7月13日の視聴
・『おとなのEテレタイムマシン 演芸指定席(リストア版)落語「お化長屋」立川談志』
→1985年本放送。
→1983年に落語協会を脱退した立川談志。彼が、数年ぶりに寄席の高座に出て、それがテレビに載る、という記念すべき回。
→談志さんが死んでから聴く、この“人の死と霊魂”の話が面白えのなんのって。そこまで見越してこの噺選んだんじゃなかろうな、と疑ってしまうわ。
→序盤で上手くいった怪談噺が、別の人間に話すと相手次第でドッチラケる、というパターンって、落語にまあまああるよね…。「時そば」だって、「看板の一(ピン)」だって、ある意味真似して失敗する、の定番パターンだもんな。
→財布!
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・『おとなのEテレタイムマシン「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝。 談志が語る手塚治虫 第一回“案外ジタバタする人でした”」』
→2005年10月の本放送。兵庫県宝塚市の手塚治虫記念館にて。
→談志さん、マンガは手塚治虫しか読まないんだ。徹底してるなー。やっぱ『新寶島』⇩にハマるんだな、みんな…。
【2024年『7月5日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240807/1722967324】
→嫉妬のカタマリだったんだな、手塚さん。それがまたバイタリティーにもなる。さすがに、石ノ森章太郎のファンに、わざわざ反論の手紙送りつけたのはやりすぎだったんだろうけど(のちに謝罪)。人間味あるなー。
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・『おとなのEテレタイムマシン「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝。 談志が語る手塚治虫 第二回“人類の行く末が心配でした”」』
→人の好奇心が、人自身を殺しも生かしもする、という不思議。
→『鉄腕アトム』(「地上最大のロボット」)プルートウに込められたメッセージ、結構重たいなー。ちょくちょく、ロボット自身を悩ませ、ろくでもないことやらせるの、人間なんだよなー。
→『ジャングル大帝』の終わり、こんなカンジなの?切ねえ!断然読みたくなったわ。
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・『おとなのEテレタイムマシン「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝。 談志が語る手塚治虫 第三回“ウケない時期もありました”」』
→「漫画は本妻、アニメは愛人」。
→手塚治虫、過去に『くじけそうになった時に読む本』に文章執筆しとんのね。虫プロの労働争議。孤立する手塚治虫。どん底の時期に描いた『アラバスター』。
→青年誌へ活路を。『奇子(あやこ)』もいいねえ。
→昭和48年11月、虫プロ倒産。会社の金を持ち逃げされたのは、トドメだったな…。負債も4億円。
→自分を見つめ直した手塚の書く『ばるぼら』。なんで女神が死ぬんだよ。…そして作家自身も…。
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・『おとなのEテレタイムマシン「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝。 談志が語る手塚治虫 第四回“やっぱり優しい人でした”」』
→エレファントカシマシの宮本浩次が、この立川談志から爆笑問題の太田光の系譜に繋がってる気がするのよね…。なんでこんな奇天烈行動に出ちゃうのかね。
→『雨ふり小僧』のストーリーが素敵すぎる。
→スピルバーグを“脅かし屋”と呼んで茶化す談志。手塚治虫との格の違いを見せつけたい、談志さんの気持ちが見えて面白い。
→半蔵門病院に入院する手塚。昭和63年3月。退院して再入院したり。胃ガンか…。
→病床で書く『ネオ・ファウスト』。もちろん未完に…最期の原稿が…。
→高田文夫のパーティーに来てくれた、手塚先生。痛々しさを、談志は直視できなかったのでは?
→平成元年2月9日。手塚治虫死す。60歳で死去。惜しいよなあ…。
→この番組を、談志さん自身が「天に唾する行為」と謙遜しているのが、また優しいよね。
→「談志がはしゃぎ回っただけ」って…。どんだけシャイなのよ談志さんもさ。
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→2024年4月14日㈰の収録。永六輔に似てるんだよなー。「禁酒番屋」は柳家喬太郎の⇩も面白かったがね。
【2021年『9月1日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20210910/1631279981】
→そりゃ殿様も、家臣が酒席のゴタゴタで斬られたり切腹したりされるんじゃ、禁止したくもなるわな。
→どっこいしょの連呼。
→“水カステラ”ってなんだよ!んなわけあるかい!だんだんアレ⇩に似てきたな。
→飲まれすぎてとうとうお小水を…。
→「まこと小便であれば」って、小便なら飲まねえだろ!
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→J:COMにて。WOWOWのドラマ?2017年。もう7年かー。
→あー、娘殺して埋めたヤツからスタートだっけ。
→え?この父(小林薫)が殺した長女役…伊藤沙莉なん!?うおい!『虎に翼』やんけ!
→音楽がいいなあ。サスペンスらしさが出ている。
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→死んじゃったか…。なしくずし的に取材延長頼まれちゃったなー。
→で、このレイプが行われてる家はなんなのよ。どうこの土井崎夫妻と関係してくるのだ?
→借金?
→土井崎のとっつぁん(小林薫)が、妻(松田美由紀)のことをチラチラ見てるのが気になる。何を隠してるのだ?
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→金子ノブアキの役怖いなー。田牧そら、この頃小さいなー。にしても、30歳そこそこの男性に「カワイイね」って言われてアイスもらって嬉しそうにしちゃうの、10歳そこそこの女子だとなんとも思わんのかね。
→さあ、繋がってきたぞ。
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→弁護士(黒木瞳)も動き出す。土井崎夫妻が守ろうとした存在に、手を出させないために。
→どんどんヤバいことが明るみに。
→え、コレお母さんなの?若すぎじゃない?
→いない。死体遺棄?
◇
→まあ、レイプだと思ってたよ。
→この子の家も大概だよな。
→こんなんで死ぬかな?てか、こっちが事件にならんのが不思議だが。運転免許証を奪ったのは、発見しても身元が判明しないようにしてる?
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→リンゴ今度は皮剥いてまるかじりするんだ。どういう演出やねん。
→あ、金川会長(石坂浩二)は死んじゃってるのね。秋津刑事(池田成志)、見てきたように言うなあ。さすが、古畑任三郎で二度殺され役をやった男…。
→これで解決?
→真犯人(時効だけど)!
つながりつながり。