9月28日の視聴
・『ETV特集「誰のための司法か〜團藤重光 最高裁・事件ノート〜」』
→「大阪国際空港公害訴訟」。そんなんあったのね。1981年の最高裁での判決は、大阪高裁の判決(住民側勝訴)を覆すモノだと。こりゃ面白そう。
→コレが出てくることに、元運輸省・航空局の職員が苦言を呈し、元法務省・訟務局の職員が驚愕しつつ「シュレッダーすべきもの」と語る。そんなヤバいもん、なんでNHKに渡されたん???資料室ごと燃やされんじゃ…?
→元最高裁判事・團藤重光(1913-2012)。龍谷大学の矯正・保護総合センターの貴重図書室に「團藤重光文庫」として寄贈された死後の資料が。
→小中学校を飛び級!?東京帝国大学法学部からの、卒業して23歳で東大の助教授に。すげーなー。GHQと、新たな刑事訴訟法の制定に関わる。1974年、最高裁判事就任。「15人中の唯一の学者出身」て何だ?それまで実務行って無かった、とか?
→彼の甥御さん夫婦が、彼のそれまでを詳しく語れるってのも、面白いな。
→“再審”の仕組みを作ったのも團藤さんなのか!素晴らしいな。よく考えりゃ、裁判所が、間違いを認めて前に進むチャンス、だもんね。
→あーなるほど、大阪国際空港(伊丹空港)、大阪万博(1970)に向けてジェット機乗り入れが始まったのが、そのスタートか。
→冒頭にも出てきた、元運輸省・航空局の西村泰彦!そして、元法務省・訟務局の筧康生。訴訟に関わった、それぞれが口を開く。国は、特別負けたくなかったんだね、コレ。
→「人格権、が民法に無い」という欠陥を孕みつつ、その人格権を認める方向で当初最高裁が進んでいた様子。特に團藤、1956年の売春防止法の立案にも参加している。根っからの人権屋か…?
「女性たちに必要なのは、刑罰ではなく、“保護と更生”である」
…と、主張し、「女性を扱う業者を罰する」方向の團藤。…しかし、まさか團藤さんもさ。ヨシヨシした50年後の若い女性たちがさ。豊かになって各種福祉が充実した日本で、平気で“立ちんぼ”して、家族養うだの医療費かかるとかでなく、ホストに貢いだり、パパ活で嘘ついてカネふんだくる存在に成り下がるとは、ゆめゆめ思うまい。
→当時の第一小法廷と、和解案の提示についての團藤重光のノート。それを読み解こうとする、團藤重光研究会!
→(おそらく)和解協議の1回目で、国に助け船を出したであろう、裁判所側。ところが、「時間帯を変えるつもりはありません」だと…。
→2回目の和解協議。法務省が、なぜか態度が硬化(運輸省と相談する、とか)し、和解に応じる気配がない。悩む、岸上裁判長。
→あー、他国との相互乗入れの関係で、法務省も簡単には乗れなかったのか。…中止になる和解協議。
→判決間近…だったはずが、遅れることに?「大法廷回付」とは?…あー…大法廷が上位存在かと思ったら、そうじゃねえんだ。むしろ、「15人の裁判官で審理をやり直しをする」ってことは、これ最高裁判所内での、差し戻しに近い。なんで急に?
→国から直々に横槍?!「(昭和53年)7月18日付で、国側から大法廷に戻すよう、上申書が提出」されただと?そんなことすんのは、法務省に決まってんだろ。でも、確か、小法廷が同意しなけりゃいいのでは?
→なにぃ?当時の最高裁長官(裁判長じゃないよ)・岡原昌男の意向?立法と司法がズブズブになってどーするよ?!しかも法務省と時期が被るの、怪しすぎる。
→團藤ノートに記された、大法廷回付の背後にいた、もう一人の存在。第一小法廷・岸上裁判長が訪れた、岡原最高裁長官室。そこへ来た電話は…元・最高裁長官の、村上朝一!なんで?院生??
→村上さん、法務省の要職を歴任してからの、最高裁長官か。法務省にも顔がきくわけだよ。
→憤る團藤。そりゃ、公平公正を目指すべき組織に、OBからの横槍入ったらそりゃブチ切れるわ。卑怯じゃね?電話までかけてきてさ。
→憲法76条3項の、裁判官の良心はどこ行ってん?
→やむを得ず、岸上裁判長に委ねる第一小法廷の面々。…そして。1978年8月31日、大法廷回付、決定。…オイオイ、岸上さんも日和ってんじゃん。
→1978年12月、大法廷での審議スタート。は?大法廷の裁判長、最高裁長官なの?!何じゃそりゃ!岡原昌男はほどなく退任し、内閣の指名で服部高顯(たかあき)が就任。まー、確かに電話で圧力かけてきたヤツがそのまま裁判長やったら、完全に三権分立ぶっ壊れてんのバレるから、そうなるか。
→にしても、村上元長官からの電話の場面に同席していた、服部高顯が就いたんじゃ、ズブズブ確定じゃんよ。なにその恣意的な人事。
→あれ?14人しかいねえじゃん。あ、画面下に小さい字で「藍野宜慶は法務省出身のため評議回避」と。拮抗する容認と否認。いや拮抗するのもオカシイだろ。小法廷である程度決まってたんだぞ?
