1人だけど、独りじゃなかった

1月25日の視聴


・『スポーツ×ヒューマン「誰よりも相撲を愛して 孤高の横綱 白鵬」』
→以前観た『NHKスペシャル』⇩の密度を高めた今回。先日の九州場所で花道の警備とかしてる!大横綱でもそんなことせなアカンの? 

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→60キロ代で入門した彼が、3年で十両昇進(給与の出る地位)。早い!
横綱昇進、2007年(22歳)。そこから約15年の道のり。
→名勝負。2008年、初場所・千秋楽!横綱同士の一戦!立合い、朝青龍に差された(朝青龍の)左。それを瞬時に巻き返して右手を滑り込ませる。上手下手ガッチリの白鵬。対して、右手のみで耐える朝青龍白鵬が寄せ、朝青龍も両手取るも、その間を使って土俵に寄せる白鵬!出しきれず真ん中に戻る両者。少しの間のあと、寄せにかかる白鵬を吊り上げる朝青龍!空中でバランスを取り、地面に降りた瞬間に、崩れてる朝青龍の重心を利用して左上手投げで勝利!
朝青龍の突然の引退で終わる、二人の闘い。その3年目の横綱に降りかかる、他の部屋の八百長不祥事。
千代の富士を超える連勝(この時は生きてたんだな…)。双葉山の69連勝に迫る、63連勝。稀勢の里が64連勝を止める!
→モンゴル勢。日馬富士も、鶴竜もいたのに、ここまで残ったのは白鵬だけだったのか…。
→そんな、モンゴル隆盛の中。2013年九州場所14日目。白鵬に勝った、稀勢の里に、バンザイが起こる。どんなに角界を守ろうと戦っても、日本人は日本人を贔屓するのか?!
稀勢の里の綱取り目前、2016年夏場所の全勝対決(13日目)。「みんな稀勢の里の応援」「休場すればみんな喜ぶかな」…そんな弱音をトレーナーの大庭氏に吐きながらも、勝ち切る白鵬
→“勝つことが横綱相撲”!
→4場所休場からの復帰を目指し、決断する、右膝の手術。そして、2021年7月名古屋場所
→薄氷の勝利。悪化する右膝。10日目の10連勝。家族のみに伝えた、今場所での引退。
→全勝で迎えた、千秋楽。かち上げ、張り手、腕をひねる…照ノ富士を下した、全勝優勝!そりゃ泣くよ、家族も。
→最高でした。


・『NHKスペシャル「その一蹴りにかける〜スピードスケート 髙木美帆〜」』
白鵬の『スポーツ×ヒューマン』が『NHKスペシャル』の高密度編集版であるのに対し、こちらは『NHKスペシャル』が『スポーツ×ヒューマン』⇩からの編集版なのではないかと推察。

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→書店での、カメラマンとの慣れたやりとり。12年のつきあいってもう、近い親戚じゃね?
→2021年1月は、沖縄で始動してたんだ。なぜ暖かいとこを…?
→3日間で5種目に出場した、2020年12月の全日本選手権。500mで小平に勝って優勝!2時間後の3000mでも優勝。翌日、1000m、1500mでも優勝。最終日の5000mは…これも優勝?!そんなヤツいるか、普通??スタミナどうなってんだ?
→『スポーツ×ヒューマン』と、だいぶ違って来たぞ?!
カラコン?ではないんだろうけど、眼の色、なんか違うよね。色素薄い?
→そっか。平昌(ピョンチャン)の時は勝てなかった(銀メダル)のか、ビュストに。
→2021年11月の、W杯ポーランド大会。同走のビュストに勝って優勝。笑顔は無い。そうよな。あくまで調整だからな。
→12月の、アメリカ・ソルトレイクシティ。狙うは、ここ1ヶ月でズレたタイミングの修正と、世界記録。
→切った!1分50秒!!1:49:99!!!
→最後笑わせてきた。

・『学ぼうBOSAI 地球の声を聞こう「噴火の前に何が起きる?」』
→噴火シリーズ、前回⇩のつづき。

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→2000年の有珠山の噴火。噴火の4日前からの地震、平らな地面の寸断、それを基準に2日前には住人が全員避難。死者なし!これはすごいな。
→マグマだまりの位置を、土地それぞれの盛り上がりの具合で特定。これは技術の進歩ならでは、だな。
→3月28日に隣町に避難開始して、住民全員が避難完了して、2日後の3月31日に噴火。前兆現象、の大切さ。
→なんでそこに住む?と思ったが、それに対する回答も。「火山はたくさんの自然の恵みをくれる」。洞爺湖の温泉、観光地としての利益。火山灰地での農作物。なるほど!
有珠山の、地域防災担当らしい川南さんが、「自分の経験をもとにせず、まずは逃げましょう」という学びを徹底している、とおっしゃってたのが印象的。


・『学ぼうBOSAI 地球の声を聞こう「突然の噴火に備えよう」』
→2014年9月27日の御嶽山噴火は、凄惨な災害になったよな…。あの石が時速300kmで飛んできたら、そりゃ死ぬわ…。
御嶽山、5段階の警戒レベル“1”(いちばん低い警戒)から噴火したので、犠牲者多かったのか。
→“マグマが噴き出るタイプ”なら、周りの岩盤を押し上げるので予測しやすい。が、御嶽山のように“土の中の水分を温めるタイプ”は、岩盤を押し上げず、高圧の水蒸気が爆発するので、噴石が突然ものすごい勢いで飛んでくる「水蒸気噴火」。
①体を隠せる岩、山小屋、シェルターへ
②できるだけ離れる
→活火山に登る三点セット「ヘルメット(頭)、ゴーグル(目)、タオル(口)」。全部装備すると、1960年代の学生運動のスタイルにしか見えませんが…。必要!必要ですよね!!




つながりつながり。