引き際の技術

数日前。3足あるスニーカーの、うち1足のカカトがボロボロになっているのに気づく。削れて、中のゴムが丸見え。ただ、まだ履けそうではある…。

生まれが貧しかったので、こんなとき割とそのまま使いがちな私。

「別に損することないし」

と。でも、ふと気づくと、ボロボロであることで人目を気にして、意識がカカトに偏っている。

世間体…もあるのでしょうが、着ている服とのバランスが取れない(敢えてボロっちいパンツを選んだりしないと)ので、勢い、その靴自体を履かなくなる。他の2足でローテーションしちゃう。

そうすると、そのボロボロ靴について気を使っている分、もっと大事なことが抜け落ちたりする。本末転倒。

靴…すぐ捨てることにしました。

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はれのひ」事件に思うこと。

企業は唐突に倒産したりはしません。経営陣からすれば、前兆は必ずあるのです。

合併で乗り切るにしろ、吸収されるにしろ、生き残るためには「滅びの美学」など無用。

早い段階でExitする戦略を。

つながりつながり。