・『映画の時間「アメリカン・クリスマス・キャロル」(アメリカ、1979年)』
→ああ、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』なのか。
→子どもたちが物乞い…いや、寄付を募ってるのか。あ、パンくれた。
→このメガネ兄さんは、何の責任を彼らから負ってるの?そしてここは、ニューハンプシャー州のコンコード。1933年12月24日の設定か。
→何このカード。てかこのジジイ(スエードさん?スレードさん?)は本気なのかなんなのか。こんなんで、子どもらが喜ぶわけないじゃんよ。…怠けるな、という意見には賛同するけどね。
→この黒人家庭に何の用だ?
→差し押さえ?なぜ?てか、こんな二束三文の家財道具、もらってどーすんだよ。金持ちならもうちょい、ジワジワ取り立ててはどうなんだ?
→「子どもたちの家」とは?孤児院とかだろうか。スレードもココの子だったのかな?なら、貧乏人にすら厳しいのも分かるが。
→孤児院から、ピアノだかオルガンだかまで、取り立てるのかよ。軍の差し押さえ令状って、こんなカンタンに何枚も発行されんの?
→ディケンズの初版本!
→めちゃくちゃ取り立てるやん…。街全体が貧乏なのか?…いや、世界恐慌の影響がまだある、と?大口の顧客とかおらんのかな。そっちからだけ取り立てりゃいいじゃん…。
→お、ニューディール政策の片鱗が。頑張れ兄さん(サッチャー君?)。…あ、採石場の作業員の味方をしたら、クビになった。アカンやん。
→ディケンズの初版本破りやがった!おもむろに悪くなる天候。
→ジャック・レイサム(親友なのかな?)の幽霊…が。ディケンズの初版本が呼び寄せた、のか?
→やり直しが始まった…?!1927年に?
→あれ、本屋のオヤジだ。彼も幽霊なのか?自殺でもしたか?
→養護施設だ。スレードは…一番助けが必要な子だったのか。そして養父のトコへ。
→養父の娘(ヘレン?)がじっと見てるな。のちの奥さんかな?「そうだ、ヘレンは美人だった」じゃねーわ。
→ちゅー。
→…なんか、スレードの若き日の姿、ガメついジジイになってからの顔とちゃんと同じなんだが…もしかして特殊メイクでジジイに変えてるのか…?
→流れ作業の家具が、養父の工場を廃れさせることを憂いた挙げ句の離反、か…。ヘレンとの別れ。
→なんで戻ってきた?
→サム、なんで残業なんか…。
→葉巻が!
→…全焼かな…。養父ブリュースターの心臓が心配だが…。
→養父死す。投資家レイサムのせいにすんなよ、スレード…。
→なぜサッチャー君の家に。あ、病気で足の悪い、サッチャーの息子・ジョナサンの様子を見せるために…。
→ジョナサンが死に、スレードの家具や肖像画が燃やされる未来。…うらぶれた墓石は、もちろん…「ベネディクト・スレード」。
→ラジオ持ってた黒人夫婦の夫、サッカー選手の小林祐希に似てるな。
→孤児院のピアノも戻ってきた!
→ブリュースターさんの工場、焼けたまま残ってるの?!何十年も?これを建て直すのは…至難の業だぜ?
→あの時の自分を。
⇒スレード役のヘンリー・ウィンクラー、現在の姿がこの爺さんのまんまなので、やはり45年前のコレは特殊メイクだな。声優は伊藤和晃。
⇒それにしても、ヘレン役の声優が下手くそなんだが…。
※舞山裕子、現在42歳。するってえと、吹き替え担当したのはまあまあ最近なのだな。