→そして1979年11月、大法廷結審へ。…と見せかけて、審理のやり直しを命ずる服部高顯長官。理由は、立場不明(それもどうなん?)の4人の裁判官が定年なとで退官して交代。…て、それを言うために引き伸ばしたのでは??
→長官の後押しで内閣から任命された4人。なんでソイツラ全員が「(飛行差し止め)否認」に回るのよ。そんな御都合主義が通るか、馬鹿野郎!
→上告から6年が経過した、1981年12月16日…判決は、「住民の訴えを却下」。過去の被害に関しては賠償する、と。
→のちの行政訴訟で、却下が相次ぐのも、これが大元なのかも、ね。
→外圧とかがかかってたりしないのかね?国内だけの問題なら、すんなり住民の訴えも通った気がするんだけど…。
◆
・『夏目友人帳 アニメ15周年特別再放送 第八話「儚い光」』
→前回まではこちら⇩。
【2023年『8月17日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230910/1694346502】
→なんの妖なのか判明するときが、いっちゃん面白いな。
◇
・『夏目友人帳 アニメ15周年特別再放送 第九話「あやかし祓い」』
→この妖怪が昔会った少年こそ、今回の俳優(名取周一)じゃないの?
→やはり。てか忘れんなよ。
→そういやCV:石田彰かな?
◇
・『夏目友人帳 アニメ15周年特別再放送 第十話「アサギの琴」』
→アサギに乗り移られた夏目が、ダチの男子と変な空気に…。女性作者特有の「やおいモード」かしらん。
→アサギはCV:早見沙織かな?
→ジャノメじゃなくアカガネなのねん。
→このへんな妖怪は一体。
→あれどこ行った?
→いた。
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・『夏目友人帳 アニメ15周年特別再放送 第十一話「ニャンコ徒然帳」』
→少女との遭遇、からの遡りの後追いストーリーかな。豚さんではない。
→ほっといて帰ればいいのに。
→あー、これで酒臭くなったわけね。
→…そもそもどうやってこのコはここに落ちてきたのよ。無事じゃ済まないでしょ。
→夢のなかで空を駆ける。役得?
→仲直り。
◇
・『夏目友人帳 アニメ15周年特別再放送 第十二話「五日印」』
→うっかりミス。
→いつの間にこんな業を…。
→なんかこの、小さい式神が案外チカラが強い、みたいの主人公側の特権なんすかね。
→叔母さんにこってり絞られる…。
◇
・『夏目友人帳 アニメ15周年特別再放送 第十三話「秋の夜宴」(終)』
→なんか勢揃いだな。そして、ニャンコ先生は色んな呼ばれ方してんな…。ブタだのなんだの(そこまでは…)。
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・『将棋フォーカス「新講師・糸谷哲郎」』
→ようりゅうしげんびしゃ…?
→独特だな、糸谷哲郎さん。なんやねんこのクイズ。サバンナ高橋、サラサラ答えるな。最後苦戦しましたな。
◆
《『今日の理科』のコーナー》
・『NHK高校講座 化学基礎「中和反応と塩の性質」』
→“中和”が反応で、“中性”が液性なのを理解するとカンタンなのよね。
→あ、ちょっと違った“中和”は「酸と塩基が、互いの性質を打ち消し合う現象」で、その反応が“中和反応”。…いや、どう違うねん。“中和”は「H⁺+OH⁻→H₂O」だけで、“中和反応”は「塩(えん)が出来るのも含めた反応式全部」、て解釈をすればいいのか?
→“中和点”では中性。ん?え、違うの?
→あ、この実験は中学レベルではあんまやんないかも!塩酸を加熱すると、気体の「塩化水素」として蒸発。うんうん。で、水酸化ナトリウム水溶液を加熱すると、水酸化ナトリウム(NaOH)の結晶が。そりゃそうか。
→んで、中和点になった両者の混合物を加熱すると、予想通り塩化ナトリウム(NaCl)の結晶。で、だからどうした?やっぱ中性じゃねーの????
→水を生じない中和反応。HCl+NH₃→NH₄Cl。いやこれも中性ちゃう?
→へー!正塩、酸性塩、塩基性塩の3種類あんのか!炭酸水素ナトリウム(NaHCO₃)とかが酸性塩、塩化水酸化カルシウム(CaCl(OH))とかかわ塩基性塩か!オモロイ。今まで見てたのは、全部正塩なのか。
→はあ???「塩の種類」と、「その塩の水溶液の性質」は必ずしも一致しないだと?ややこしいなー!
→なつかしいな、コニカルビーカーとビュレット…。酢酸(CH₃COOH)に、水酸化ナトリウム(NaOH)を落とす中和滴定。あれ、過不足なく反応してんのに塩基性?なんでだ?あ、「弱酸と強塩基」だからじゃね?
→やはり!「正塩の水溶液は、その塩をつくるもとになった“酸と塩基の強弱”で決まる」のか!ん?「塩の加水分解」??なんかあったな、そんなの。
→ほー、水溶液中で酢酸イオンが(弱酸のため)水と反応して水酸化物イオンを生じやすいのか。これが加水分解。
→「正塩でも、水溶液が中性とは限らない」ってのはイマイチ受け入れづらいが…。
→確かに「弱酸+弱塩基」も気になるな…。
つながりつながり。