変身」』
→天津飯の声優が鈴置洋孝さんじゃないの、切ないな…。
つながりつながり。