生活保護受給者Lの繰り言(その2)

実は、この申請の前に、一度申請に行っている(二週間ほど前)。

“水際作戦”のことは知識としては知っていた。

ただ、その時カウンターで担当したCWのK氏が若く(経験不足、という意味で)、こちらがほぼ全て書類を持っていったにもかかわらず、

「貯金が○○万円如何になったら来てください」

と、申請を受け付けてもらえなかったのだ。

これについての福祉事務所の事情としては(若いCWくんは、声高には言えなさそうだったが)、生活保護では(年齢や我が家の家族構成での)“一般的な支給額”があり、

その半分以下(未満?)

の貯金額にならないとそもそも受給には至らない、ということらしい。

だからといって、申請を受け付けないのは違法なわけだが…。



その日は、パートナーに無理をおして連れていったので、

パートナーの体調悪化が心配で、ここで揉めて時間がかかるのを避けようと、私は引き下がってしまった。

そして二週間後に再訪し、H氏からあのような仕打ちを受けることとなる。


(続く)