- 作者: ちきりん,梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/06/01
- メディア: 新書
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我が子の保育所の運動会にて。
私もパートナーも出席し、
我が子の出場演目が終了したと同時に、
我が子をそのまま預けて帰りました。
◆
大半の保護者は、自分の子の演目が終了後に
・そのまま残って、子どもと一緒に他の学年(?)の子の演目を見学し(その間ヒマ)、
・子どもが給食を食べ終わるまで待って、
・その後家へ連れて帰る
計画だった様子。皆さん、私とパートナーが「我が子を保育士さんに任せて帰宅」する会話を近くで聞きながら、
(「え、置いてっていいの??」)
とヒソヒソ話してました。聞こえてますけど。
いや、でも…
我が子の演目終了から給食開始まで約1時間。給食の始まりから終了まで(たぶん)早くて30分。計90分。
…待てます?皆さん…。
※待てない保護者で、我が子の演目終了後に連れて帰ってる方はいました。
◆◆
我が家は、保育所を
・自分(我々保護者)の時間を確保する
・その他、炊事洗濯掃除、各所との連絡、収入増加のための時間を作る
・(どんなに可愛かろうとも)家に居ると、数々の「邪魔で」「鬱陶しく」「大声張り上げて叱りたくなる」上に「ぶん殴って」「外に放り出したくなる」ような行為を繰り返す我が子との時間を減らす
・考える余裕をもつ
・で、DVの危険から我が子を遠ざける
等のために利用しています。
◆◆
子どもは親との時間が長いのが幸せ
なんていう迷信(神話?)は信じません。ですので、
「保育所に預けちゃって可哀想」とか
「保護者の仕事が休みの日は、保育所に預けちゃいけない」
とも思いません。
子どもは親との時間が長いのが幸せ
という神話を信仰し始めると、
・ワンオペ育児
・うつ
・DV
・自殺
・無理心中
・虐待死
の危険が増すだけです。
◆◆◆
いわゆる国の少子化対策は、「母親たち」に子育ての責任を押し付けながら
「国が潰れると困るので、未来の納税者を増やしてね」という、
国のために子ども産ませようシステム
です。
あの…出産も育児も命懸けですよ?それがわかんないジジィどもの考えたシステム。誰がそんなもんに乗っかるかっての。
我々の存在が、生きてきた“結果”として日本のためになれば、それはそれで嬉しいけど、
お国のために産まれてきた訳でも、産んだ訳でもねーわ!
子どもは社会が育てましょう。
つながりつながり。