4月24日の視聴
・『100分de名著 フロイト“夢判断” 第1回 「“無意識”の発見と精神分析」』
→ジャック・ラカンを研究するなら、フロイトを読むしかなくなる。
→夢占いとは違い、「本人に判断させる」ってのは目からウロコ。
→さすがの首席。
→フロイトの人間味。自分も実験台。自分をさらけ出す所業。
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・『100分de名著 フロイト“夢判断” 第2回 「夢形成のメカニズム」』
→立木さんが、伊集院さんに感心しまくるの巻。ところで、いい声してますね。
→ダジャレが夢に入り込む。洋の東西を問わず。へー。
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・『100分de名著 フロイト“夢判断” 第3回 「エディプス・コンプレックスの発見」』
→えっ『中二病』って伊集院さんが言い出したん?初耳。
→母子関係のところで“つまづき”があると、三者関係とも言えるエディプス・コンプレックスとして治療に向き合うと、上手くいかなかったりするのね。
→性的多様性の支持者と言って間違いない、ジークムント・フロイト。
→『性理論三篇』。画期的だとは思うよ?でも、次世代が生まれなければ滅んでしまう、国が保たない、という自明の理に関しては、いかにフロイトと言えども、立木さんにしても、全く語れていない。
→いわゆる「多様性」ってさ。絶対評価なら一見“平等”でも、現実的には長期的に「コミュニティは崩壊に向かう」わけで、相対評価では“不平等”にしかならんのよ。
→今回も褒められる伊集院光。
→精神分析学が担うのは『“運命的な惨めさ”を、“ありふれた不幸”に変える』こと…だと?!その表現、恐ろしいなフロイト。体の傷の回復と同じで、心の回復も最後は本人に委ねるしか無いもんな。
→願望充足が、時を経て満たされる事件において、歓びでなく“畏れ”が生まれる。
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・『100分de名著 フロイト“夢判断” 第4回 「無意識の彼岸へ」』
→「メタ心理学」の世界へ。本丸はココ。
→えーと、“パブロフの犬”的なことか?
→ほう。フロイトの遺したこの余白に、踏み込んだのがジャック・ラカンか。第三の現実?
→願望充足でない、2つの種類の夢。それはフロイトにとっては、例外なのだと。
→ナチス・ドイツの台頭で、(弟子の尽力により)ロンドンに脱出するフロイト。最後の望みどおり、自由の身で死す(1939年9月)。
→立木(ついき)さんの解釈、未来につながってていいよなあ。
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・『スポーツ×ヒューマン「王者たちの語らい 橋本大輝×内村航平」』
→いつぞやの橋本大輝の回⇩で行われた対談コーナーを抽出した特別版…だと思えばいいのかな?
【2024年『2月14日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240224/1708773060】
→“体操は物理学”(内村航平)。どうでもいいが、内村選手の語彙力が若すぎて「なんでやねん!」とツッコミ入れたい。でも、その中から、言葉を捻り出そうとする彼の愛嬌も尋常じゃないが、な。
→“現役が一番すごい”(内村航平)。
→あー、アテネ五輪(2004)、28年ぶりの団体“金メダル”なのね。
→最後になんか「1つだけ言いたいことがある」って内村航平が言うなら、相当な言葉が出ると思わせて『自分のためだけに120%がんばれ』という、自己中のススメで終わるとは。
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《「今日の国語」のコーナー》
・『10min.ボックス 古文・漢文「雨月物語(上田秋成)」』
→18世紀、江戸時代中期の怪談小説集、「雨月物語」。話は九つ。
→その一つ、「浅茅が宿(あさぢがやど)」。ちょっと落語の「茄子娘」⇩を彷彿とさせたりして。あんなコミカルではないけど。
【2024年『4月8日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240426/1714059102】
→作者は上田秋成(1738―1809)。そもそも、中国の小説や、日本の古典文学を参考にしてるのね。
→修行を積んだ住職が主人公の「青頭巾」。遺体を喰うなよ!浮気性の夫と、その妻の物語「吉備津の釜」。アッサリ復讐されんなや。
つながりつながり。
