自ら発信することの意味

8月15日の視聴

・『NHKスペシャル「銃後の女性たち〜戦争にのめり込んだ“普通の人々”〜」』
→女性参政権もないなか、鬱屈した夫の家での暮らしに、主婦がのめり込むのも頷ける。子を産み育てるマシーン扱いであった若い主婦の集まりが、発足2年で50万人以上の組織にもなるというもの。
市川房枝のような方向性とはまた違う。自分の立場に諦めを感じている主婦が「女性の権利を主張するほどには意欲はない」が「自分には生きる価値がある」と思うに足る何かが組織にはあったのだろう。なんかPTAにのめり込む主婦たちと似ている。
→そして陸軍に利用される。
→のめり込んだ主婦の、子たち世代(現在90代)が「おそらく世間体や義務もあったでしょう」と言う。それがさらにアイヌ含む、占領した他国の方々への日本語文化教育(事実上の強制)まで…。
→おっかねえ。1940年には1000万人気もの会員様に。
→はあ??女の子しか産んでない家庭を蔑んだりし始めてんの?もうその頃には終わってた、てことだな、日本が。
→うわ。14歳以上の男子を海軍に差し出せ、と?それを国防婦人会が??
→1945年6月に解散?それはなんで?
→後悔する婦人たち…。


・『100分de名著 アレクシエーヴィチ“戦争は女の顔をしていない” 第1回「証言文学という“かたち”」』
→⇧の『NHKスペシャル』にも絡む、女性兵士の語りの数々。作者がベラルーシの人なのが、また国際報道でもよく見る同国の独裁政権⇩を思い出して、より痛い。

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