
- 作者: 橋下徹
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/07/23
- メディア: 単行本
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子供同士の、(保育所の保育士さんや、幼稚園教諭の使う)“お友達”は、
いわゆる「友達」とは違うものです。子供たち本人にも、できれば就学前に認識してほしい。
◆◆◆
大人は便利に「お友達が困るでしょ」などといいますが、
ただの同級生とかクラスメートの中で、簡単に「私たち、友達でしょ?」などと言う人間は、(あくまで私の経験上)卑怯な要求をしてくる存在でしかありません。
…
「友達だから好きな人ができたら言い合う」?勝手に本人(=好きな人)にバラされたりしますけど(いじめ)。
「好きな人を譲る」とかも意味不明。好きになる順番は、告白する優先権でもなんでもないよ?好きに“なられた”人からしたら意味不明です。
好きになるのに権利も順番もありません。所有権を主張するなどもってのほか。友人が先にその彼(彼女)とお付き合いしようがしまいが、後悔こそすれ恨むのは筋違いです。
◆
“お友達”と“友達”は違います。そして、どちらも必要なものではありません。
利害関係なく、発生する“友人”は人生のどこかの過程で存在します、
…存在しますが、友人がたくさんいるのはステータスでもなんでもなくて。「友達が少ないのはダメなヤツ」扱いする謎の思想は危険。
友だちは必要ない
スタンスのほうが生きやすい。
そう思います。
つながりつながり。