1月20日の視聴
・『NHK映像ファイル#698 あの人に会いたい「高見のっぽ(俳優)」』
→2022年9月、88歳で没。この、直近でなく亡くなった方のチョイスはどういう基準なのだろう?
→「できるかな」の前番組(「なにしてあそぼう」)から続けて“ノッポさん”だったの?それにしてもそれを20年も…。どういうきっかけで採用されたのよ、パッとしない芸人が…。
→ノッポさんが喋って、ゴン太くんがしゃべるんかーい!って、今ならツッコミ入りそう。どっちが独自キャラなのか分からん。
→最終出演回でしゃべったんか!あ、この一緒にいるのがワクワクさんか?!
→齢を重ねてから、チャレンジ精神に気づいたノッポさんの落ち着きがオーラになってる。
◇
・『NHK映像ファイル#699 あの人に会いたい「畑正憲(作家)」』
→2023年4月、87歳で没。ムツゴロウさんだ!
→東大大学院まで行ったんだ。生物学で、アメーバ研究。それがなにゆえ動物本体へ…。
→寝転びながらの映画製作姿が、“ムツゴロウ”なん?
→『ドクトルマンボウ』にハマる。
→ムツゴロウ王国、て釧路-根室間の、あんな無人島がスタートだったん?!嶮暮帰(ケンボッキ)島。声に出して読みたい島の名。対岸の土地に広げたムツゴロウ王国、資金とかどっから賄ったのだろう。
→象使いの技術を学びに、スリランカまで行くのは、この人だけだわ…。
→ムツゴロウさんには悪いけど、昨今の「人間よりペットが大事になってしまってる方々」を見るに、畜生は畜生である、て部分は譲れないな、アタシャ。
◇
・『NHK映像ファイル#700 あの人に会いたい「奈良岡朋子(俳優)」』
→2023年3月、93歳で没。「新劇を代表する俳優」という触れ込みだけど…“新劇”って何スカ?
→『おしん』のナレーションなんすね。昭和4年、東京・文京区生まれ。東京大空襲を15歳で体験してる人間の心境、か…全然想像出来ん。
→大滝秀治や宇野重吉のいた、劇団民藝にポロッと入る奈良岡さん。
→え、洋画家の親父さん厳しいな。「演劇に行くなら、一切絵を描くな」って。どういう意味だったんだろう…。
→名バイプレーヤーで、ナレーターで。『篤姫』のナレーションを。映像観ないでやってんの?!まじかよ!…感情を入れすぎることが、(奈良岡朋子にとっては)役者の邪魔になる、との判断なのだな。
→『ドライビング・ミス・デイジー』で仲代達矢との共演。なにこれコントかしらん。
→戦争だの震災だのをくぐり抜けた人の、この「生き残ってしまった」感ってなんなんだろうね…。
◇
・『NHK映像ファイル#670 あの人に会いたい アンコール「柳家小三治(落語家)」』
→再⇩。
【2022年『12月11日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20221231/1672423446】
→東京・新宿生まれ。お父さんは教員。厳しい父上が、この道に入ることに何も言わんかったんかね。…いや、教員だからこそ、職業の貴賤なんか口に出来ねえか。
→師匠(五代目柳家小さん)の前の名前、「柳家小三治」(十代目)で生涯通すことになったのも、なかなか面白い。
→重いリューマチになったのが四十代。長い病との付き合いが、人への感謝を生む。不思議なもんだよね。
◆
・『土曜プレミアム・THE CONTE』
→第3回はこちら⇩。もう第4回かー。
【2023年『7月29日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230819/1692453685】
…いつも夏なのになにゆえ冬なのかしら。
→“サンドウィッチマン”がトップバッターなの久しぶりやね。…てか長い。伊達ちゃんの仕業だろこれ。
→“東京03”飯塚の「どっちもだろ!」が良かった。
→“バイきんぐ”、西村の狂気を利用する小峠の手腕が最高なんだよ。萌える。
→“わらふぢなるお”の設定なんなん。よくそんなん思いつくなー。やりとりはかつてのサンドウィッチマンなんだけど、やっと自分らしさが出てきたなあ。
→“さらば青春の光”の終電逃させ屋!特殊な職業考えるなー。
→あ、かまいたちは今回は演らんのか。
◆
《「今日の理科」のコーナー》
・『NHK高校講座 生物基礎 #38「生態系のバランス③〜人間の活動と生態系のバランス〜」』
→この冒頭の生態学者・宮下直さんのハナシ、“蕎麦”は虫媒花、てことかな?
→長野県飯島町の、そば畑。絶滅危惧種のチョウの現地調査?それで“蕎麦”か。“ミヤマシジミ”っていうのが、その絶滅危惧種のチョウの名前か。シジミチョウの一種…とか言われても、初耳情報ばっかりやの。
→ミヤマシジミの保全、は分かるんだけど、そもそもなぜ絶滅危惧種になってしまったのん?
→へー、そうか当然といえば当然なんだけど、里山って、人間が介入することで維持されてきたんだな。空き家と同じで、住み手がいないと廃れるのかね。「かく乱があってこその里山」。“かく乱=悪”ではない。
→里山の「モザイク性」。2つ以上の生態系が揃って、初めて生きられる生物がいる。アカガエルの仲間は、「春先の卵が孵化して6月になると田んぼから森へ戻る」し、ドジョウは「田んぼと、水路や川を往復」する。田と水路と森がないと、成立しないよな。
→コウノトリ。これも、稲作による水田や小川でエサをとり、その近くの林で巣を作る。…が、農業の近代化による排水設備(川がない!)、農薬による副作用…野生のコウノトリは1971年に絶滅。農薬で水生昆虫やドジョウがいなくなったからか…。
→飼育活動で、少し戻ってきたのだね。コウノトリ。
→雑木林の「樹液の出る木が減ってる」?シロスジカミキリが減ってるから、だと?…あーそういうことか。
①シロスジカミキリは、クヌギやコナラなどの若木を掘って潜り込む(それにより樹液が出る)
②しかし、農業の衰退で、適切に人の手が入らなくなった(伐採されない)ため、老木になって堅くなってしまい、シロスジカミキリが樹皮を破れなくなった
③ので、シロスジカミキリが減る
④ため、樹液の出る木がなくなる
…という流れか。
→シイタケ栽培で使ったホダギ、雑木林に戻されて土にしてたんだ。里山こそが「循環型農法」。
→「火入れ(野焼き)」によって、草原を樹林化“させない”。遷移を抑える!遷移って、進めりゃいいわけじゃ無いんだな。
→ミヤマシジミの幼虫、コマツナギの葉しか食べないの?!どういう偏食?…たしかに、農家の協力が無いと、これは出来ねえよなあ…。
→こういうの知るとさ。こないだの能登半島地震で、あそこに住んでる人たちに、引っ越しを勧めるのもさ。御本人達の意思以外も考えると、容易じゃないよなあ、て思うよね。
つながりつながり。