「聞いてないよ!」が聞きたくて

5月11日の視聴

(朝っぱらから…ダチョウ倶楽部の彼が亡くなったニュースを観て多少なりともショックを受けています…近いうちに⇩この「亡くなったら出演する番組」で観られるのかしら…志村けんさんと共に…)

・『NHK映像ファイル#652 あの人に会いたい「坪井直日本被団協元代表委員)」』
→2021年10月、96歳で没。
→当事者にとっては、原爆は絶対悪だよなー。
→広島で通学途中に被爆。教員になり「ピカドン先生」て言われたの?イジメちゃうん。その間に募る、アメリカへの憎しみ。
→素直な人だなあ。
→後遺症に苦しみながら活動する人に「ネバーギブアップ!」て言われると唸る。

・『NHK映像ファイル#653 あの人に会いたい「さいとう・たかを(劇画家)」』
→2021年9月に没。「漫勉」(2015)とか「Switchインタビュー」(2019)⇩とかは観たが、この番組はまだだったか。死なないと出られないんだけどね…。

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→「空気男爵」でデビュー。昭和35年(さいとう・プロダクション設立)の段階で分業制を確立してるの天才かよ、と。
→ロシアのウクライナ侵攻まで御存命であれば、どんなこと言ってるだろうな。

・『NHK映像ファイル#604 あの人に会いたい アンコール「C.W.ニコル(作家)」』
→二年前の4月で没。なぜ今頃アンコール⇩?SDGsかな?

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→17歳で北極探検に参加。若いな。
→空手の修業で日本へ。運命の地!
→現実に自然を、森を大切にして、動物が戻ってくるという実践。

・『NHK映像ファイル#654 あの人に会いたい「西郷輝彦(歌手・俳優)」』
→今年2月没。わたしのイメージは、やっぱ『江戸を斬る』と『独眼竜政宗』かな。
→あー、「星のフラメンコ」も歌ってたか。
片倉小十郎、カッコええ。死ぬシーンとかも良かったもんなあ。
→家出してジャズ喫茶で働いたりしながらスカウト、とか思ったより叩き上げ。
→「どてらい男(ヤツ)」の役を、自分らしくないけど「誰にも渡したくない!」って引き受けるの、なんだかんだその我の強さ、好き。
勝新太郎の、ひとこと。
→いやー、75年の生涯、は若いなー。1947-2022。


・『NHK映像ファイル#514 あの人に会いたい アンコール「大岡信(詩人)」』
→ちょうど5年前くらいかな?亡くなったの。「折々のうた」は29年間ずっとやってらしたのね。アンソロジーってなに?
※詞華集、らしい
→父上は歌人
谷川俊太郎茨木のり子と共に。
→なんか、やさしい朗読する人だな。
→「折々のうた」の6762回って異常だよな!?毎日でも18年かかるぞ?
→「連詩」という共同制作。
→コロナ禍もウクライナ侵攻も知らないんだもんね。今生きてたら何を言ってくれるだろう。1931-2017。

・『NHK映像ファイル#655 あの人に会いたい「笑福亭仁鶴(落語家)」』
→亡くなったの8月かー。「四角い仁鶴がまーるく収めまっせ」しか知らんな。
→つい先日「バラエティー生活笑百科」も終了したし、名実共に仁鶴さんの番組だったんだな…。あの番組がなければ、島田紳助の「法律相談所」も無かったであろう。
桂春團治師匠のレコードに感銘を。
笑福亭松鶴(しょかく)さんに入門。
→“上方落語”ってそういう古い言葉遣いも含んでんだな。そっち特有の風習だけのことじゃないんだね。1937-2021。

・『NHK映像ファイル#642 あの人に会いたい アンコール「立花隆(ジャーナリスト)」』
→以前⇩の再放送。

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→この変な建物内の彼の蔵書が、いまどうなってるか気になる。
→「人間みんな死ぬまで生きられる」という表現が、他の人に無いな、と思った。「人は全員死ぬんだ」という刹那的なものとは逆行している。生を使い尽くす、そんな彼の思想が現れる言葉。

・『NHKスペシャル「見えた 何が 永遠が〜立花隆 最後の旅〜」』
文藝春秋の元副社長が言うように「“わからない”が(どのくらいわからないか)知りたい」っての、脳の根源に根ざす考えだな。
NHK映像ファイル『あの人に会いたい』⇧でも私が気になっていた、彼の蔵書…。妹さんへの遺言で「遺体はゴミにでも捨ててくれ」「蔵書は一冊残らず古本屋行きでよろしく」って言ってたらしく。あの住まいが空っぽに!
→(遺体をゴミに、は法的に無理だけど)蔵書はそのまま図書館なりで「立花隆が触れた書籍コーナー」としてプレミアつくと思うんだけどな…イヤだったのかな、そーいうの。
→“見当識”。医学用語なんだ!「自分が誰なのか 今どこにいるのか 今がいつなのか」。
→盟友・筑紫哲也の死は、よほどショックであったらしい。
→死となれば、無である、しかし…という立花さんの思考は素敵すぎる。唯物論に収まらない。
→竹が地下茎でつながっていることを例えに、人間の知の営みも、同じようなものである、と。そうか。竹林のある山は、人類そのものなのか。
→遺跡を訪ね歩く旅が、彼の詩人の友人が廃業前に放った『見えた 何が 永遠が』を引き出す。
→入院するも、全ての治療を拒否した立花隆。2021年4月30日、没。
→人間だけが獲得した、“知”という遺伝情報。こんなに愚を繰り返す人類は、これでも進化してると言うんですか?立花さん。
→そう、決めるのは君ら(講演先の小学生に対し)の世代。
→この番組の構成がひどく良かったのは、番組タイトルがどこから来たのかを、終盤まで伏せていたこと。立花さん自身の言葉でないところがまた、沁みるというかね。


・『100カメ「美容クリニック」』
→庶民にはあの金額は出せんな。
→糸入れる注射が…見ていて痛そう過ぎる…ヤバい…。
→オードリー若林が「一人の娘の父親としてはあんまりハマってほしくない」って言ってたけど、割と庶民の金銭感覚だと、上限があるからハマれないよ?美容整形にハマることより、自分の財布と相談して、(生活に支障ない程度に)線引きできる人間になれるかどうかのほうが大切では?



つながりつながり。