
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私の出身地は、現在の住居から遠く離れた、ある田舎町です。登校時の私の服装は、
小学:私服
中学:学校指定ジャージ(制服も可能だがどちらでもよい)
高校:私服高校にて指定なし
でした。全て公立学校です。まあ、とくに季節によって替える必要はない、ということですね。
◆◆◆
そのせいなのかなんなのか、私は
中高生の“衣替え”のイミが全く理解できません。
特に、
・その学校の制服にもかかわらず
・ある日付に達しないと
・夏服から冬服への(冬服から夏服も)チェンジが自由にできない
こと。
※“制服を着る”という縛り自体、私は好ましく思っていませんが、制服があったほうが精神的にラクな方もいるので、制服そのものは否定しません。
◆◆◆
例えば。
“夏”のある日。
生徒自身が
「今朝は天気も悪いし、寒いなあ」
「PCの教室でプログラミングの授業か…エアコン効いてて、きっと寒いよね」
などと「考えた」結果、
夏服期間に“冬服”を着て登校
したとしましょう。
私のパートナーの高校は、これがダメ(=校則違反)らしいのです。しかも、それは近隣地域では当然、とのこと。
…はて?
これを校則違反とし、屁理屈だと断罪する教員たちは、校則そのものに何の疑問も抱かず生きてきたのですか?
制服を使用する当事者は生徒です。当事者には「ルールを変える」自由が与えられるはず。それすら提示せず、
彼らから考える力を奪ってきたのは誰なのか。
“考えて”みてください。
つながりつながり。