- 作者: 橋本紀子
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/04/28
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 58回
- この商品を含むブログを見る
現自民党政権の少子化対策は、国のための都合のいい国民だけ増やしたいわけで。
その証拠に、
1:幸せを模索しながら結婚に踏み切り、妊娠・出産・育児への夫の理解の無さに離婚したシングルマザー(経済力低め)
の方とか、
2:初めから結婚には興味がなく、それぞれ父親の違う子を育てるシングルマザー(経済力高め)
の方とか、
3:若くして(10代とかで、望むと望まないとにかかわらず)母になった女性
などの方々を、本気で応援する気がまるで無い。仮にも先進国で、二世帯住宅を推奨するとか、いかにもオッサンの発想。夫の両親と暮らしたい妻が、どんだけいるってんですか??
1:に対しては、微々たる母子手当で仕事した気になってますが。欲しいのはお金じゃなく、家事・育児全般をしてくれる(手伝う、でなく全部)人なわけ。家政婦とベビーシッター頼めるくらいのお金くれないと、全然足りない。月に一センチ身長伸びるのに、子供服も買えません。
2:に対しては、援助は要らないけど、周りの人間がうるさすぎる。子供が深夜まで起きていて可哀想、とか余計なお世話です。乳幼児なんて決まり通りに寝るわけない。要は、結婚しないシングルへの偏見でしょ?
3:に至っては、メディアやニュースが「問題おこし待ち」。なんにも助けずに、育児ノイローゼとかで子供殺したり虐待したら、ほら、若い子は…言わんこっちゃない、って報道する。
少子化対策は、国民全員の意識改革(何年もかけて)が必要。性教育から変えるしかない。これを避けては通れません。
つながりつながり。