「大人の発達障害」をうまく生きる、うまく活かす (小学館新書)
- 作者: 田中康雄,笹森理絵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/12/01
- メディア: 新書
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偏見を承知で…。
高学歴(大卒とか大学院卒とか)で、
就職後の人間関係などから「うつ」などを発症してリタイアした人達が、
塾講師や家庭教師をよくしていますが。
彼らの「うつ」は、発達障害からくる“二次障害”が含まれているのではないでしょうか?
卑下するわけではなくて。
「うつ」になったのは彼らのせいではないでしょ、ってこと。
かつての発達障害は、医療関係者ですら
「子どもだけの障害」という認識
で、しかも
当事者が学校生活が営めている(ように見える)
と、きっと、彼らのうち
発達障害を見逃されたまま大人になってしまった(学習障害がなかったので、その他の発達障害の症状が見えづらくなっていた)
人が多く、でもいわゆる「お勉強」はできるので、学生生活同様に社会生活も営めるはずだと周りからは認識されるも、
社会人になって問題が顕在化し、にっちもさっちもいかなくなった末に退職せざるを得なくなり、
稼ぐために仕方なく、(唯一自信のある)塾業界含む教育産業に集まってくる、という…。
教育産業になにか言いたいわけではないです。
ただ、「読み書き計算は出来ないとダメ」とか「(子どもたちに対して)お勉強を出来るようにしてあげることが、必ず幸せにつながる」という発想に固執するのは危険だな、と感じた次第。
つながりつながり。