10月20日の視聴
・『NHK高校講座 あらためまして ベーシック国語「指示語」』
→この回、10分だし、小学生に見せてから授業したほうが、飲み込み早いんじゃないか??
→私のエリアは「こ」、相手のエリアは「そ」、両者から遠いエリアは「あ」。
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・『NHK地域局発 北海道道「停電の中で、あの時…」』
→9月17日の本放送。2018年の胆振東部地震時の、セイコーマート。
→緊急時に備えた、「車からの電力供給」装置。電気が止まっても「ガスが動いていた場合を想定したガス釜での炊飯」。もちろん全ての対応が平常時とは違うため、リソースを「POSシステム(レジ)を堅持」かつ「食料はおにぎりとパンの販売に特化」するマニュアル。
→何より、「北海道の実情に特化」してるのが見事。確かに関東圏に出店してこのレベルの災害マニュアルを組んでも、コストに見合わない可能性が高い。車が必須の地域だからこその車のバッテリー利用、首都圏のように人口が密集してないため“出店が疎”にならざるを得ないからこその“おにぎりやパン”特化。
→首都圏だと店舗どうしが密集してるし、物流が滞っても「近場のどこかにはある」パターンで対応しがち。逆にセブンイレブンなどがここまで設備を整えようとすると、余剰在庫やスペースの問題で赤字になりかねない。まさにセイコーマート“ならでは”だ。
→そういう意味では、手放しで称賛してそのまま真似すべきものでは無い。地域密着するからこその強みをどうとらえるかをどれだけ普段から意識している証拠。
→社長(当時)の丸谷さんが、いわゆる各店舗のルール違反を容認していく様も見事。穂高さんに復旧した全ての流通を任せるの、すげえな…。限られた物資を平均的に分散させるのでなく、圧倒的に不足するだろう店に集中する。丸谷さんの言に、非常時対応の真髄を見る。
「分かってる人間が1か所で考えた方が合理的ですしスピードも速い」
「スピードが遅いとダメなんですね “災害時”というのは」
「あまり全員の要望を聞いたりしていると ちょっと“災害時”には対応が出来なくなってしまう」
「どこかがやっぱり無理がかかったり犠牲になったりするかもしれないが」
「それで前へ進む ということだと思う」
→この映像、カメラ回してんの誰かと思ったら、社内報担当の方なのか。英断。
→災害後、「災害対応用のボックス」を作ったのも、マニュアルをチェック式にしたのとか、改善すごいな。
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・『NHKスペシャル「横綱 白鵬 “孤独”の14年」』
→過去映像として「大鵬を訪れた時のツーショット写真」や“日馬富士”、“鶴竜”とか出てくると時の流れを感じる。
→あんなに日本を好きになろうとしてくれて、角界を代表していても、稀勢の里との直接対決で稀勢の里が勝つと、観客は特別に大騒ぎ(バンザイ)するのか。これはなんなんだ。ナニジンか、が我々観客はそんなに大事なのだろうか。
→「日本人が勝った方が観客が喜ぶんじゃないか」という苦しみを抱えながら。
→“横綱の品格”をタテに文句を言う審議委員会。でも、ひとり横綱の白鵬を、辞めさせる覚悟もありゃしないんでしょ?張り手やかち上げくらいで品格を疑われちゃたまらんよ。ルール通りに戦って文句言われる格闘技って、何なのよ?
→そう。白鵬の言うとおり。周りがなんと言おうと。「勝つことが横綱相撲」。
→“正代”に勝つイメージが浮かばない白鵬が、立ち会いに「当たらない」ことを選ぶ。天才か。玉砕ではなく、あくまで勝つことを選ぶ。心臓ちぎれるくらい苦しんでるぞ。
→照ノ富士との、最後の一番。私の背中が、
“ザワッ”
としたぜ。
→ありがとう、白鵬!!!
・『メジャーセカンド2 第25話「キミとまた…」(終)』
→最後はおとさん(ゴロウ)がもってくんだよねー。
→風林中野球部のみなさんより(神奈川県)!わはは。
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・『ハートネットTV「“あかさたな”で研究者になる〜天畠大輔 39歳〜」』
→こんな研究者もいらっしゃるか。初めて知った。呼吸に関しては、いつ死んでもおかしくない状況で紡ぎ出す論文や書籍。
→事故後、母上が信じてくれなかったら「植物状態」としてもっと命を縮めていたかもしれん。
→彼が「自分を研究対象とする」ことを、作家・柳田邦男さんは有難がってるが、「べてるの家」の当事者研究だって相当なもんよ?そっちもよろしく。
※たぶんご存知の様子。失礼しました。
→なにより、天畠さんの人柄が他の人を引き寄せてるよな。シソンヌじろうみたいな見た目も特かも。
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・『NHK MUSIC SPECIAL「藤井風」』
→これが藤井風⇩か!『シュガー&シュガー』最終回で、名前だけは知ってたけど。
→実家が喫茶店で、幼少期から音楽に触れていて、マイケル・ジャクソンにハマって…て、星野源かよ。声は米津玄師ぽい。こっとはこっちで“岡山の奇跡”。
→横浜スタジアムでの単独ライブ「“Free”LIVE」、本当に“単独”。彼だけの空間。「きらり」「優しさ」「もうええわ」、新曲「燃えよ」。
→しゃべってるのだけ聴いてると、ぽや〜としてるよね。
→「旅路」。「何なんw」。方言全開の歌詞なのも、意識はしてないにしても、マーケット感覚鋭い。
・『【ストーリーズ】事件の涙「終わりなき“9・11” 日本人家族の20年」』
→恨みがあっても晴らせない。そんな親たちが、齢を重ね、やはり相手の事情も考えてしまう。「戦争をなくしたい」と考えてしまう。でも、彼らも、それをキレイゴトであると知っているのではないか。それでも言わずにはいられない。
→アフガニスタンがタリバンによって(そしてさらにそこを付け狙うISによって)、元の木阿弥にされようとしてること、遺族たちも悔しいだろう。アフガニスタンが平和になることも、ニューヨークで亡くなったお子さんたちへの、供養でもあっただろうに。
つながりつながり。