嘘の生か、正直な死か

歌丸ばなし

歌丸ばなし

2月17日の視聴

・『日本の話芸 桂文華 落語「井戸の茶碗」』
→この噺、かつて『超入門!落語 THE MOVIE』で観て何度も笑い転げたお気に入りの作品。『超入門〜』で観てなかったら今回「日本の話芸」録画することもなかっただろう。また演ってほしいな。再放送でもいい。
→もし、NHK山口達也さんの件を気にしているなら、自粛の理由にならんよ。作品の良し悪しは、当人の来歴とはカンケーないから。

・『サンドのお風呂いただきます「佐賀嬉野温泉武雄市編」』
→しばらく観ないうちに、ゲストが女性でしかも女性も入浴するスタイルの番組になっとる。オッサンばかりでクレームで入ったのか?今回は橋本マナミ。
→五右衛門風呂、露天なのはいいけどシャンプーとかどうすんだろ。別で室内の風呂もあるんかな?
→食べるシーンで宮川大輔が全く注目されてないのはなぜだろう。某番組とのカブりを気にしているのかも。

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・『NHKスペシャル選「彼女は安楽死を選んだ」』
→5~6回は再放送されてる、スイスで安楽死された日本人のドキュメント。2018年11月に亡くなり、本放送は2019年6月なので、NHKがこの件を重要視していることが分かる。
→日本でも可能な「消極的安楽死」に対し、小島ミナさん(今回、取材協力してくれた当該女性)が選んだ「積極的安楽死」。日本で苦しむ人達が、心安らかに過ごせるきっかけになれば。
→ミナさんの登録したスイスの団体(「ライフサークル」)が、2011年設立であることに弱冠の驚き。新しい。代表のエリカ・プライシック医師が「自分が死にたいからといって 家族を傷つけてはいけません」と、ギリギリまで生きる可能性を考え抜くよう促していたのも印象的。
→点滴(死ぬための)を入れた直後。終始、姉たちもミナさんも「ありがとう」しか言わない。そこには、まっさらな水が流れるような空気感しかない。なんの罪悪感も存在しない。(日本で認められていない形の安楽死のため)遺体は日本へ持ち帰らず、遺灰をスイスの川に流したのは切ない。



つながりつながり。