『映画の時間「マザー・テレサ」(MOTHER TERESA、2003年、イタリア・イギリス)』

・『映画の時間「マザー・テレサ」(MOTHER TERESA、2003年、イタリア・イギリス)』
オリビア・ハッセー。『ロミオとジュリエット』の絶世の美女が、時を経ての当たり役。

→1946年、インドのカルカッタ修道院。そっか、あの辺りの話だったか。エピソードとか、ついついナイチンゲール⇩とごっちゃにしちゃうんだよね…。

→インド独立(イギリスから)直前の年代だな⇩(映像の世紀)。「ヒンズーvsイスラム」、「ガンジーvsイスラム法」。

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→渇きを訴える男性と、テレサだけ残す描写。天啓が下る予感するね。
ダージリンへは行かず、カルカッタへ。
大司教、おおらかで真髄を貫く。何年も司教の地位にいても、神の意志などわからん、と。
→逆に大司教がなじった所を、担当の神父(エクセム?)が助ける。カルカッタ、そんなに危ないのか。
バチカンが、修道女が街で働く許可を出した!
→ヴァージニアの協力を得てテレサが突き進む。他の学生も!
→診療所開設へ。家主の娘、まだ結婚せんだろう。わははは。
→助けられない命も。その場に跪き、祈るテレサに横付けする救急車が、いっそ切ない。
テレサが建てようとしてるのは、ホスピスなのだな。“死を待つ人々の家”。
→宗派は問わない。“死を待つ人々の家”の外で騒ぐ者たちが、現実を見て改心していく。心が、ほぐれていく。
大司教は、バチカン(セラーノ神父?)の味方をするでもなく、テレサを一方的に非難するでもない。バチカンからの使者に委ね、自分は決定しない。悪く言えばどっちつかずの曖昧な人だが、よく言えば、より中庸に近い。マザー・テレサの行うことは“まぎれもない善”だが、2020年代の今同じことをすれば、テレサの過激な信奉者が、その“善”に意見する人々をSNSで社会的に抹殺しようとするんだろな。
テレサ、同時進行で“神の愛の宣教者会”も運営。
※しかしまあ“神の愛の宣教者会”も“死を待つ人々の家”も予測変換ですぐ出るな。ぞわり。
→神の愛の宣教者会の申請を、セラーノ神父が許可した!テレサが語った“神の鉛筆”が通じたのか?!
→ゴンチャ・アグネス。
→うーん、なんとなく、大金寄付した白人に嫌なモノが見られる。なにより顔がよくない。
→ボランティアのイギリス人(アンナ)が急に倒れたり、“平和の村”の建設計画が未提出だったり、結構杜撰。そっちの協力者おらんの?
→大金もらうのは渋るけど、航空券の世界無料パスはもらうんかい!前者が売名目的の金持ちで、後者はマザー・テレサの教え子だからかしらん?基準はグダグダだが。
教皇、以外にあっさり会ってくれたな。
→ティタガール“平和の村”に戻るっても、反対派の破壊、そして構築。
テレサ狭心症だし、アンナは硬化症だし。ALSかしらん。
→ローガン・スキャンダル。アイツか。マザー・テレサの報道陣への切り返し!そう、あのお金は子どもたちの命に化けたのだ!!
→養子縁組が、人身売買に利用されてる?!そりゃあるよな。養子縁組のルールを厳しくする理由のひとつが、それなんだもん。
→アンナに助けを求める、テレサ。ところで発音は“マザー・テレィザ”なのだね。
→疑いは晴れた。でも、悲しい。
→ナディ?木から落ちただけなのに。
→…現代なら、遺品を川に流すのはゴミが増えるからダメだろうな…いかにカルカッタでも。
ノーベル平和賞。そんなんもらってたんすね。にしても皆の老けたメイクレベル高いな!
→え?テレサ死んだ?いやいやあと上映時間10分あるで?あ、病院行くだけか。
→エクセム神父!なんでアンタほんとに先に死ぬかね!
マザー・テレサが1997年に帰天(死去)は分かるが、2003年10月19日の“列福”ってなんですか?
※⇩なるほど。聖人扱いに格上げされた、と。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%88%97%E7%A6%8F

→愛されるよりも〜愛したいマジで〜♪

愛されるより愛したい

愛されるより愛したい

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→許せば赦され、“死”が永遠の命となる。
オリビア・ハッセーさんの英語、なんか聴きやすいんだよなー。美人であることも否定しないが、そういう“見えないチカラ”が俳優さんにあることも評価したい。