それ以上いけない話をしよう

7月17日の視聴

 

・『理想的本箱 君だけのブックガイド「友達と絶交した時に読む本」』

→投稿者が、えれえショボいことで絶交しようとするの、女子じゃね?

→1冊目は『「空気」を読んでも従わない』(鴻上尚史、岩波ジュニア新書)。

→“映像の帯”に鴻上尚史自身が出てくるの、新しいな。以前のシリーズ⇩にこのパターン無いよな?

 

【2022年『12月15日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230106/1672931514

 

→2冊目は『それから』(夏目漱石集英社文庫)。夏目漱石、50年も生きてないんだな…。この主人公は杉元佐一みたいなポジションか。

→この言い争いは、どこにたどり着くのだろう。

→「くれないか」?で、「遣る」?!なに言ってんだ、こいつ等。

→緊迫の朗読劇。末岡いずみさんはあんま知らんけど、キレイよね。

→3冊目は『おともだち』(高野文子筑摩書房)。あー、『ドミトリーともきんす』の人か。以前ほどゴリゴリに偏った気はしないな。

 

 

・『理想的本箱 君だけのブックガイド「戦争が迫ってきた時に読む本」』

→1冊目からこれ⇩かよ…。

 

【2021年『9月1日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20210910/1631279981

 

…『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、三浦みどり・訳、岩波現代文庫)。ホントに女性に阿る選書するよな、Eテレ。最近の『100分de名著』も、そのバランスの偏りがキツいんだよ。度が過ぎるだろうが。

→アレクシエーヴィチさんの功績を否定するつもりはない。今まで、語り継げなかったものを、類まれなる意志と忍耐で説き伏せ、ベラルーシ大統領に批難されながら、それでも世に送り出したのだから。

→でも、(訳のせいかもしれんけど)文中に漂う「なんで男の仕事なのにアタシらがやらにゃイカンの?」という、いわゆる他責性、“女子供”とまとめてくくられるに足る、一段下の生き物感で満載なのが、鼻につく。

→書籍タイトル、原題の直訳とほぼ同じなので、アレクシエーヴィチ自身も多少フェミニズム寄りに思える。従軍した女性たちが、戦争に(好き好んで参加してるはずもないのに)向かう男性たちの苦悩に思いを馳せるでもなく、ただただ「戦争に行って帰ってきたら私は変わってしまった。戦争は悪いものだ!」みたいなこと言い出すなら、そりゃ「黙ってろ!」て言う男性もいるに決まってんじゃん。

左時枝の朗読に出てきた“今はクリミアに住んでいる”女性、(初版が1985年だから)きっともう亡くなってるだろうけど、生きてたなら、今のクリミアとウクライナ、そしてロシアの所業をどう思うか、聞いてみたいな。

→番組メインの3人のコメントが、当然に薄っぺらくなる1冊、だわ。なんも響かん。まあ、不都合な真実を語る人間、地上波に出られねえもんな。

→2冊目。『短くて恐ろしいフィルの時代』(ジョージ・ソーンダーズ、岸本佐知子・訳、河出文庫)。知らんな。小説なんだ。周りに持ち上げられて独裁者になるハナシ?

→“映像の帯”がすごくイイ。読みたくなる。こうでなくちゃね。

→3冊目は『ひろしま』、石内都。写真集?女性の服ばかりが残っている(いや、そう選んだだけなのかもだが)ことに、また別のことを稽えてしまう。

 

 

・『理想的本箱 君だけのブックガイド「自分の見た目が気になる時に読む本」』

→こういうさ、さも(特に女性に)寄り添うフリをして、「ルッキズム」の話をするけどさ。女性が男性を見る時の残酷な目線、女性が共感力が強い、なんていう言説が嘘っぱちなのがハッキリと分かるよ。同じ性別同士でしか発揮出来ない、ミラーリングが全く出来ていないような“共感力”なんてあるわけねーだろが。

→さて1冊目は『[クリティカル・ワード]ファッションスタディーズ〜私と社会と衣服の関係』(盧田裕史、藤嶋陽子、宮脇千絵、編、フィルムアート社)。

→うげ。ファッションスタディーズ、「ファッションを哲学・社会学文化人類学・メディア論・ジェンダー論などから研究したもの」なの?…絶対アカンやつやん。

→“映像の帯”も薄っぺらいな。「外見いい方が評価が高い」って統計、出てるやん?なんでそう建前ばっかりリソース無視で言うようになっちゃったかね。やっぱ女性に阿るからなんじゃないかと勘繰ってしまう。

→予算限られてるのに、全員採用になるわけねーだろ。

→2冊目は短編集『アンソーシャル ディスタンス』(金原ひとみ、新潮社)の、「デバッガー」より。そんなことより、“映像の帯”の女優さん、上手くね?で、太田緑ロランスさんの演出なの、これ?!見事に引き込まれた。

→3冊目は『ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた。』(竹井夢子、大和書房)。今回もまた、徹頭徹尾女性向けやのう。最近、うっすーい担当3人のコメントより、“映像の帯”のクオリティにばかり集中してしまう。視聴方法なんて自由だから、別にそれでいいんだろーけど。

→ダイエットの話なんだ。吉岡里帆が「毎日してます」って言ったその口で「役によってはだいぶ痩せなくちゃならなくて…」って、それは仕事だろがい。そーいうことではねーだろう?

→“映像の帯”…マンガ形式。拒食症に向かうだろ、これ。なんかでも、こうは言っても「自分らしさ、はいいことだ」が、現実に存在するオンナ世界の小汚いルッキズムを助長している気がするんだよな。

→そろそろ御田寺圭やら橘玲とか扱えよ、マジで。

 

 

 

 

つながりつながり。