アジアマスター

7月30日の視聴

 

・『3か月でマスターする世界史 第3回「世界宗教 誕生の条件」』

ゾロアスター教から、キリスト教へ?これもオリエントが舞台なのか。

→乾燥地帯などで自然環境が厳しいと、「統治の手段として“宗教”を利用する」のか?確かに、奈良の大仏建立も、人心が乱れがちな時期に造っていたな…。

ゾロアスター教最高神・アフラ=マズダ。ダレイオス王(アケメネス朝ペルシャ)が信奉したと。創始者ザラスシュトラ(英語のゾロアスター)。しかしこれ、紀元前12世紀or7世紀…ってハバあるなー。死後の世界、という概念が現代宗教に繋がってるな。倫理を説くのも既に西欧文明ぽい。

→…聞けば聞くほど、アニミズム的な神の宿り方を是とする、日本のアイヌ神道みたいのとは違うよな…って思う。

→アケメネス朝ペルシャから、ササン朝ペルシャ(224〜651)⇩へ。

 

【2022年『7月11日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220712/1657611843

 

…アフラ=マズダとアルダシール1世の壁画彫刻。聖典「アヴェスター」もこの頃?

→アフラが阿修羅で、ジャムシードが閻魔?

ユダヤの苦難、バビロン捕囚(紀元前6世紀)。しかし、ユダ王国を取り込んだ新バビロニア王国は、アケメネス朝ペルシャのキュロス王に滅ぼされる。そのあたりで、アケメネス朝ペルシャゾロアスター教を取り込むユダヤ教。なるほど。…そしてキリスト教興る。

アルメニア王国(前2世紀〜5世紀。王朝長いな!)、301年に、世界で初めてキリスト教を公認。ミラノ勅令(313年)より早い!

→異端とされたキリスト教ネストリウス派を受け入れる、ササン朝ペルシャ。インドの“トマス派”、中国の“景教”がソレなの?

ゲルマン人の大移動に伴い、分裂するローマ帝国(395年)⇩。キリスト教の本拠地も、西の「ローマ教会」と、東の「コンスタンティノープル教会」に分かれる。

 

【2022年『8月1日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220806/1659712797

 

→そして滅亡した西ローマ帝国…教会の生き残りをかけて、フランク王国と結びつくローマ教皇(800年)!

 

 

・『3か月でマスターする世界史 第4回「イスラム 拡大の秘密」』

→「東ローマ帝国ビザンツ帝国)vs.ササン朝ペルシャ」の争いが、シルクロード交易路を遮断してしまい、紅海廻りの商業が発達する7世紀。そこで興る、イスラム教。

ムハンマド(40歳)⇩が、ヒラー山で神の啓示を(天使ガブリエルから)受けるのが610年。なんで宗教指導者、山に登るん?

 

【2022年『7月11日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220712/1657611843

 

ムハンマドが商人だったから、イスラム教自体も(農民と違い)土地に縛られない、てのは面白いな。

→神の名の下に行われる略奪行為!なんつーパワーワード

ササン朝を滅ぼして、ウマイヤ朝作ったのがこのイスラム勢力、てのが恐ろしいよな。

ムスリム内での差別が問題視され、アブー・アル=アッバースを擁立するアッバース朝が、ウマイヤ朝を倒す。750-1258は約500年の政権は長いなー。それはすげい。

→へー、支配地域がここまで広がった時点で、ムスリムは全体の8%ほど。10世紀入っても半分くらいなんだ。いうても半分は多いだろ。

帝国主義を契機に、西欧の強さに負け始めてしまい、厳格なイスラム教に変化していく。

→守川知子准教授が唱えるのは、現代がイスラム版の宗教改革、すなわち「イスラミック・リフォーメーション」である、との視点。

アッバース朝の都、バグダッド。8世紀の時点では唐の長安に並ぶ大都市。この、円形に城壁で囲まれてる…ってあたり、ウォール・マリア⇩を彷彿とさせるよね。

 

【『その進撃を 止める時』のエントリ→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220106/1641442105

 

…インド・ギリシャから「数学」が、インド・ギリシャメソポタミアから「天文学」が、そしてペルシャから「医学」が、とSTEMな技術や知識の集積場になるバグダッド。それが十字軍⇩を介してヨーロッパに…。

 

【2022年『10月3日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20221016/1665916244

 

アッバース朝が、当時全盛期の“唐”とタラス河畔の戦い(751年。両国の境目あたり)等で戦闘する中で、捕虜とした唐人から「紙の製法」を学んだことが、羊皮紙(勝手に書き換え可能…)から修正不可(!)のpaperによる契約関係に以降していくのもまた興味深い。

→メスキータ(大モスク。スペイン・コルドバ)。パレルモ大聖堂(イタリア)。アルハンブラ宮殿(スペインテンアンダルシア)。

イベリア半島後ウマイヤ朝(756-1031)って、ウマイヤ朝の残存勢力が、アッバース朝から自立したんだ。“独立”と言わないのはなぜ?

→ん?次々と自立(ファーティマ朝、ハムダーン朝、ブワイフ朝、サーマーン朝、カラハン朝…)?これ、全部アッバース朝の“一部”って位置付けだったりする?そういうわけでもないか。…今とは、“国の概念”が違うので、「独立」とは違うのかね。

→次回、東に進む勢力と裏腹に、人が東から入ってくるらしい。

 

 

 

つながりつながり。