我らはみんな魔法使い

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

「できないということは、いつかできるということ」

Eテレ某番組の決まり文句。

作成者に悪意はないのでしょう。「学校の中では当然のルール」「あれが出来ないと社会生活が営めない」と思い込み、何の疑問と持たずに観ている視聴者が大半なのでしょうから。

でも…

主人公である、「できなくて周りから責められる」少年。彼が出来てない行為は、

「いつかできる」行為なのだから、できないのは君の努力不足

という理由で片付けていいものなのか?




何らかの、まだ言語化されていない個性(今は障害と呼ばれるもの)によりできないだけかもしれない。

すると、それは「いつかできる」行為ではないため、

「このままやり続けても出来ないかもしれない。他のことに時間を使おう。」

という発想が必要になる。それこそ、経営者のExit戦略にも匹敵する能力です。

◆◆◆

今の日本の学校に、新しい発想を積極的に受け入れるcapacityがないのが残念ですが…

コトバひとつで大人の意識が変わるなら、私から学校関係者に一言。自分達(=大人)が、好きなことが仕事にできる時代になったことに、気づかないかわいそうな存在であることを自覚した上で、


「できないということは、他の何かができるということ」


なのだと知ってください。




つながれつながれ。


追記)Eテレの名誉(?)のために言うと、この某番組は、2018年度をもって終了しています。