生活保護受給者Kの繰り言

「税金で暮らしているくせに」

生活保護批判をする方々が口にする決まり文句だ(多かれ少なかれ税金の世話になってない日本人はほぼ皆無だが…)。

批判の根拠は「働かずにラクをしている」という“誤解”にある。ただ、“誤解”は「解ける可能性がある」のに対して、

彼らの言動は「意図的に更新する気のない」“思い込み”のため、

当事者(受給者)かどんなに「ラクではない」ことを主張しても、

解けない(解く気がない)のではないか。



だから、受給者が批判者に

「じゃあ、どーすれば納得すんだよ!」

と迫ったところで、議論にならないだろう。

◆◆◆

とはいえ、議論にならないのを承知で、“納得”させようと試みてみる。


解決するか不明だが、

福祉事務所を通して、もっと生活保護受給者の現状をオープンにしてもいいのではないか。

だって、税金で賄われているんでしょう?
国民へ報告してやればいい。


どういう事情で受給に至り、

なぜ現在も受給しているのか、とか

どうやって何年で生活保護から脱したのか、とか


受給者個々の了承を得た上で。住居も含め、個人情報の秘匿は当然。

またバッシングが過熱する可能性はある。だから、それを極力避けるため、

これらの情報を公開するとき、必ず福祉事務所がすべき義務がある。それは、

生活保護は、どなたでも申請することができます

という、あたりまえの事実を宣伝し続けること。公的“サービス”なのだから。

できるでしょ。やろうとしてないだけ。そうだよね?