1+1=1

9月17日の視聴

 

・『コズミックフロントΩ「地球誕生」』

→毎度のことではあるんだけどさ。この、冒頭の“バーチャル阿部寛”みたいのが、どんな形で出てくるか、いつも楽しみにしてるのよね。

→太陽の誕生は46億年前⇩。

 

【2023年『8月23日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230919/1695117271

 

国立天文台講師・平松正顕。

アルマ望遠鏡による、おうし座HL星。生まれたばかりの太陽に似ている…。

→メキシコ国立自治大学、フレデリック・マセット。この画像の年輪みたいのが、惑星の元だと?

→水金地火…までの岩石惑星。地球だけ特別な状態なのはなぜだ?

→惑星の赤ちゃんが、太陽に吸い寄せられて消滅しなかった理由とは。

→マックス・プランク天文学研究所のヒューバート・クラー。乱流の発生が、“惑星の赤ちゃん”の減速を妨げ、太陽に吸い込まれずに大きくなるチャンスを作ったのか!…言うても、それで全ての“惑星の赤ちゃん”が「惑星」になれるとも限らんわけで。マジで奇跡の天体だな、地球も。

→そして、いよいよ地球誕生の話へ。国立天文台教授の小久保英一郎にバトンタッチ。

→ある程度大きくなると成長ストップ。しかし、1000万年ほどでガスが消え去り、軌道がそれぞれズレ始めて、惑星同士が合体して今の形に!

→青くなった(水の惑星となった)理由とは?

→太陽に近すぎると水は蒸発、遠すぎると凍っちゃう。しかも小さすぎるとそれはそれで地表に“液体としての水”をとどめておけない。そんな絶妙な「(太陽からの)距離と(惑星本体の)大きさ」。

→謎を解くのは、千葉工業大学の学長(当時)、松井孝典!1986年に発表の『海は「水蒸気を含む大気」から誕生した』という説。

→降り注ぐ「水を含む小惑星」があった、と?

桐蔭横浜大学教授、中野英之!衝突時の、小惑星にかかる圧力を再現。石油と水に分離?

→初期地球に、火星規模の惑星が衝突。「ジャイアント・インパクト」!

→あれ、月が出来たぞ。最新シミュレーションは、東京工業大学教授の玄田英典。ジャイアント・インパクトが海にほとんど影響を与えないことを示した。吹き飛んでもせいぜい(それでも大きいが)30%…。

→おお…壮大なシミュレーション。ワクワクするね。我らはチリの子!

 

◆《「今日の数学」のコーナー》

 

・『NHK高校講座 数学II「第6回 整式の除法と因数定理」』

→これ、完全に私の頃、数学Iの範囲だったぞ?やっぱ今の高校生、やること増えた分、こういうの後回しにされるんだな…。

→結局“わり算”でしかないので、小学校の計算方法と同じ。

 

(わられる数)=(わる数)✕(商)+(余り) …🅰️

※(余り)は(商)より小さい

 

→「整式の除法」における大小関係は、🅰️のような数値の大小でなく、あくまで“次数”の大小。

→よって整式の場合、

 

A=BQ+R

※A:わられる式、B:わる式、Q:商、R:余り

 

…ん?余りの次数の定義とか無いの?

→そして「剰余の定理」。

 

P(x)=(x−α)・Q(x)+R

 

と表すと、x=αでP(α)=Rとなるため、

 

『整式P(x)をx−αでわったときの余りはP(α)である』

 

…が剰余の定理!で、これをどう使う?

→x−αで割った時の余り、なんだからx+1で割るならα=―1だぞ!気を付けろ!

→そして「因数定理」。要は、P(α)=R=0の時の話なわけで、

 

『整式P(x)において、P(α)=0⇔x―αはP(x)の因数である』

 

…が因数定理。とすると、P(α)=0になるxの値さえ見つければ、整式P(x)の因数が分かる、てことだよな。なので、例題の整式

 

P(x)=x³+2x²―x―2 …🅱️

 

においては、定数項の約数(±1,±2)の中にαがあると当たりをつけて、xに代入して試す、と。1つ見つかれば整式の除法で因数分解は出来るので、次数が多ければ、それ以降はこの繰り返しをすればいいな。

→今回みたいに、約数が4つしかない場合は、全種類試してもいい気はする。実際に試すと、P(2)以外の3つは「=0」になるため(x―2、は因数でない)、🅱️はP(x)=(x−1)(x+1)(x+2)。

→終わりの例題の解答が番組ホームページに!という誘惑。解けるとやりたくなるよね!

 

 

 

つながりつながり。