狂喜×狂気

9月30日の視聴


・『フランケンシュタインの誘惑「夢のエネルギー “常温核融合”事件」』
→スタンレー・ポンズ、マーティン・フライシュマン。そこから始まる“常温核融合”に虜になる科学者たち。まさか、7ヶ月後、「根拠なし」の結論を下されるとも知らずに…。
→まあ、今でこそ「現状不可能」の烙印を押されたとしても、科学者が、不可能と思われる研究にのめり込むのはロマンがあるのよ。好奇心には勝てん。
→スティーブン・ジョーンズ(本人出演)は、言い訳してるけど、利益被ったんでツブしたよね。当人が生きてるって、ステキ。ワクワクするわ。…でも、ならばポンズとフライシュマンは生きてないの?
→ジョーンズのブリガムヤング大学を出し抜く、ポンズとフライシュマンのユタ大学。協定破りは汚いけど、その協定を文書で残してなかったのか?法的にアカンかったら、そんな単純に出し抜けないだろうに。これがたかだか30年前(1989年)の出来事だってんだから、おもしれえな。
東京農工大学の小山昇さんも追試を。いやー、みんな生きて証言してんの嬉しいな。この人たちみんな踊らされてるわけでしょ?むしろ、この大騒ぎに、誰が水をさしたの?うわー、気になる。
→ネイサン・ルイス
→どんどんポンズが追い込まれていく様に、STAP細胞の騒ぎを思い出す。ジョージアテック研究所のジェームズ・マハフィーが、計器の誤作動で中性子を検出したことを、その過ちを発表する記者会見に向かうときを「死刑台に向かうような気持ち」と称したのも、頷ける。本当に死者が出ちゃうなんてね…。

→2015年、ナノテクノロジーが、本当の常温核融合を可能にするかも?研究は続けられている。それそやろね。
→おお。ポンズとフライシュマンのその後が。ニースで研究を続けるも、2012年にフライシュマンは死去。ポンズは、行方不明。



・『フランケンシュタインの誘惑 E+ 選 #16「汚れた金メダル 国家ドーピング計画」』
→禁止薬物と知らずに飲まされた錠剤。それを押し隠すために投与されたホルモン剤。そんな選手だけが、ただただ東ドイツに生まれたがために副作用に苦しみ、そぐわない病や死に至る、理不尽の極み。
→2000年、ベルリンでヒョップナー医師も裁判にかけられていたのか(国家計画14.25のメンバー)。しかし、禁錮刑1年6ヶ月?しかも執行猶予2年??狂ってんのか。しかも3ヶ月後に時効だし。
→1994年の広島アジア競技大会での、中国競泳チーム。ここでもマスキング。
→おそらく、東京オリンピックパラリンピックの直後、このタイミングで、わざわざ『フランケンシュタインの誘惑』の過去回、しかもドーピングの話を持ってくるのって、年度末の2022冬季オリンピック北京大会への懸念と牽制の意味があるのでは?中国もロシア(サッカーワールドカップ怪しまれてた)も、なんならアメリカだって疑われてるし、国ぐるみで躍進するチームは、危ないもんな。
→2003年アメリカのデザイナーズステロイド。ドーピング専用の筋肉増強剤、てネーミングがヤバいな。マリオン・ジョーンズまでも…。
→2018年平昌オリンピックのロシア。この回がおそらく2019年だったからか、ロシアが東京オリンピックに国として参加できるだろうか…と締めている。
※実際、今年のオリンピックでは「ROC」(ロシアオリンピック委員会)として個人参加扱い(潔白を証明した選手のみ)なのは平昌と同様。
遺伝子ドーピングすら懸念する。



・『メジャーセカンド2 第22話「見損なったよ!」』
→マリオ…中1の口から「男の尻には興味ねえ」とかすごいな。でも「うらやまけしからん」のかい。
→マリオって、“国友真理男”なのか。キャストの欄から見逃しかかったわ。




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