骨も肉も差し出して

11月24日の視聴

・『100分de名著 ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟” 第1回「過剰なる家族」』
→講師は亀山郁夫名古屋外国語大学学長。なんか聞いたことあるお名前。
→そういや以前、100分de“罪と罰”やってたな。エントリにしてたようなしてないような。
※『100分de〜』は無いが、別エントリならあった⇩。

moritsin.hatenablog.com


ドストエフスキー最晩年の大長編。『映像の世紀』第1集に彼の姿が残ってたが、その辺りのエントリ用メモ、捨てちゃったんだよね…残念。
→なになに?テーマに「父殺し」が?次男イワンだけ愛称(ワーニャ)で呼ばない、作者の巧妙なワナ。
→父親と長男の女性の取り合い、長男の(元?)婚約者に次男が横恋慕、というね。
→影の主役、スメルジャコフ。
→去勢派、怖いな。現代のフェミニストが嫌う、(萌え絵でオナニーするような)オタク男性に抱いている感情って、去勢派に近くない?


・『100分de名著 ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟” 第2回「神は存在するのか」』
→信仰と現実の間で揺らぐ人間の姿。…ってこれ⇩かな?

→プロ(肯定、アリョーシャ)とコントラ(否定、イワン)。
→イワンの語る、自作の物語詩『大審問官』。「天上のパン」より「地上のパン」。キリストから大審問官への、唐突のキス。うーん、これをイワンが作ったならば、イワンこそキリストを信じてないか?
→イワンに入れ知恵する、スメルジャコフ。
→イワンはチェルマシニャーに。ん?
ドストエフスキーの父ミハイルが死んだ(殺された?)村、と気づく伊集院光。すげー。忘れてたわ。
→…フョードル死す。
→私も犯人はその2人のどっちかだと思う。これがアリョーシャだったらのけぞるぞ。


・『100分de名著 ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟” 第3回「魂の救いはあるか」』
→夢を通し、戦士になる覚悟を得るアリョーシャ。
→長男ドミートリーの逮捕前後から、推理小説としての真骨頂が。
→こちらも夢を通し、父殺しを「想像した」ことを罪として背負うドミートリー。


・『100分de名著 ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟” 第4回「父殺しの深層」』
→真相でなく“深層”。
→これ、フョードルの自殺だったりなんかしたらどうするよ、マジで。
→そっちが自殺するんかい!
→名前が!なるほど!!いやさ、ドストエフスキーについてほとんどなんも知らんけど、“フョードル”って入力する度に予測変換で“フョードル・ドストエフスキー”って出るのなんでだろうとは思ってたんだよね。
→アリョーシャと少年たちの会話で、終わり。
→アレクサンドル二世の暗殺未遂(狙撃)者の名前、ドミートリー・カラコーゾフ!!!
→亀山版「第二の小説」。

・『NHK地域局発 北海道道「空知くん3歳-心と心で会話する親子-」』
→空知くんはコーダなのだね。

→空知くん自身も手話使ってるから“心と心”…というには美化しすぎだとは思うが、ね。それにしても2歳時点で洗濯物干す手伝いとか見事だな。
→MC、移住したい所がそれぞれ「西表島」(鈴井貴之)「ハワイ」(多田萌加)と暖かい所ですね。そーよね、寒いのイヤよね。
→東京出身の晴樹さんと、富山出身の史恵さん。その2人が、わざわざ“北海道”美瑛町に移住(ていうのか、これ?)して“空知”くんて名づけるとか出来すぎだな。
→移住とただの引越しの境目はどこじゃろう。
→空知くん、(スマホ内と自分自身の)「空知が2人!」が母(史恵さん)に伝わらなくて泣き叫ぶの、似たようなことは聾者の家庭でなくても起こる。それを、史恵さんがうまく聞き取れないことで不安に思う気持ち…実は空知くんが自分で解消することなのでは。
→空知くんが「史恵さんが聞こえている」と思いこんでるなら、「お父さん(晴樹さん)と同じように聴こえないんだよ」って言っちゃアカンのやろか。


・『ソクドノオンガク(2021.11.24)』
→これは、「残酷な天使のテーゼ」だね。


・『魔法科高校の劣等生 来訪者編Ⅷ』
→何話か見ないうちにちょっと面白くはなってきた。でも、主人公だけやたらとモテモテなのがどうしても受け入れられんなー。


・『クローズアップ現代+「ピーター2.0 サイボーグとして生きる 脳とAI最前線」』
→すげーな。これはもう…義体化では?でも私が200歳まで生きようとすれば、この技術は自分に容れねばならんか。
→今後、倫理的な問題に注目されてきそうだけど、ALSに自分がなったなら、迷わないだろうし、ぜひ議論していきたいな。




つながりつながり。