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ヤサシイワタシ(2) (アフタヌーンコミックス)

ヤサシイワタシ(2) (アフタヌーンコミックス)

日本の自殺者数は減少傾向だ。

でも、

若年層の自殺は高止まりのまま。

少子化対策」は約20年を単位とする未来だが、「若年層の自殺防止」は直近の生産年齢人口を減らさないための超・喫緊の課題。政府は、全力をもって彼ら(若年層)を生かさずに、少子化がどうにかできるとでも思っているのだろうか。

私の提言は3つ。

①成人するまでの小・中・高で「生活保護受給申請書」の書き方を徹底的に訓練する。申請が通るかどうかは別として国民全員が申請できることを衆知させる。全学年同時スタート。毎年行う。現段階で成人に近い年齢(高校生年代)の方は訓練日数が足りないので、補講を小中学校で受けられるようにする。

マイナンバーカードの義務化。申請時、あんなに沢山の書類を書かされると、中身も読まずにサインしかねない。書類を減らすために各個人を電子データで確認できるようにすれば、仮に本当に受給に至っても精神的負担は減る(ケースワーカーの仕事もラクになる)。

③人権教育からの、生活保護へのスティグマの緩和。偏見を残したままでは①、②とも水の泡。報道が「不正受給」としてネタにしている受給者を追跡してあら探しする企画が、いかに人権侵害かを①をスタートする前に大々的に国中でアピールする。何もしていなくても生きていていいことを制度として確立して、自殺は減らす。


生きることは働くこと。
働くことは生きること。

別に、家の外へ出てやりたくない労働するのが“働くこと”ではない。人には欲求があって、欲求があればお金は欲しい。お金が欲しければ自分が売れるものを考え、それを信用として担保し、お金に変えようとする。

虐待だのいじめだので苦しんでいる人間も、そうでない人間も。「自分が楽しいと思えることをして生きていく」ことができるサポート。今の家庭に耐えられなくなったら、逃げられるように。生活保護がそんな制度になってほしい。

◆◆

私が求めるのは「好きなことで稼ぐのが当たり前になる(技術的にははもうなってるけど)」という、

一億総プロフェッショナル社会だ。

「嫌なことをするのが働くこと」だと思い込んでいるような、ゼネラリストはもう要らない。



広まれ。




つながりつながり。

※念のため。コメントされても返すとは言ってないよん。