崩壊する実存

7月26日の視聴

 

・『こころの時代~宗教・人生~ シリーズ ヴィクトール・フランクル①「それでも人生に意味がある」』

→『夜と霧』のヴィクトール・フランクル(1905〜1997)。

→語り、門脇麦なんだ。

フロイトに手紙を書き文通し、アドラーの弟子ともなる逸材の、時を奪ったナチス・ドイツ

→勝田茅生さんの、小野正嗣さんへの合いの手、割と雑な雰囲気。

 

 

・『こころの時代~宗教・人生~ シリーズ ヴィクトール・フランクル②「苦悩を生き抜く」』

ポーランドオシフィエンチム…ドイツ語で“アウシュヴィッツ”。

フランクルが学び、形成した“ロゴセラピー”。

→臨床心理学者・霜山徳爾。『夜と霧』を翻訳した人か。

→看護師ティリー・グローサーとの出会い。妻か。収容されたのは結婚の後なのね。

→初めに送られた、テレージエンシュタット収容所(チェコ)。父はそこで死に、フランクルアウシュヴィッツに送られることで、母とは生き別れになった。

→ティリー、夫に内緒で移送願い出して、共にアウシュヴィッツに?!着いたのは第2収容所・ビルケナウ。

→男女別に分けられるユダヤ人たち。「仮に職員に体を与えることになっても、生き延びるんだよ」と妻に伝えるヴィクトール。

→強制労働に耐えられなさそうな者は、ガス室へ。マジかよ。私とか、即ガス室だな…。そんな“絶滅収容所”…。

→え、ヴィクトールは妻をアウシュヴィッツに残して、カウフェリングに移送?なにゆえ?

→戦争末期には、ナチスも単純な虐殺はせず、不足する労働力を維持するために療養させてたのか。それは初耳。

→療養する者たちを治療しつつ、当人も発疹チフスに。しかし意志を失えば外に出されて凍死しかねない。意識を保つためのロゴセラピー、その一端である“自己超越”。

→テュルクハイムに移って7週間後、1945年4月27日に解放!…しかし、母は別れて4日後にガス室へ。兄も…。そして、ティリーはベルゲン・ベルゼンで解放まで生き延びたが、衰弱死。これはショックすぎる。

→そして失意の中。友人たちが準備したタイプライターで、解放後最初に書き上げた『医師によるメンタルケア』。これを論文として、職を得る手伝いをする周囲の人達。彼もまた、患者を生かし、周囲に生かされている。

 

 

・『こころの時代~宗教・人生~ シリーズ ヴィクトール・フランクル③「豊かさの中の“空虚”」』

→なんかさ。2020年代に生きる人間の縮図が、彼の時代に既に見えているな。戦後、精神科医として復帰したフランクルが、スピーチで、

 

『「意味」を失った若者が増えた』

『昔のように、伝統的価値観が、何をすべきかを教えてはくれない』

『今や、人々は、何をしたいのかも分からなくなっている』

 

…と語る。つまるところ、大多数の凡人には「伝統的価値観」の方が生きやすく、それは特に“女性”にとって、出産以外の道がさも幸せかのように」見えたことで顕在化してしまった。

→人権というフタを開ければ、ヒトの幸福の源泉であった“人間の子”を産みも育てもしなくなり。彼女たちを、現世利益しか見えない、強欲な存在に変えてしまい、我々は今や滅びの一途だ。

フランクルの仮説(?)は、私には成立しなかったように思う。豊かさの中で、どんなに手練手管を使っても、彼の「若者も意味を見いだせるはずだ」は、高齢者に搾取される現代日本では、灰燼に帰した。

フランクルが収容所から解放されて知った、父・母・兄、そして愛する妻の死。やり切れんな。

→1946年2月。ウィーン大学附属「ポリクリニック」の精神科部長に。例の“若者の空虚感”について、世界各地から講演依頼が。え、國學院大學にも来た(1969年)の?!まさか、ウチの親…。

國學院フランクルが語った内容ってさ。ある種の“モラトリアムの容認”だよな。でも…「結婚して産んで育てよ」という解に、フランクルが気づいてないこと、ある?

→うーん。フランクルさんの視点は素敵なんだけど、「過去を思い返したりするから、“意味”を見失う」というより『余計なこと考えるヒマがあるから、“意味”なんか考えちゃう』のでは?

→“過剰自己分析”を行う、当時の「フロイト流の精神分析」に異を唱えるフランクル

岩礁の例は分かりやすいな。

フランクルが、ロゴセラピーに取り入れた「実存主義」。…ここがなんか私には合わないんだろうな。…こんなもんを女子が学んじゃって、さらなる不幸が続いてる。セックスは偉大だよ。まぐわえ。産め。話はそれからだ。

→精神力など、ホルモンには勝てんよ。

→「コペルニクス的転回」には賛成だけどさ。この喩えで、中心に据えるのは、“意味”でなく“次世代”だと思うよ?

→晩年のフランクルの住まいを利用した「ヴィクトール・フランクル・センター」。生誕100年である、2005年より。センターでのワークショップ、女子しかいねえな。そんなん(スンマセン)後でいいから、産んで育てろ!

 

 

・『ネタパレ(2024.7.26)』

→“ヤーレンズ”も“家族チャーハン”がもう、鉄板の面白さだな。

→“ジャングルポケット”が出てくるの、珍しくない?…缶コーヒーがパワハラに…。いいよね、こういう常識壊しみたいの。

→チャレンジパレードは“しずる”から。プラス1人に、お見送り芸人しんいちを!

→なんやねんこのオチは!

→“キンタロー。”のフリップネタか…。トバそう。

→“わらふぢなるお”は、またリズムネタ?

→出来てへんやんけ!

 

 

 

 

 

つながりつながり。