その身を内から食い尽くす

11月13日の視聴

・『ドキュランドへようこそ「マリー・アントワネット 最後の日々」(フランス、2019年)』
→原題:To Kill a Queen:The Last Days of Marie Antoinett。
→ちきりんブログ⇩でマリーの功罪、というか刑の正当性がテーマとして上がってたので、なおさら興味深い。

https://chikirin.hatenablog.com/entry/2021/05/11/120618

フランス革命後、1793年に始まる恐怖政治。悩むロベスピエール。大衆の不満をそらすための、生贄はもちろん…。
→恰好のスケープゴート
→牢獄、灯りもくれないのか。フーキエめ。
王太子を歌で洗脳。エベールの流すフェイクニュース。エベールとフーキエが手を組む。
→改竄される裁判記録。王妃を護ろうとする者は、次々と処刑される。
→なぜマリーは「カペー」と呼ばれてるの?
→なんだかんだ政治には関わっていたらしい。
→エベール、こともあろうに「王太子が王妃と近親相姦の関係にあった」、などとデマを!悪質すぎる。モラルで殺そうとする、今のフェミニスト⇩と全く同じ手法。

https://note.com/terrakei07/n/ndf5394bea825

…こういうさ、絶対正義(と一見思えるナニカ)を振りかざす危険を問題視する意味で、ジェンダージェンダー言ってるNHKは“総合テレビ”この回を放送したほうがいいと思うよ。
→近親相姦の告発に、マリーは黙る。そして叫ぶ。「私はなぜすぐ答えなかったのか、それは」「このような告発に答えること自体、自然に背く行いだからです」「この場のすべての母親に訴えます」と。女性たちは王妃を支持。そして市民は知る。この裁判が形だけで、死刑確定で行われているものだと。女性蔑視、それが、革命政府のやり口だと。
→その後、王太子は監禁、衰弱。自然死するも、埋葬場所は未だ不明。誰にも訪れさせないために…鬼かよ、革命政府。
→マリーの実家のオーストリアも、恐怖政治のフランスは分が悪かったのか。自国も戦争中。とにかくフランスに戦争で勝って救おうとしてたのかもな。
→マリーの弁護人、どんなに言葉を選んでも逮捕される。こんな場なら、私が弁護人ならブチ切れて死なばもろとも、裁判の場でフーキエとエベール殺して処刑されてやるわ。アシェラッドのように。


→そしてギロチン。1793年10月16日。遺体は、ルイ16世も眠る、マドレーヌ墓地の共同墓地。
→で、数ヶ月後、証拠隠滅で陪審員も大半がギロチン。エベールはマリーの5ヶ月後に処刑。ロベスピエールは、エベールの4ヶ月後に処刑。フーキエはロベスピエールの10ヶ月後に処刑。マリーを生かす道を選ばなかったことが、のちの政府に彼らを危険視されたのかな?
→唯一の救いは、「マリー・アントワネットの遺体が、1815年に掘り出され、フランス王家の墓所に安置された」こと。

・『ねほりんぱほりん「親が“神様”を名乗る人」』
→なんだろ。以前観た、宗教2世⇩…とは違うんかな?あれは親は神じゃないもんな。

moritsin.hatenablog.com


→このタイミングで鬼束ちひろ流すの最高。

→アヤさん家、お母さんは神の自覚あるのになんで神棚あんねん。神様の拝む神、てなんやねん。
→レイプされた娘に「アタシを崇めないからです。ザマを見なさい!」…は無いわー。


・『ドキュメント72時間秋葉原 イヤホン専門店で 耳をすませば
→お父さんと来ていた小6女子、お父さんをクサす言動が、ちょっと距離を置きたいタイプ。プロゲーマーを目指すにしても、対人関係ゼロにはならんからな。
→このお父さんはお父さんで、勉強苦手な彼女に「テストで100点とったら買ってあげるよ」っていう「苦手克服で報酬」は違うやろ。あくまで予算の問題なんだから、「これ買うために貯金するから○○ヶ月待ってくれ」でええんちゃう?
→ドラムやってるDAC音楽好きの大学生、かつて、子役だったとのこと。しかもこの『ドキュメント〜』のディレクター(カメラマン?)が、「昔いっしょに仕事したことあります!」「こんなに大きくなられて…」とかお父さん目線に。すげー出会い。この回、絶対年末SPの上位に来る。

・『ムジカ・ピッコリーノ「ああ」』
→もちろん「津軽海峡・冬景色」(石川さゆり、1977)。都はるみと間違えそう。

・『ムジカ・ピッコリーノ「ふしぎな太鼓」』
→なんで粘土貼るん?あーでもあるか、日本にも。
→ドール(太鼓の一種)。モンストロの様相から、インドっぽい気が。
→「Tunak Tunak Tun(トゥヌク・トゥヌク・トゥン)」。ダレル・メヘンディ、1998年。やはりインドの歌手。

・『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 第57話「魔界の神」』
→バランの死体は焼却するわ、ダイは一瞬で気絶させるわ、ポップのメラゾーマは“メラ”で消し去るわ…。レベルが段違いだ。バーンに勝てるわけもない。
→カイザーフェニックス。
→バーンの語るあれこれ、思わず納得させられそうになるんだよね。
→ダイ復活。いやでも無理っしょ。さっき一瞬でボコられたのよ?
→意外に善戦。
→なぜ燃え尽きた?!


・『86-エイティシックス- Episode12〜16ビジュアルコメンタリー特番』
→内容は相変わらずよくわからんが、戦闘シーンが面白そうなのでまた観るかのう。

・『ネタパレ(2021.11.13)』
→“オドるキネマ”は堕ちていく女を演じるの、抜群だよ。
→“ぽんぽこ”の女性の方、普通にしてたらカワイイやん。声量ないけど歌はウマイやん。




つながりつながり。