生活保護受給者Iの繰り言

受給者の皆さんへ。

“審査請求”(=なんらかの処分に対する不服申し立て)はどんどん出しましょう。

請求先は「県庁」であることが多いです。ご多分に漏れず、公務員同士の馴れ合いから、あなたがお住まいの「自治体の味方」です。

ですから、基本的には却下されることがほとんどではあります。

結果や経過を示す文書も、賃貸契約書のように“甲”だの“乙”だのを散りばめて、公式文書に慣れていない一般市民を「二度と請求したくない」という気持ちにさせます。

では、なぜ“審査請求”すべきなのか?

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生活保護は、収入認定システムに構造的欠陥があり(勤労意欲を削ぐ構造)、

福祉事務所は「不正受給は罰するぞ」という脅しをかけ、無思考な受給者から体力・気力を奪います。


どーせ生活保護受給者はバカなのだから、俺たち賢い公務員がケツを叩いて単純労働者にでも追い込もう。そして少しでも今、税金を“回収”しよう


という意図が見え見えです。

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そういった欠陥のため、一度受給者となると簡単に脱することができません。

受給者がただ闇雲に働くように促され、しかも

自分の生殺与奪を握られたまま、何年も過ごすはめになるよりは、


「快適な受給者ライフ」


を送りたいと思いませんか?

そのための作戦の1つとして、不服を感じたら、即“審査請求”するのです。

福祉事務所サイドに、面倒な受給者が増えた、と思わせないと、苦しめられたまま法律も変わりません。

メディアにバッシングされたまま、肩身の狭い人生を送らされる筋合いはありません。

生活保護になったのは、あなたのせいではありません。ちょっとその時運がなかっただけ。

まだ間に合います。

ご武運を。